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プラントドクター職(MEグループ/株式会社テクノ・スタッフ) 社員インタビューVol.1『先輩の仕事から多くのことを吸収し、成長を目指す』

マイスターエンジニアリンググループの株式会社テクノ・スタッフは、石油精製・石油化学プラントの設備診断・設備管理・コンサルティングの技術サービスを提供する企業。1990年の創業以来、「プラントドクター」として多くの実績を積んできました。
そんなテクノ・スタッフでは、現在新卒採用を行っております。本日は、エンジニアとして活躍されている入社1年目の高田さんに、プラントドクター職の魅力や会社の雰囲気などをお伺いしました。

手に職を付けられることが入社の決め手


―—本日は宜しくお願いいたします。まずは高田さんの自己紹介からお願いいたします!

新卒入社1年目の高田と申します。大学では、自然環境について学んでいました。現在はプラントドクターとして、主にお客様のプラントの設備点検作業、そして点検結果を記録する報告書の作成業務を担当しております。

―—大学時代の高田さんはどんな学生生活を送っていたのでしょうか?

子どもの頃から身体を動かすことが好きだったので、大学入学後はスポーツ系のサークルにいくつか参加していました。ただ、大学2年生になると新型コロナウイルスが流行し、大学の授業はすべてオンラインに切り替わりました。大学生活の後半2年間はキャンパスに行けず、友達にも会うことができなかったので残念でした。

―—コロナ禍の大変な時期に学生生活を送られていたのですね。現在は休日に何をすることが多いですか?

本社に勤務している時は、街を散歩することが多いですね。私の仕事は1~2ヶ月単位の長期出張も多いので、出張先では観光地巡りを楽しんでいます。最近は岡山滞在中に、歴史を感じる街並みが楽しめる美観地区という場所を訪れましたよ。

―—テクノ・スタッフに入社したきっかけについて教えてください。

就活をしていた時期に、求職アプリを経由してテクノ・スタッフからオファーをいただいたんです。今まで生きてきたなかで「設備診断」という言葉を見聞きする機会がなかったので、「何をする会社なんだろう?」と興味を持ったのが入社の大きなきっかけになりました。

―—最終的に入社しようと思った決め手はありますか?

手に職を付けられる点が最大の決め手です。突然コロナ禍で世の中が大きく変わったように、これからの人生でも何が起こるかわからないじゃないですか。そんななか、どこでもやっていけるようなスキルを身に付けたいという思いがあったんです。テクノ・スタッフの面接の場で、「手に職をつけられる」と伺った時に、自分の希望とマッチしていると感じました。
もう一つの理由としては、現場仕事が多いという点が挙げられます。私は元々デスクワークに苦手意識があったので、現場での点検作業をメインに仕事ができるテクノ・スタッフの仕事が魅力的に映ったんです。実際に入社してみると、もちろんずっと現場に出ているわけではなく、報告書を作成するためにパソコンに向かう時間もありますが。(笑)

座学とOJTによって、仕事に必要な知識をじっくり学べた


―—実際に会社で仕事を始めてから、入社前に抱いていたイメージとのギャップを感じる瞬間はありますか?

入社前は、現場で先輩方から厳しい指導を受けることを覚悟していました。でも、実際には先輩たちはみんな優しく仕事を教えてくださいます。わからないことを質問した時にも「自分で考えろ」と突き放すことなく、1つ1つ丁寧に教えていただけるので、とてもありがたいです。

また、新人研修の期間が思っていたよりも長かったことにも驚きました。実際の現場で仕事を始める前に3ヶ月ほど研修を受けました。入社後は、まずは本社にある総務・設備診断・システムの3部門の仕事を1週間ずつ体験。それによって会社全体としてどんな仕事をしているのかについて理解を深めることができたと思います。それが終わると、実際の仕事現場でのOJT研修もありました。先輩の仕事を近くで見学することで学べることがたくさんありました。

―—研修やOJTの経験が実際に現場に出た時に役に立ったと感じることはありますか?

研修で基礎的な知識を学んだうえで、実際の現場で自分たちが点検する機器を見ることで「こういうことか」と教えていただいた内容を再確認することができたのは良かったと思っています。座学とOJTを組み合わせた研修によって、より必要な知識について理解を深められたかなと。

長期出張には、意外なメリットも


―—仕事では1ヶ月以上の長期出張も多いとのことでしたが、出張中のスケジュールのイメージについて教えてください。

地方出張中は、ホテルに滞在し、毎日ホテルから現場に通う生活が続きます。現場に行くとまずは朝礼に参加し、その日に検査する機器を決めた後はお昼まで点検作業を進めます。昼休憩を取ったら午後も検査。作業が終わり次第、その日の報告書を作業して1日の仕事が終了します。
現場の規模によってチーム全体の人数や編成は変わりますが、大体一つの装置に対して8~10名のグループを作って検査を進めていくイメージです。

―—長期出張は大変なイメージがあるのですが、長期出張ならではの魅力はありますか?

長期出張にネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、実は結構メリットも多いんですよ。例えば、長期出張の場合、滞在中に現地で休日を過ごすので、観光地巡りが楽しめます。また、一緒に出張に行くメンバーとの仲は深まりますね。「次の休みにちょっと飲みに行こう」と食事に出掛けることもあるので、本社にいる時には全然話さなかった方とも、出張をきっかけに仲良くなれます。
それから、私のように普段一人暮らしをしている場合、ホテル生活は本当に楽なんです。滞在中は自分で準備をしなくても朝食が出てきますし、部屋も掃除してくれるので。もちろん、出張手当も出るので稼げます。(笑)

―—では、本社勤務の日はどのような業務をしているのでしょうか?

基本的にはデータ整理など、本社でもできる仕事を進める感じです。仕事が落ち着いている時は、非破壊検査(設備を傷付けることなく、傷の有無やその程度を把握するための検査)に関する資格の勉強をすることもありますよ。私は現在、超音波を使って検体の厚さ測定を行うUM1という資格の勉強をしているところです。

―—資格を取らないと検査業務はできないのでしょうか?

必ずしも資格が必要というわけではないのですが、プラントによっては資格を所有していないと検査業務を担当できない場合もあるんです。そのため、基本的には取った方が良いと考えられます。

陰からプラントを支える仕事にやりがいを感じる


―—資格取得のほか、今チャレンジしていることや目標にしていることはありますか?

まずは、現場でお客様から何か質問を受けた際に迷わずすぐに答えられるようになりたいです。今は新人ということもあり、質問をいただく機会そのものが少ないですし、わからないことも多いんです。でも、現場で頼りにしてもらえるように、もっと知識を身に付けていきたいですね。
また、主担当のポジションに就くのも直近の目標の1つです。現場では基本的に2人1組になって作業を進めるのですが、主担当は2名のうちメインで検査をする役割です。私は今主担当をサポートするサブというポジションとして現場に出ているので、主担当を目指して頑張っていきたいです。さらに、5年後にはジョブ責任者と呼ばれる現場全体の最終責任者も任せてもらえるようになりたいです。

―—素晴らしいですね!目標の達成に向けては、やはり実際の仕事現場で学ぶことも多いのでしょうか。

そうですね。先輩社員の仕事から学ぶことが多いです。先輩が検査をしている様子を見せていただけるのは1年目の特権だと思うので、今のうちに多くのことを吸収して、自分でも自信を持ってできるようにしておきたいです。
また、チャレンジしたいことがある時に「やりたい」と言えばやらせてもらえるのがうちの会社の良いところだと思います。もちろん日程やその他の仕事のことなどを考慮する必要はあるのですが、「この現場に行きたい」「この仕事がしたい」という希望はある程度聞いてもらえる恵まれた環境にいるので、今後も積極的にいろいろな仕事に挑戦していきたいです。

―—最近、高田さんが手を上げて取り組んだ仕事はありますか?

先輩が主担当として取り組んでいる検査業務の一部をやらせてもらいました。まず私が検査をしているところを先輩に見ていただきながら「ここが間違ってるよ」「この検査が漏れてるよ」「この場合は、こっちのやり方が合っているよ」とフィードバックをいただき、その後に先輩が検査する様子を見学させていただいたのですが、それがすごく勉強になりました。

―—入社したての頃と比べて、ご自身が「成長したな」と感じることはありますか?

1つの検査に掛かる時間が短くなったことですね。最初の頃は、何の検査をするべきかがわからず、想像以上に時間が掛かってしまっていたんです。でも今は、大体こういう検査すればいいという知識が頭に入っているので、以前は2時間掛かっていた試験が1時間でできるようになりました。報告書の作成についても、数をこなしていくうちに半分の時間でできるようになったので、成長できたと感じています。

―—今、仕事をしていて楽しさとかやりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?

まだ現場に出て半年ほどではありますが、自分の仕事の責任の大きさを感じながら日々仕事をしています。もちろん今は上司に最終確認をお願いしながら検査を進めるのですが、下手な検査をしたら取り返しのつかないことになる可能性もあるので、自分が陰からプラントを支えているんだという心構えで仕事に臨む必要がありますし、責任が大きいからこそやりがいも大きい仕事だと感じています。

現場で活躍できるようになるまで、手厚くサポートしてもらえる環境

―—高田さんが仕事するうえで大事にしていることは何ですか?

基本的なことではありますが、挨拶やコミュニケーションをしっかりとするように心掛けています。社内の人間だけではなく、一緒に作業する協力会社の方やお客様など、さまざまな人と関わる機会があるので、相手に対して失礼がないようにしたいです。

―—テクノ・スタッフでの働き方は、どんな方に向いていると思いますか?

アクティブな人でしょうか。現場に慣れて、知識も身に付いてくると出張に行く機会も増えていきます。なかには2~3ヶ月間に及ぶ出張もあるので、それが楽しめるような方に向いていると思いますね。

―—最後に、テクノ・スタッフに興味を持たれている就活生の方に向けてメッセージをお願いいたします。

実際に私が入社して感じたのは、先ほどもお話ししたように現場で活躍できるようになるまでのサポートと教育が手厚いということです。入社後にいきなり慣れない現場での仕事がスタートするわけではないので、現場の仕事に対して不安を抱いている方には、全然大丈夫ですよとお伝えしたいです。