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中小企業診断士試験 2次筆記試験後、合格発表までの2ヶ月半何して過ごしてたか《第8話》

前回までで、2022/1/14〜10/30の私の受験生生活のダイジェストをお届けしました。
今回は、筆記試験翌日から合格発表日までの約2ヶ月半(長い!)の過ごし方を振り返ります。

試験後、1週間くらい

疲労困憊で、なかなか疲れが取れません。
このときの私の心の声がこれ。

試験翌日、10/31で月末なんですよね…。請求書発行とか分かりやすいタスクがあったので強制的に仕事モードにならざるを得なかったのですが、そういうのなかったら多分昼寝してたと思います。

とりあえず忘れないうちに、再現解答を作ります。
が、全然再現できず。

事例Ⅰは最初の科目で印象も強かったのか、そこそこ再現できた気がしますし、事例Ⅳは計算メモがあるので計算問題は再現できました。
ただ、事例Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの記述の再現がどうしても微妙。本番はもっとマス目いっぱいの文字数使って書いているのに、1日明けて書いてみたらすっかすか。絶対本番の方が中身が詰まった解答をしてるはずなんですが、全然思い出せません。あれが「ランナーズ・ハイ」もしくは「クライマーズ・ハイ」、あるいは「イグザミニーズ・ハイ」だったのでしょうか…。

「とりあえず作った」レベルではありますが、作りました。
でも作っておいてよかったです。
合格であれば口述試験の準備で見返すことになりますし、不合格であっても翌年のための振り返りに必要になるので、記憶が新しいうちにやっておくべきだと思いました。

そのうえで、いくつかの予備校の解答速報を見ました。見たのは確かTAC、LEC、あとYouTubeの講評動画でKEC、AAS あたりだったと思います。(アルファベット3文字ばっかりだな!)
この時点で、そこそこできていたと思っていた自分の解答に漏れがたくさんあることに気付いてしまい、(他の多くの方がそうだと思いますが)かなりヘコみました…。

お世話になったTBC受験研究会の解答速報は11/4の発表で他校より少し遅めでした。その時点では他校の動画を既に見ていたので、違いを多少楽しみつつも、やっぱり自分の解答は漏れてるなぁ…という再確認になってしまいました。

※なお、多くの受験生がある程度抜け漏れしてるんだと思います。これは今だから言えることですが、自分の解答はどの設問も不備はあれど「軸は大きく外してない」ことが、ギリギリ61〜62点を死守できた要因だったのかもしれません。

TBCでは、11/12と19に総評講義・口述試験対策の無料Zoomセミナーが開催されるとのことで、どうしようかな…総評は気になるけどこの内容じゃなぁ…と迷っているうちに満席になってしまいました。後日アーカイブ動画も公開されましたが、結局視聴するメンタルにならず。見たのは合格後の口述試験の準備の時です。

なお、採点サービスは一切利用していません。
受験勉強のときにそのサービスを提供している学校にお世話になっていれば利用したと思うのですが、特にこれまで関わりのないスクールに出すのもなぁ…という気持ちがあり、精度もあてにならないと聞いていたのでスルーしました。

合格した今となっては、出してみても面白かったのかなー、とは少し感じますが。

一通り模範解答を見た後

初めて、Twitterで「中小企業診断士 2次試験」で検索して他の受験生の再現解答をちらちら見てみました。
あれだけ普段Twitter使ってて、そこで初めてかよ!と自分でも思いますが、勉強期間中はTwitterのアクティブ率が極端に下がっていました。今までスキマ時間にiPhoneでTwitterを見ていた時間がそのままスタディングで勉強する時間に置き換わっていたので、当然といえば当然なのですが。

で、他の受験生の再現解答を見たところで、さらさらっと見る限りどれもたいした違いがないように感じました。採点のプロが見れば違うのでしょうが、こんな似たり寄ったりの解答を9,000枚も見て差をつけないといけない試験委員の先生方も大変だなぁと思います。

ここまで見たところで、これ以上は見ても仕方ないな…と思ったので見るのをやめました。そして、YouTube Premium の課金を一時停止。なるべく2次試験の情報をシャットアウトするようにしました。

この時点で、自分の中での合否の可能性は五分五分くらいかな…という感覚でした。受験直後の高揚したメンタルでは「可能性7割くらいあるかも」と結構ぶち上げていたのですが、1週間ですーっと下がりました。
とはいえ、各予備校でも「解きづらい」という講評を出していたり、Twitterで流れてる再現解答がどんぐりの背比べなことを踏まえると、受験直後に感じた「皆できてなければワンチャンあるかも」という感覚はずっとあり、どっちに転んでもおかしくないという思いでした。

インプット習慣は継続

2次試験のことは考えないようにしよう、と思う一方、10か月で身についたインプット習慣を急にやめてしまうのもなんだか気持ち悪いものです。
そこで、スタディングでリリースされたばかりの2023年度受験用コースの1次基礎講義を聞き始めました。内容としてはほぼ2022年度版と同じです。

仮に不合格だったとしても来年は1次試験を受ける必要ないのですが、合格を諦めてないので来年の2次試験に向けた勉強をする気にもならず、かといって合格前提で口述試験の準備をしてもし落ちていたらショックが余計に大きいなぁ…という気持ちもあり、どうしようかなと…。

そこで、診断士試験とゆるく関係性をキープするのにちょうどいいのが1次講座の聞き流しだと判断。試験前と同様に続けることにしました。

結果的に、こうやって診断士試験の内容に少しでも触れ続けるというのはプラスになったので、今後の受験生の方にもおすすめしたいです。
合格していれば、バタバタとすぐにやってくる口述試験や実務補習に向けて頭を切り替えないといけないですし、仮に不合格でも仕切り直しがしやすいと思います。

ただひたすらドラクエをやる

ここまで、なんだか意識高く合格発表を待っていた風に書いてしまいましたが、すみませんそんなことないです。

試験終了後、夫がNintendo Switchソフトの『ドラゴンクエストⅩ オフライン』を買ってきました。発売が9/15だったのですが、私の試験が終わるまで買うのを我慢してくれてたようです。ありがとよ旦那殿…。

結局、今まで勉強に使っていた時間がそっくりそのままドラクエをやる時間になりました。

最近のゲームって、セーブデータのところに累積プレイ時間が表示されますよね。スタディングでもアプリを使った時間が学習時間として記録される機能がありますが、そこで記録された100時間とドラクエで記録された100時間は本当に同じ長さなんだろうか…と複雑な気持ちになりました。あっという間すぎる。

ゲームをやっていて思ったのは、「今私がゲームをしているのは楽しむためではなく、現実逃避をするためだから、昔のようなワクワクが少ない…」ということです。おおよそタスク処理になってしまっている印象。これが歳をとるということか。

フレンドのじゅもん
ドラクエⅩオフラインやってる人へ
フレンドのじゅもんよかったら使ってください

さて、そんな毎日を過ごしていると2歳児改め3歳児にも変化が。
今までは、問題集を解いていると
「○○ちゃんもおべんきょうするー」
と、鉛筆でぐりぐり丸を書いたり、電卓をパチパチ叩いていました。

それが
「○○ちゃんぼうけんするー!」
「しゅらいむやっつけるー!!」
と、自分でSwitchを持ってくるように。

やばいやばい、ゲーム中毒まっしぐらや!!

今まで、夫が子供の前でSwitchやってても、「とうちゃんなにしてるのー」と見にくることはあっても、ここまで自分でやりたがることはありませんでした。それが、私がやり始めたとたんにこれです。

いやー、母親の影響力ってすごいですね…。

そんな感じで約2ヶ月半はほぼずっとドラクエの世界に現実逃避しており、合格発表前にはその時点で用意されているメインストーリー、サブクエストをほぼ全部クリアしてしまいました。おかげで娘はSwitchのことを今はきれいに忘れています。

まだまだ今後、DLCの追加配信があるようなので楽しみです。(楽しみですが、また娘がゲーム中毒になるので、いつやればいいのかが難しい…)

次回は、いよいよ2次筆記試験の合格発表と、口述試験までの10日間の振り返りです。
質問があれば、コメントかTwitter、マシュマロにてお寄せください。

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