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モラハラ元旦那との話*11.二度目の調停*


今回は私が訴えられる側になり、
二度目の調停をする事になったお話です。



最後まで読んでいただけると
嬉しいです。



*11.二度目の調停


怒りが溜まった彼は私を裁判所に訴え、
二度目の調停(面会交流について)を
起こしました。


今度は私が訴えられる側で、

・なぜ面会交流をしないのか?
・子どもの行事に呼ばないのはなぜか?
・テレビ電話の時間が短いのはなぜか?
・テレビ電話の時間が守れないのはなぜか?
・面会交流できないのであれば慰謝料を要求する。

というような内容でした。

「この内容について返答して欲しい」
というような書類が届いたので、
私はすぐ弁護士さんに相談しました。

弁護士さんからは
「まず返答が欲しいという事なので
返答書を作成して送り、
その後相手が納得しなければ調停になる」
という事を言われたので、
とりあえずは私が自分で返答書を作成し、
彼に送りました。


・まず面会交流をしていないのは
新型コロナウイルスが流行しているからで、
お互いにテレビ電話でやり取りしようと納得した。
今後面会交流をしないとは言っていない。

・行事はお知らせする義務はないが、大きなものは連絡している。小さい行事は親参加ではないので、お知らせしない。

・テレビ電話は小学生の子が何時間も話すのには無理がある。
顔を見て、近況報告したら子どもも飽きるし
30分でも長く感じる程である。

・テレビ電話に遅れそうな時は連絡しているし、電話をかける前も連絡している。
逆にぴったりの時間にかけなければならない理由を聞かせて欲しい。

・「面会交流しない」とこちらは言っていないので慰謝料を払う義務はない。

というような内容プラス、
どうせ訴えられるのなら、
こちらも面会交流について言いたい事を言おうと思い、
私が面会交流について不安に思っている事を書き綴り、返答しました。


そして返答書を貰っても納得しなかった彼は
私を訴える事を取り下げる事はなく、
二度目の調停となったのです。


この際、私が面会交流に対して今まで抱いていた不安を全て伝えて、
面会交流も全くなくなって欲しいという希望を持ち、
調停に臨みました。


しかし、彼の中では「絶対に面会交流はしたい」という思いが強く、
私の「したくない」という思いとは
ずっと平行線のままで解決せず、
結局、面会交流は続けて行う事になってしまいました。

ただ、「連絡を取り合う際には言葉に気をつける事」という何だか曖昧なルールのみが追加され、
私には結果的に、正直意味のない調停になってしまいました。

しかしこの調停から2年後、子どものお陰で急展開を迎える事になりました!


子どもも「別に会いたくない」と言い始めていたので、
私はこれをチャンスに子どもにも私が離婚した経緯を改めてきちんと話し、
これからどうしたいかを聞きました。

子どもは話を聞いて、
「会わなくていいと思ってる。
会っていても楽しくないし、
電話もしたくない。」と言ったので
私はそれを彼に伝えました。

私が言わせてると思われるかもしれないけど、それでも何か変わる事があればと思い、彼に伝えてみました。

やはり、彼は私が言わせてると言い、
「面会やテレビ電話をしないのであれば、養育費は払わない」と言って来ました。

面会交流と養育費は関係なく、
養育費は子どもの為のものなので、
当たり前に払うべきものですが、
養育費がない代わりに面会交流をしなくて良いのであれば好都合だと思いました。


その次の月のテレビ電話をした際、
子どもが自分で
「もうテレビ電話したくないし、会わなくていいと思ってる」と
自分で言って電話を切っていました。


私は子ども自身が自分で彼に意見を言う事はないと思っていたのでとても驚きでした。

それと同時に今まで相当嫌な思いをしていたんだなぁと思うと申し訳なくも思いました。

電話を切ってから、もう一度私は
子どもが会いたがっていない事、
養育費はもういらないので、
面会交流を終わりにして欲しいという事を
メールで伝えました。

彼は子どもの態度を見たからなのか、
私が養育費はいらないと言ったからなのか、
ようやく納得したようで、
あっさりと
「わかりました。」と
メールの返事がきました。


こんなにあっさりと終わるなら
もっと早く言っておけばよかったー!
と思いましたが、
ついに、10年近く続いていた面会交流も終わりを迎えられる事ができました!




次回へ続きます。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。



みょん

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