29章旅行

旅行へ行ける日がやってきた
男性の人と1泊2日で旅行に
行ける日がくるとは思っても
みなかった
夢を見ているようなこれは
現実なのかなんて思いながら
旅行へ行く為に荷造りの準備を
していた
航平君は迷惑をいっぱいかけて
大丈夫だといってはくれたけど
母親が部屋に入ってきて
私の荷造りの様子を見にきた
1泊2日の割には荷物が多いのを心配していた
私は基本的に心配性に加えて
不安も強く臨機応変に対応が
出来ないことから
何かあればパニックになるだろうから荷物が必然的に荷物が増えていった
母親からは相手に迷惑をかけないようにとはいわれたけど
軽度知的障害である以上迷惑を
かけてしまうかもしれません
航平君は迷惑をかけて大丈夫
だからとはいってくれた
そんなに心配する必要はないだろうけど
軽度知的障害がある以上母親は
心配だろう
私は荷造りをした後は疲れたか
明日に備えて寝ることにした
不安とワクワクと緊張と
いろんな感情が入り混じり
なかなか、寝付けないでいた寝ないと体調がおかしくなると
いけないからなんとか寝るようにした
朝を迎えた私は母親に朝ご飯は
いらいと告げて
航平君が迎えにくるまで待って
いた
一眼レフカメラの充電を確認してスマホの充電も確認して
なんだかソワソワしていた
航平君が車で迎えにきてくれるのを待つことにした
父親は私が男性と旅行へ行くことに不安はないらしい
だが母親の方はいささか不安みたいだ
いくら大人の女性とはいえ
軽度知的障害という障害がある
以上母親は心配はするだろう
航平君が車で迎えにきた
いつも乗っている
赤いオープンカーではない
荷物が沢山詰める車に乗ってきた
航平君は母親に初めて会うことになるので
名刺を私して挨拶を済ませて
車に乗り込んだ
父親はというとお見送りにくる
ことはなくテレビを見ていた
母親は夏美が心配じゃないの?
大丈夫だあの子なら
俺の子だからちゃんとしている
から
私は車に乗り込んだ後に航平君がリラックス出来るように音楽を
かけてくれた
やっぱりこの曲好き
航平君とは20歳近く年が離れているけど音楽の好みは合うようだ
朝ご飯を食べに作業所が運営しているカフェに寄りましょう
他のカフェより安く食べれると 
思います
カフェに到着すると建物が
可愛らしい
店内に入るとパンのいい匂いが
する
種類も沢山ある