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幸田サーキット 車載動画、推奨データ情報

テストレポート

2024年1月3日(水)
MZシニアジャパンツアーに向けて、視察がてら幸田サーキットへ。

MZシニア車両を2台持ち込んでテスト走行を行いました。

超ロングストレート、唸るエンジン。

走ってみた感想としては「ストレート長すぎ」
MZシニアではスタンダードともいえるギヤ比、フロント20丁、リア73丁ではストレートの半分くらいでオーバーレブ寸前(汗)
まして、ストレート後半は下り坂ときた。ここでMZ200RKとしては驚愕の6200回転超を記録。
…エンジン壊れそう←

流石にこれはまずいと、たまたま持っていた68丁に変更。
単独走行でストレートエンドは5900回転ほど。だいぶちょうど良くなりました。

73丁と68丁、意外にもタイムは一緒

幸田サーキット コース図

3コーナーからショートヘアピンまで一気に下り、Aコーナー立ち上がりからは結構登っている印象でした。
故に、明らかに73丁だと後半区間が速く、68丁だとバックストレートが速い、結果的にプラマイゼロといったところでしょうか。
因みに、タイムは51秒前半くらいです。

笑うほど効くスリップストリーム

流石は超高速サーキット。スリップストリームは今までMZシニアで走った中だと1番効きます。
単独走行では丁度よかった68丁も、スリップストリームに入れば6000回転を超え出してしまいます。
もちろん、タイムも比べ物にならないくらい上がります。下手すりゃ1秒近く上がることも。
こりゃ、レーシングカートというよりほぼナスカーの領域ですね(笑)

車載動画

今回はドライバーさんにご協力頂き、車載動画を撮影して頂きました。
走らせ方はもちろんですが、ピットイン、アウトについては予習をしておいた方が良いかもしれません。
特にピットアウトはレコードラインにいきなり合流となり、速度差がすごいので少しデンジャラス。
後方からカートが来ないことをしっかり確認してからコースインしましょう!

推奨セッティング

ギヤ比:フロント20丁(標準)、リア66丁
今回は68丁でテストしましたが、エンジン保護&スリップストリームを有効活用するには66丁が最適でしょう。

エア圧:4輪とも1.2程度(SLFDのため参考値)
基本的にはタイヤの転がり抵抗を減らす事を優先した方が良いと思われます。

バランス:比較的リアのグリップ高め
高い速度で進入するコーナーがほとんどのため、グリップバランスは少しリア寄りにする方が良いと思われます。
石野サーキットのマシンセッティングに似ています。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
MZシニアジャパンツアーは全て初開催サーキットなため、毎戦データがない状態でのスタートとなります。
四輪コースがほとんどなので、練習走行ができる機会が少ないことも…
なので、今後も各サーキットに偵察、データ取りは事前に行う予定です。
次回はTSタカタサーキットを予定しています。お楽しみに!

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