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「お父さん、嫌い!」と言う娘に諭しているうちに気づいたこと

我が家の長女も4歳。春には年中さんです。
「天使の4歳」には思えませんが、
言語コミニュケーションがスムーズにできるようになってから
格段に一緒に過ごすことが楽に、
そして、楽しくなってきたように思います。

そんな娘ですが、
夫との相性があんまり良くない(笑)
もちろん仲はいいのですが
ことごとく合わない2人なので
ぶつかることもすごく多いんですね。
週4でワンオペしてもらっている身としては
結構重要な問題です。

最近特に私を悩ませているのは
「お父さん、嫌い!」と娘が発言すること。

言われた夫は落ち込むことを通り越して
怒りのフェーズに入り、
夫「じゃあもうお菓子買ってあげない!」
娘「やだ〜ごめんなさい〜」
という、最悪なやり取りをしてくれています。

娘の嫌い発言は
大抵、もう眠くなってきている時間帯に起きやすくて
思考がうつろになりつつある時の
責任感のない発言ではあるのですが
だからと言って
本当は好きな相手に対して
「嫌い!」と言ってしまうのはよろしくない。
そう思っている私は
こういう時こそどんなに疲れていても
丁寧に関わっていきます。

そこで改めて大事だよねって再認したことがあるんですが、
「全部嫌いなんじゃなくて、〇〇したことが嫌いなんだよね」
ということ。

例えば、
娘が「お父さんが怒るときに、背が大きいのが嫌」だと言います。
おそらく、背が高い夫がしゃがんで目線を合わせたりせず
上から物をいう感じが怖いんでしょうね。

そこで私は
「じゃあ、お父さんが嫌いなのではなく、
しゃがんでお話ししてくれないのが嫌なんだね」
とフォローして理解を進めてあげます。

すると、娘は
「嫌いじゃないよって言ってくる」と
素直に夫の元へ向かい、
謝罪と訂正に行くのでした。

これって、
大人にも良くあることで
「自分が嫌い」
「あの人が嫌い」
「仕事が嫌い」
「運動が嫌い」
と、一括りにしてしまうことで
たくさんの素晴らしい可能性を
減らしてしまっているなと思うのです。

「自分の整理整頓が苦手なところが嫌い」
「あの人の言い方がキツいところが嫌い」
「仕事のこの業務が嫌い」
「息が切れるような運動が嫌い」
こんな風に嫌いなところを部分的に捉えてみると
なんだか、
それ以外の部分がマシに見えてきたり
いいところとしてクローズアップされたりしてくるんですね。

娘にも、
「でもお父さんって、東京のお土産いつも買ってきてくれるよね?」
と振ってみると
一気に笑顔になりました。
(物で釣ってる笑)

嫌いな部分が1箇所あるだけで
その存在全てを否定してしまうのは
ちょっと勿体無いかも。

「どこがどう嫌なのか」
ここを突き詰めていくことも
自己分析で、
自分軸で生きていく上には
重要なことだろうなと思います。

あと、言語化していくこと。
言語化する力が足りないとどうしても
「〇〇嫌い!」として表現できないですからね。

私は産前産後で読書習慣がなくなってから
言葉の引き出しが少なくなった気がしているので
たくさん本を読んで吸収したいと思います〜

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