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【読書記録】欲が出ました

こんにちは、なつめです。

我が家では、わたしと小2息子、親子揃ってヨシタケシンスケさんブームが到来中。
わたしはエッセイを、息子は絵本を読んでいます。
図書館でもほとんどが予約で埋まっていて、みんなヨシタケシンスケさんの本が好きなんだなぁとほっこりしました。

息子の誕生日にはヨシタケシンスケさんの本をプレゼントしようかな。誕生日は半年後だけど。


さて、今回は図書館で借りてきたエッセイです。

『欲が出ました』

この本の前書きで出てくる『納得欲』という言葉が斬新かつ面白いです。

「欲」といいますと、人には様々な欲があるわけですが、
そのうちのひとつに「納得欲」なるものがあるように思うのです。
人がついつい考えすぎちゃう理由のひとつが、この「納得欲」という欲望のせいではないかと思ったのです。
(中略)
「わかりたい」「理解したい」という気持ちは人間だけのような気がします。
だからこそ、人間にとって「納得いかない」ことが、非常に大きなストレスになるのではないでしょうか。

『欲が出ました』p.4〜5より抜粋

この導入部分がものすごくしっくりきて、それこそ、「納得できるなぁ」とうんうん頷きながら読んでいました。


それから、この本のオススメポイントとしては、ヨシタケシンスケさんのスケッチだけがランダムに並んでいるページ。

その中でもわたしのお気に入りは以下の4つです。

●スケッチコーナー①7ページ目(P.63)左下
「今、私の心の一等地で、テナントを募集しています。」

●スケッチコーナー①8ページ目(P.64)右上
「一般公開」

●スケッチコーナー②7ページ目(P.99)左下
「ドゥクシ期」

●スケッチコーナー③6ページ目(P.147)右上
「心の中にもいつもかばう場所がある」

ここに載せられないので、気になる方はぜひ本書をお手に取ってお確かめください。


それでは、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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