26章 初体験

私はいつものように公園で
写真撮影の練習をしていたら
航平君が私の写真撮影が終わる
まで待っていてくれた
夏美さん、おはようございます
航平君、おはようございます
いつも、同じ場所で同じ写真しか撮影てないからつまらないというか飽きてきました
あ、ごめんなさいこんな話を
して 
どこかに出かけたくても家族には頼れないし車が運転出来るわけでもないし
その前に車酔い激しいから車は
嫌いなんですと航平君に話をしてしまった
そんな時に航平君からこんな提案をしてくれました 
1泊2日で旅行に行きませんか?
え、旅行ですか?
嬉しいけど不安もありますし
両親が賛成するか分かりません
航平君に迷惑だってかけてしまいます
航平君は夏美さん気を使わないで下さい
迷惑はいっぱいかけていいんですよ
僕、夏美さんの親御さんに手紙を書きますから
旅行へ行きましょう
航平君と旅行へ行ける日が
来るんだ
私は嬉しさと不安とワクワクと
いろんな感情が入り混じっていた
男性と縁がないままこんな年に
なってしまった私
まさか、男性といや若い男性と
旅行に行く日がくるなんて夢を
見ているようだ
手紙を書いてきたら夏美さんに
お渡しします
航平君はなぜ、私の為にこんなにもよくしてくれるのかな
何でだろう