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摂食障がいの克服156【4番サード新田君】

 こんにちは。

 スラムダンクも相当好きですけれど、タッチが好きです。

 スラムダンクは誰が好きかと聞かれると、やはりミッチー。私なんかはそう答えてしまうのですが、全員好きです。水戸君もかっこいいですよね。花道くんもとってもかっこいい。めがねくんも。

 タッチは、やはりたっちゃんが好きです。
 以前【131】で書いた、たっちゃんのさりげない南への想いが好き。
 しかしながら、かっちゃんもまた、永遠に忘れません。南を大好きで、確かあの時、救った子供の名前が「南」だったのでは・・・。違うでしょうか。(違ったら申し訳ありません。名前に関わらず、自分を犠牲にして人の命を救える、本当の”エース”)

 タッチは昔、映画にもなり(『背番号のないエース』)本編とは違う内容であったような。

 たっちゃんはずっと大好きで、その頃の友人は、『私は悟空かな』といっていた。
 全くの余談ですけれど、悟飯を守ってピッコロさんがなくなった日、その瞬間泣き、夜中おふとんで、しくしく泣きました・・・。

 『タッチ』

 明青学園

 上杉達也(たっちゃん):  主人公。原田君に誘われボクシングをしていたが、かっちゃんが亡くなった後、南のために、甲子園を目指す。明青学園3番ピッチャー上杉君。ふたご座のAB型だそうです。

 上杉和也(かっちゃん): たっちゃんの双子の弟。頭脳明晰、スポーツ万能、甲子園間違いなしと言われていたが、高校1年生で、子どもを助けて亡くなる。

 南:ふたりの幼馴染。頭脳明晰、スポーツ万能、美人、スタイル抜群、お料理も上手。(父子家庭、父親は喫茶店『南風』経営)。高校で始めた新体操でも、当時9点台を出すなど何でもできる。

 孝太郎:かっちゃん、そしてのちにたっちゃんの親友。明青学園キャプテン・4番キャッチャー。体が大きく、4番だけど、足が遅い。しし座のA型。178センチで92キロだそう。

 なるほど、今調べたら、たっちゃんこそが天才であった。かっちゃんは南同様に本物の努力家であった、と。白鳥のように、ふたりとも見えないところでの努力がすごかったのですね。

 新田由加:後述する新田くんの妹。兄が大好きだったが、後にたっちゃんに恋をする。明青学園野球部のマネージャーとなる。美人だが、野球部合宿で全く料理ができないことが判明。こっそりと南が置いておいたレシピを作り、部員は由加の元に戻ってくる(それまでこっそり抜け出して、南のご飯を食べにいっていた)。ちなみに、南が『あのレシピは、南が・・・!』と孝太郎に告げようとした際に、たっちゃんがそれをとめて、『ひとつぐらい長所が減っても、南のすごさは変わらないよ』という意味合いのことばを掛けるシーンがまた好き・・・。

 佐々木君:由加がすき。キャッチボールもままならないけれど、まじめな学級委員長。他校の分析を続ける。

 西尾監督:入院して、その後柏葉監督にバトンタッチ。(しかしバトンタッチしたと思っていた柏葉監督は兄。実際には弟の柏葉が来る。兄と違い屈折している。しかし、実は・・・という目の離せないキャラ運び)

 たっちゃんの友達の原田君等、まだまだ濃いキャラがたくさんいます。

 須見工業高校

 新田君:”会社経営者の長男であり、容姿端麗、冷静で温和な性格を持ち、学業の成績も優秀”(ウィキペディアより)。南を好き。
 野球、恋愛ともにたっちゃんのライバルとなる。

 大熊君:5番ファースト。ホームランをとにかく打つ。

 上村監督:西尾監督の同期。
 
 勢南高校 

 西村君:4番ピッチャー。野球では、たっちゃん・新田君ともに甲子園への有力候補である。南が好き(南、もてすぎてます・・・)
 しかしながら、最終的に、西村君を思い続ける、ちょっとぽっちゃりのマネージャーさんとうまくいく・・・というかこれもまたいいシーンなんです。

 西村君が恋愛相手としてみていなかったマネージャーの鈴子さんに優しくするシーンや、あれだけツンとしていた由加が佐々木君に優しくなるなど、『恋っていいですね・・・』(原田知世さんの珈琲のブレンディのCMです・・・)と思ってしまいます。

 とにかく、スラムダンクもタッチも息子のところに置いており、手元にないのが残念ですが、よく思うことがあるのです。

 4番サード新田君と、3番ピッチャー上杉君(たっちゃん)が、甲子園をかけて、高校3年生の夏に闘うシーン。

 この夏の大会でも、新田君の須見工の5番、大熊君はたくさんホームランを打ちます。そして、自身のホームランをカウントしてる。

 新田君が言うんです。『来年も5番を打つか?』と。
 5番はすばらしいし、大熊君もすばらしいんです。

 しかしながら、新田君のこのことばを、その少し後に、監督がいうんです。

 『(新田君は)100%だよ。』打率が10割である、と(申し訳ありません。野球は詳しくないです・・・)。

 『自分が打ってほしいと思う場面で、新田は、100%だ』

 その新田君が、初めて三振空振りした。
 それが、甲子園をかけた決勝戦、上杉達也との試合だった。

 たっちゃんは、新田君に勝ち、甲子園出場を決める。
 そして、南に、公衆電話から甲子園の初日に電話する。『南を愛している』と。

 もう少し、勢南の西村君や大熊君も男前に描いてほしかったところではありますが・・・たっちゃん・かっちゃん・新田君がちょっとかっこよすぎました。

 この、自分にとって、100%ってすごく、心に突き刺さりますよね。

 私は野球は詳しくないので、昔父が、『ホームランよりヒット』と言っていた意味もよくわからないレベルではあります。

 なので、野球というところではなく、この言葉を新田君の監督が言ってからもう30年?・・・ではなく40年ぐらいは経つのかもしれない。

 毎回毎回ホームランじゃなくていい。

 心理戦ではないですが、心理的に、『より、幸せを』。そう考えた時たまに、『4番サード新田君』を思い出すんです。

 何もホームラン、つまり全ての力をを提供し、生き続けることが本質ではない、と。仕事にもだし、恐らく対人関係にも、当てはまる、と。

 毎回全力だと自分も潰れるでしょうし、ここはそのパワーで挑まなくても、この相手は大丈夫だろうだとか。細く長く生き残るため、共存するため。
 
 逆にいうと、監督が新田君を求めるシーンでこそ、私たちも救いを求めているのかもしれないし、だとか。そこで、100%見捨てるぐらいなら最初から。そんなことも人生にはあるのではないか、と。

 この世の中には、優しい人がたくさんいて、でもボタンの掛け違いで、すれ違う。全力で臨めば全力で傷つくこともあるし、だからといって、けれども。
 すべて諦めると、もう先には何もない。

 100%優しいは正義だし、もうこんなありがたいこともない。
 けれど、人はひとつの体しかないから。それでいて、新田君のように、100%の心で寄り添ってくれる人がいるとしたら、それだけで恵まれてると思う。

 もちろん、新田君やたっちゃんみたいじゃなくても、佐々木君みたいに縁の下で努力し続ける存在もいる。

 今日は、金曜日で可燃ごみの日だった。トラックの音で知りました。
 もうお仕事してるのに、曜日感覚のこの鈍さ。
 
 友達は今日から3日間お休みです。
 お昼から出かけてきます。

 暫く不眠だったけど、漸く少し眠りました。寝袋で・・・。寝袋で寝ていた時、高級マンションの高級ベッドで眠った夢をみたんです。夢だと思うから、って目をあけて、夢じゃない・・・を3度以上繰り返して、目を開けたら夢だった。

 


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