起業のためのリサーチで街にでてみた
4月にしゃおりさんのワークショプを受け、サステナブルファッションを支えるビジネスを形にするための時間を無理にでも作ろうと決めて、毎週水曜日をその時間に当てることに決めていた。
やることは山積みなのだけれど、春がきて暖かくなってきたら古着屋さんやセレクトショップのリサーチが必要だと考えていて、札幌の街のお店を回ることをしようと決めていた。
まずは古着屋さんへ。
それが朝から憂鬱で、家で仕事をしたくて仕方がない気持ちになって困った。机に齧り付いていないとサボっているような罪悪感が半端ない…
おすすめしていただいたビジネス書にも、「世の中を知ってビジネスの種を見つけるために街に出よう」(なかじま解釈)というようなことが書かれていたけれど、こんなところに心理的ハードルが立ちはだかるとは驚きだった。
意を決して家をでてみると、町中に溢れている広告やウィンドウディスプレイ、すれ違う人のお洋服、などなど大量の情報が目に飛び込んできてすごく刺激的だった。
以前テキスタイルデザインのお仕事をしていた時は、お店をまわったり、道ゆく人の洋服を観察したりが当たり前のことだったのに、いつの間にかこの感覚を忘れていたことに驚きだった。
たぶん子どもを産んでから、スイッチが切り替わっていたんだな〜と思う。
なんか、もう、子どもがいると意識しなければいけない事が、道に飛び出さないか、人や物にぶつかりそうになっていないか、大きい声を出してチョロチョロしていないかとか。街中を観察しながら歩くなんてことはとうてい無理…
状況が変わると目に入る情報も変わるんだ〜と新鮮な体験だった。
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古着屋さんでは素敵な服がいっぱいで、大興奮だ。60年代、70年代のビンテージとか久しぶりにみたので、それだけで楽しい。
とてもびっくりした事があって、「これ素敵!」と思う洋服をよくみてみるとビンテージ風に作られた新品の物だった。縫製やタグが現代風。他の服もよく見てみると値札に「古着」と書かれているものと、書かれていないものがあって、書かれていないものは新品だった。
本物のビンテージは数が限られているから、需要のあるデザインは新しく作って、追加しているのか!と当たり前の事かもしれないけれど、私的にはすごくビックリ。昔からあったのに今まで私が気づかなかっただけだろうか?古着屋で新品を売ってはダメだという決まりはないし、お客様のニーズがあるんだろうなという発見。
来週もまた札幌の古着屋さんに行ってみようと思う。
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たった2−3時間札幌の街を歩き、古着屋さん数店舗を回っただけで、次の日は体調不良で大変だった。
夫の単身赴任中からダルさと頭痛に悩まされてはいたものの、単身赴任が明けて緊張の糸が切れたのか、ずっと体調が崩れやすくなっているように感じる…
しっかりと休んでベストコンディションで仕事に集中できるように体調管理が大切だと痛感。休む事が罪悪感でいっぱいになって上手くできないのをコントロールしたいと思う。
そして、このnoteを読む若い女性には声を大きくして伝えたいのが、子どもを持つことを先延ばしにはしない方が良い!ということ。
私は子供がなかなかできず、やっと第一子を出産したのが、35歳の時。
初めての出産が、高齢出産だった。
若くして出産した人と比べて、体の回復が遅いし、出産後は体力が持っていかれて、前の様には戻れない。そこに加齢が加わって、ただただ衰える一方だ。
子どもは授かり物なので、コントロールできることではないけれど、仕事や経済的理由で先延ばしにするのはオススメしない。
出産後も子育てで大変だし、しばらくはキャリアを積み上げられないことに焦燥感にも駆られるだろうと思う。けれど、若さは全てを解決する!体力の回復も早く、余力がある状態で子育てがひと段落できることは本当にアドバンテージがある。もし、出産・子育てで仕事を辞めることになったとしても、再就職のタイミングが40歳前か後かでは大違いだ。
私の場合は意図してこうなった訳ではないので、もう頑張るしかないのだけれど、出産は先延ばしにはしない方がいいと若い女性に伝えたい。
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