森見登美彦さんの著作『夜は短し歩けよ乙女』
やはり舞台は京都、いつも通りほどよくいい加減なところが最高です。
森見ワールドは、どの小説も関連性があるようですね。
『夜は短し歩けよ乙女』のテーマは、大学生2人の恋物語?
まあ、ゆるく面白おかしいラブコメディって感じかな。
読書感想文の内容は以下の通り。
黒髪の乙女
偽電気ブラン
下鴨神社の古本市にて…
学園祭と風邪騒動
読書感想文に入る前に、これまで書いた森見登美彦さんの記事を紹介します。
あらすじ
あらすじは、いつものようにAmazonを利用します。
登場人物
登場人物は、これまたいつものようにWikipediaを利用。
黒髪の乙女に恋をした
主人公である「先輩」が、同じクラブの後輩に恋をします。
その後輩の名前は不明…
物語の中では「黒髪の乙女」と言われている。そう言えば、主人公の「先輩」も名前が不明。
森見登美彦さん的に、不明でないとダメなんでしょう。
「黒髪の乙女」は「先輩」の恋心に全く気が付きません。
いや、実は気が付いているのかも…
世間的に見れば、「先輩」はストーカーと言えるほど「黒髪の乙女」をマークするんです。
果たしてこの恋の行方は…
錦鯉と「偽電気ブラン」
クラブの飲み会の帰り、まだまだ飲み足りない「黒髪の乙女」は木屋町のバーに入ります。
そこで「東堂錦鯉センター」の経営者に出会う。もちろん名前は「藤堂さん」。
この藤堂さんが、黒髪の乙女に「偽電気ブラン」という酒を教えるんです。
「偽電気ブラン」とは、東京浅草の名酒「電気ブラン」の偽物。
京都の名酒「偽電気ブラン」は、イエーガーマイスターというドイツのリキュールがベースらしい。
下鴨神社の古本市
下鴨神社で古本市がある。
先輩は、古本市に黒髪の乙女が来る情報をつかみます。
ストーカーまがいの先輩は、あくまで偶然を装って遭遇する作戦です。
先輩の作戦は残念ながら失敗。
黒髪の乙女は、樋口さんに出会います。
樋口さん…どこかで聞いたような…
そう『四畳半タイムマシンブルース』に登場した樋口さんです。
秋の学園祭と冬の風邪騒動
下鴨神社の古本市は夏のイベントです。
そして秋のイベントは学園祭。
冬のイベント…風邪騒動でした。(イベントじゃないか)
いろいろなイベントで、先輩は偶然を装って黒髪の乙女に接近します。
この一方的な恋は上手くいくんでしょうか?
結果は『夜は短し歩けよ乙女』を読んで確かめてください。
『夜は短し歩けよ乙女』のまとめ
今夜は『夜は短し歩けよ乙女』の読書感想文を書きました。
「先輩」のストーカー行為が実を結ぶのか…とても気になる。
飲んだくれの後輩「黒髪の乙女」と上手くいくのか。
読書感想文の内容は…
黒髪の乙女
偽電気ブラン
下鴨神社の古本市に行く
学園祭と風邪騒動
樋口さんが登場したときはビックリ。そして「偽電気ブラン」もしかり。
森見登美彦さんの小説は、物語に関連性があるんですね。
これからの森見ワールドに期待大!
最後まで読んでいただきありがとうございました。