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4月

この時期は、新入社員が入社し
社内でも異動があったりで、既存社員も今年度の計画や新たな取り組みを個人個人で策定して上司と期首の面談をするなど、これから新たな気持ちでスタートと思うと少しだけ留まっていた空気の流れが入れ替わって換気されたような感じがする。

とはいえ、コロナの影響もあって人とのコミュニケーションが若干薄れていることに慣れてしまったせいなのか、時代の変化なのか?
先日どこかの番組で、入社日に退職代行の会社にお願いして退社してしまう新人が増えてるというニュースに目がとまった。

退職代行というサービスが成り立つほど需要もあるらしい。

会社側の立場は、入社前から研修をした人材が研修だけ受けて辞めてしまうなんて、なかなかの損失でしかない。

退職する側の立場で見ると、違和感を感じたり自分がその環境に馴染んで仕事していける事が想像できない、「自分の責任で選び、企業からも選んでいただいた会社。何ごともやってみないとわからない」などと妥協する予知もないなら退職という選択もアリなのかもしれない。

けど、やはり私の辞書には「自分の責任で選び、企業からも選んでいただいた会社。何事もやってみなければわからない」の一文があるので入社した日に退職する選択肢がない。

私の場合は鉄板の「石の上にも3年」これを親から就職前にさんざん言い聞かされていたので、この言葉を思い出して辛いときも耐え忍ぶしかないのだと割り切って仕事をしていた記憶がある。

石の上に3年は待ってから(正確には4年半後)転職した。

社会人生活は仕事するだけじゃなくてひとつの組織の中でどう立ち回るかとか、まわりとの関わりをどう上手く築きあげていくのか。
(ゲーム的には攻略?)
仕事を覚えることももちろんだが、そういう、本来の仕事以外のことが比較的大きなウェイトを占めていることに気づくのはきっと入社して何ヵ月かたってからだろう。

仕事7割、その他諸々3割?いや。
仕事6割、その他諸々4割かもしれない。

おかげさまで私の座右の銘は
「継続は力なり」

私にとって「継続する」ことは簡単なことではなかったからだ。
今でも自分に言い聞かせる事もあるほど。

仕事を継続するにも仕事そのものがいやでなくても、周りの環境、人間関係、様々な想定を超える出来事が起きるので、そう簡単ではなかった。辞めたくなることも何十回も経験した。

桜の季節はそんなことを思い出す初心に返る季節なのかもしれない。





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