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中小企業診断士試験で使った文房具・道具を振り返る《第13話》

今回は箸休め的な回として、私がただ書きたいだけの「中小企業診断士試験のために用意した文房具・道具」について、まとめたいと思います。


筆記用具

フリクションボール4(4色ボールペン)

一番よく使ったのがこのフリクションの4色ボールペンです。
元々普段の仕事では普通の4色ボールペンを愛用しているのですが、試験勉強のために買い足しました。

黒・赤・青・緑の4色

スタディングの「学習マップ」に、最初は普通の4色ボールペンで書き込みをしていたのですが、学習が進んでいくと結構書き直したいことが増えていきました。(自分の解釈が間違っていたり、それほど重要じゃないので暗記の優先度を下げるために消したくなったり…)
そこで、1次試験学習の中盤くらいからフリクションに切り替えたのですが、とてもよかったです。

デメリットは普通のボールペンよりインクの消耗がかなり早いことです。特に2次試験の学習が始まると、あっという間にインクが切れていきました。替え芯を多めにストックしておくとよいでしょう。


フリクションライト(蛍光ペン)

文具売り場にて、フリクションにマーカータイプもあるんだ!ということを知り、まず定番の蛍光イエロー、ピンクを買いました。

その後、別の店で「やさしい色のソフトカラー」シリーズというのがあるのを知り、さらに追加で購入。

最終的に合計9本購入。

主に、2次試験の事例問題を解く際、SWOT分析や設問単位で与件文にラインを引く時に使いました。ソフトカラーだと、文字が読みやすいのでとてもよかったです。

濃い色だと文字が読みづらかったり、2色の線を同じ箇所に引くと色が汚くなりやすいため、そのうち最初に買った濃いピンクや蛍光イエローは使わなくなり、薄ピンク、水色、薄緑、薄紫をメインで使用するに至りました。

また、第6話でも書きましたが、1次試験でも「経済学・経済政策」の余剰分析を解く際は、生産者余剰・消費者余剰・政府余剰を色分けできるよう、マーカーが3色あると便利です。


ぺんてる アインクリック(ノック式の消しゴム)

三角形のノック式消しゴムです。
なんといっても、転がっていかないので試験のときにはもってこいです!
そして、マークシート1個だけとか、文章の途中の1文字だけピンポイントで消しやすいので、1次試験でも2次試験でもめちゃくちゃおすすめです。

ちょい消しにうってつけ。

大きめの消しゴムいろいろ(トンボ鉛筆 MONOシリーズ)

ちょい消しも大事ですが、設問まるまる書き直したい!とかマークシートの位置がズレてた!など、広い範囲を急いで全部消したい時、紙がグシャ!!ってならず安心してきれいに消せることはとても重要です。試験時間中の精神安定に大きく影響します。

そこで、早い段階から自分に合った消しゴムに出会えるよう、準備しておくことをおすすめします。
自分はノック式の他に、下の4個を持っていきました。(途中で机から落としても焦らないように、多めに用意)

試験当日これ全部持っていった。トンボ鉛筆のMONOシリーズが最強ですね。

特に「MONO」シリーズにこだわりがあったわけではないのですが、さすが消しゴム業界の雄、圧倒的な存在感です。

メインで使ったのは右下の「もっとかる〜く消せる」です。この中で、急いでいても一番紙がグシャ!!ってなりにくかったので。
ただ、消しカスがまとまりにくくて細かく散らばるのがデメリットです。試験本番は消しカスがどうなろうが気にしてる場合じゃなく、紙がグシャってならないことが最も重要なので、「もっとかる〜く消せる」をチョイス。

一方で、自宅での学習時には右上の黒い「dust CATCH」のほうが、机の上の掃除がしやすいのでおすすめです。

鉛筆、シャープペンもこだわればよかった

社会人になってめっきり使わなくなっていたのが鉛筆やシャープペンです。

鉛筆はわざわざ買わず、実家にあったものをかき集めて持っていきました。
学区や行政の行事なんかでもらえるようなやつですね。

「気をつけよう 前カゴ 手さげ そのバッグ (by警察署)」

資格試験を受ける時にだけしか使った記憶がありません。15年前に初級シスアドを受けたときにも同じ鉛筆を持っていってるはずで、そのくらい普段は使っていません。
多分30年選手とかじゃないでしょうか?

シャープペンもどこかでもらったノベルティのやつを使っていました。ただもうロゴが消えてて、どこでもらったのかもわからず…。
→使いすぎて2次試験本番1時限目で折れました。(詳しくは第7話にて。)なので写真がありません。もっとこだわってもよかったと思います。

あと意外と忘れがちなのが、鉛筆削りです。試験当日も持っていける、筆箱に入るくらいのサイズのものを使っていました。(よく見ると暑さでプラスチックの端っこが溶けています…)

ノート

8mm方眼ノート

2次試験の記述の練習用に使いました。おすすめです!

8mm方眼のメリットは

  • 1行が20マスなのでわかりやすい

  • マスのサイズ的にも本番の解答用紙に近い

ことです。

最後の1ヶ月で使用。
1行が20字なので100字、120字等が数えやすい!

はじめは、買いに行った店に8mm方眼のノートが置いてなくて、代わりに10mm方眼を買って使っていました。でもやっぱり8mmがいいです。10mm方眼だとマスがちょっと大きすぎなんですよね…。

1冊目は10mm方眼ノート
1行が15字。8mm方眼の方が圧倒的に使いやすかった

ファイル・コピー用紙

100均で買ったA4ファイル+トップバリュの安いA4コピー用紙

1次試験・2次試験ともに、診断協会のサイトから過去問のPDFをダウンロードし、A4のコピー用紙に印刷してガンガン解いていました。その紙を綴じるためのファイルを100均で購入。

ほぼ3ヶ月間に解いた2次の過去問だけでファイル1冊がパンパンになりました

ペーパーレス化の流れを受け、取引先に出す請求書も3年前くらいに全部データ提出に変えたのですが、それまではこだわりでアスクルの白くて厚めの結構いい紙を使っていました。最初は残っていたそのときのいい紙を使っていたのですが、かさばるので途中で薄くて安い再生紙のコピー用紙に変えました。(上の写真を見るとわかると思いますが、左の方にちょっとだけある白いのがアスクルのいい紙です)

なお、試験本番の問題用紙のサイズはB5です。リアリティにこだわる方は、あえてA4ではなくB5サイズの安い紙に印刷して、B5ファイルで保存してもいいかもしれません。

電卓

トップバリュの安いやつ

元々は社会人1年目の時に買った電卓を使っていました。(入社当時は営業部配属だったので。懐かしいです…)

普段の業務で財務的なことは全然しないのですが、Webサイトのコーディングをする際にコンテンツと余白のピクセル数を決めるときに使ったり、画像の縦横比やフォントサイズの比率を計算したりする際にちょこちょこと使っていました。

億、万、千が表示されるのは気に入っていたのだが

文字が見やすくボタンが押しやすいので気に入ってはいたのですが、√(ルート)ボタンがなかったのと、10桁しかなかったので中小企業診断士試験には不向きで、買い直すことにしました。

本当は実際に触って買いたかったのですが、ビックカメラとかヨドバシとかに行ってる時間がなかったので、普段よく行くイオンの文具売り場で購入することに。

  • √(ルート)がある

  • GT(グランドトータル)がある

  • 12桁ある

  • 00のボタンがある

  • 桁下げボタンがある

  • 押しやすいサイズ

  • 文字が見やすい

これらを全部満たすものが意外と店頭にありませんでした。
ちょっと安っぽいけど、その時の品揃えの中で一番条件に近かったトップバリュの12桁電卓を選択。

トップバリュ 卓上電卓 12桁 ホワイト

結果的には困らなかったのですが、いまだになんとなく愛着が湧きません。次買うなら多分カシオとかシャープにするわ!と思いますが、電卓ってそうそう壊れるようなものでもないので、当分買い換えることはないでしょう。

※ちなみに、「GT(グランドトータル)」ボタンは便利なのですが、試験本番ではクリアし忘れてミスにつながりやすいという負の側面もありました。なので結局本番ではGTを使わず、自分で「M+」を押すようにしていました。

定規

クツワ HiLineシリーズ アルミ定規 15cm

メモ用に問題用紙を破るときに定規があると良いと聞いていたので用意していました。「紙がキレイに切れる」というのがウリの定規で、見た目もスタイリッシュでお値段もお手頃なのでおすすめです。

ただ、結局は定規を使わずに問題用紙を破る方法第7話参照)を採用したので、当日使うことはありませんでした。

ちなみに過去を遡ると、平成22年度の事例Ⅳでグラフを書かせる問題が出題されたことがあり、その年は事前に受験票の持ち物欄に「定規」と明記されていたそうです。(通常の年は、「定規・マーカー・色鉛筆を使用しても構いません」という記述です。)

それ以降、定規の持参を指定するような年はありませんので、「問題用紙は定規で破る派」の人だけが用意すればよいでしょう。

番外編: ワイヤレスイヤホン

Anker Soundcore Life P2

これは中小企業診断士試験のために買ったわけではないのですが、フル稼働したので紹介します。

私はiPhoneで、スタディングとYouTubeを最大限活用して動画講義を聴きまくっていたので、ワイヤレスイヤホンは大活躍でした。使っていたのは、2021年3月に購入したANKERのSoundcore Life P2という機種です。

購入時定価 ¥4,999(税込)

今調べたら、2019年に発売されたモデルということでした。今は後継の機種が出ていますので、これから買う方は新しいモデルを購入すればよいでしょう。

なぜ数あるワイヤレスイヤホンの中でこれを選んだかですが、Apple純正のAirPodsを買うほどではなく、もう少しお手頃価格で使い勝手の良いものを探すとなると、同じ中国製でもやはりANKERの品質は一定の信頼感があるためです。

ANKER製品の中では一番廉価なモデルなので、高品質な音楽を楽しみたい人には物足りないというレビューもあるようですが、動画講義の視聴や、通話時のイヤホンマイクとしての用途であれば全く問題ありません。バッテリーの持ちも十分です。

以上、中小企業診断士試験のために揃えた文房具・道具の振り返りでした。
診断士試験の勉強は長丁場になるので、自分のお気に入りの道具を揃えて快適に学習を進めてください!

ここまでで、2月からずっと書き溜めていたネタストックが一旦なくなってしまいました。前回・前々回と事例Ⅳの話を重点的に書いたので、次回以降で事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの話も少し書いておこうかなと思います。
質問があれば、コメントかTwitter、マシュマロにてお寄せください。

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