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【職種紹介】来場者の笑顔を裏で支える「エンターテイメント施設×フィールドエンジニア」の仕事の話

こちらの記事では、当社のフィールドエンジニアの中でも「エンターテイメント施設」領域を担当するエンジニアの仕事内容や1日の流れ、そして働く魅力についてご紹介させていただきます。
「人の笑顔を作るテーマパークに携わる仕事がしたい」
「自分の技術でテーマパークを支えるやりがいを感じたい」
そうお考えの方は、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。


お客様の「笑顔」を守る仕事

私たちの仕事は大型テーマパークの各種ショー用設備やパレード用設備の保守点検です。
テーマパークのキャストがショーやパレードを通じてお客様に非日常体験を提供していますが、私たちはそれを裏側で支えています。

もちろん仕事なので、テーマパークで働くとは言え緊張感を持つ場面も多々存在し、キラキラした世界を裏で支える泥臭さに向き合う場面もあるでしょう。
一方で、その緊張感と泥臭さの向こう側にある「来場者様の笑顔」に携われるフィールドエンジニアの仕事って、まさに夢があると思っています。
技術を培い、人を笑顔にする。そんなフィールドエンジニアになりたい方にピッタリなのが、この仕事です。

具体的な仕事内容

テーマパーク内の「屋内型ショーの設備」や「パレード用の乗り物」などの点検やメンテナンスを行います。
例えば・・・

■屋内型ショーのステージにある音響設備からノイズはしていないか。照明は点滅していないか。カーテンを自動開閉するモーターは正常に作動しているか。演者が舞台に現れるための昇降機は滞りなく動くか。
■パレード用の乗り物についているLEDライトの電球は切れていないか。そもそも乗り物を動かすためのバッテリーもチャージされているか。乗り物の外装や各部品に劣化や破損はないか。演者が装着する安全帯に不備はないか。

といったように、来場者様が楽しまれる「夢のショー・パレード」の世界観を壊さないよう、事前に点検、必要に応じてメンテナンスをしていくことが役割になります。
「夢が夢であるように支える仕事」なので、私達が人前に出ることは基本的にありません。主な作業も、テーマパークのオープン前・クローズ後に、チームで分担して行います。
緊急時には「次のショーまでにメンテナンスを完了させないといけない」と時間に追われることもあるでしょう。
緊張感はありますが、自分が担当した設備が安全に動き、何万人という来場者の笑顔に繋がった時は、本当に達成感を感じます。
オープン前・クローズ後以外の時間は、マイスターエンジニアリング専用の待機所で待機となります。緊急トラブルが発生しない限り特別な作業は発生しませんが、空き時間を利用して早番〜遅番の引き継ぎ資料や業務日報の作成をしています。

主体性を持って、テーマパークの安全を支えるやりがい

テーマパークは来場者様に安全に楽しんでいただくことを最優先としています。そのため、メンテナンスや改善の提案には、積極的に耳を傾けてくれるんです。
例えば、「設備の定期的な部品交換の予定はまだ先だけど、 日常点検の結果不具合を見つけた」という場合、報告の上で早期交換の提案をすると、すぐに部品交換の許可がおります。
あくまで私達は裏側を支える技術者ですが、その知識や経験を持ってテーマパークの安全や楽しみを支えられるようご提案でき、それをテーマパーク側も認めていただけるのは、頑張りが報われているようで凄く嬉しいです。

1日の流れ

エンターテイメント施設に携わるフィールドエンジニアは早番と遅番のシフトに分かれています。こちらの項でも、2つを分けてご紹介します。

早番の場合

6時半:出勤

早番の方は6時半にテーマパークへ出勤します。

8時:仕業点検

テーマパークがオープンするまでに、昨日の遅番から引き継いだ点検業務を進め、来場者様が安心してテーマパークを楽しめる環境を整えていきます。

8時~14時半:待機(定期点検・トラブル対応)

テーマパークがオープンしてからは、基本的に待機。私達が来場者様の前に出ることはありません。緊急トラブルが発生しない限りは裏で待機となりますが、稀に点検のためにショーをクローズして、施設の電球や座席を一斉交換するような作業も発生します。

14時半:退勤

遅番の方にその日の進捗を引き継ぎ、退勤します。

遅番の場合

14時半:出勤

遅番担当の方は、早番担当からの引き継ぎを元に作業の準備を進めますが、早番同様に、オープン中はパークには出ず裏で待機となります。

20時:定期点検

20:00頃にはショーが終演するので、引き継ぎ作業の続きを進めたり、新たに点検して発見した劣化や破損があればメンテナンスしていきます。

22時から23時:パーククローズ・引き継ぎ業務

22時頃にはパークがクローズします。その日の作業の進捗を作業引き継ぎ表に記載して、翌日の早番担当がスムーズに作業を継続できるよう準備します。
業務日報を作成し、提出すれば、本日の業務は終了です。
早番・遅番ともに、緊急性があり大掛かりな作業が残っている場合は残業が発生しますが、それ以外は基本的に残業はなく定時で退勤していきます。

1週間の流れ

「4日間働いて、3日間お休み」の変形労働時間制を採用しています。
例えば、早番勤務が4日間続けば、その後3日間お休みして、次は遅番が4日間続く。それを3つの班でローテーションしているイメージです。

社内外の手厚い教育体制のもと、一流のエンジニアに成長できる!

マイスターエンジニアリングでは、すべてのエンジニアが押し並べて一流へと成長できるように、社会人としての素養を磨く「全体研修」や、エンジニアとしての腕を磨く「フィールドエンジニア研修」「職種別研修」を実施しています。

研修の例は以下の通りです。

【全体研修】
■基礎ビジネスマナー
■コミュニケーション入門
■情報セキュリティ
■論理思考入門
■安全の基本
■品質管理の基本
など

【フィールドエンジニア研修】
■機械基礎
■電気基礎
■ハードシーケンス組み立て
■工具使用実習
■低圧電気取扱特別教育
■高圧・特別高圧電気取扱特別教育
など

【職種別研修】
メーカー研修や社内研修をはじめ、様々な研修で職種に合った知識や技術を身につけていただきます。

資格取得は会社が全力でサポート!

マイスターエンジニアリングでは、社員が資格を取得して、理想のキャリアを実現できるよう応援しています。

社員負担0〜40%で受講できる通信教育制度や研修制度などを通して、実際に資格を取得した先輩社員も多数在籍。

詳しくは以下のリンクからもご確認くださいませ。

ただの裏方で終わらない、ホスピタリティを持った技術者に!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
保守点検業務と聞くと「トラブルがなければ毎度同じことの繰り返し」のように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この仕事はただのルーティンワークではありません。
特別な世界観を持つ職場だからこそ、裏方でありながらも、その仕事が直接的に人々の笑顔に繋がる「責任感と達成感」を併せ持つお仕事です。
テーマパークを裏で支えるフィールドエンジニアとして技術力を身につけ、ホスピタリティを持ったスペシャリストとしてのキャリアをスタートさせませんか?