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博物館デートを推したい

皆さんはデートと言えばどこに行くだろうか?

私たちカップルの定番は昼ごはん+カフェ+街ぶらりのゆるプランだ。

メルボルンに来てからはフィッツロイという場所が激アツで、最近お出かけ=フィッツロイになりつつある。あの街はカフェとビンテージとレコードと家具屋の宝庫だ…ずっとぶらついてたい。


いつかこの家具屋でランプを買いたい
青いミラーが可愛すぎる



ちなみに、前回紹介したビンテージツアーもフィッツロイである。

先週の日曜日も安定のフィッツロイぶらりをしていて、新しいカフェを訪れた。


店員さんのズボン素敵すぎる
人生初のカリフラワーライスに挑戦。
コメのほうが好きだと気付けた。



食後、ティムがふと「近くに博物館があるから行こうか」と言い出した。

私は美術館は好きだけど、博物館にはあまり馴染みがない。

どうぶつの森ではよく釣った魚や虫を博物館に寄贈していたが、リアル博物館にはさほど行ったことがないのでどんなものがあるのか未知。

オーストラリアは大自然の国なので、もしかするとおもしろい植物や生き物がいるかもしれない。

確かにおもしろそうなので、行ってみることに。





結論から言おう。

おもしろかった



地球のロマンを拝めた。

中国で発見されたという恐竜の卵、鉱山で発掘されたクリスタル、海の王と呼べるくらい大きなクジラの体全体の骨、どうぶつの森で見たあのぐるぐるの化石….子供から大人まで「わ〜」と感動できる発見の賜物がそこにあった。


中国で発見された恐竜の卵
どうぶつの森の土に埋まってる化石
クジラさん。最近進撃の巨人観たから始祖の巨人にしか見えなかった。



楽しみ方はひとそれぞれ。目でじーっと観察するのもあり、一眼レフで生き物や植物のベストショットを撮って回るのもあり。体験に参加するのもあり。私たちが行った博物館は、ウナギの餌やりイベントがあった。笑


ティムの心を鷲掴みにしたのは虫コーナー。笑


前のめりすぎておもしろい


まるで少年にタイムスリップしたかのようにカブトムシに熱い視線を飛ばしていて、虫というよりかはそれを横目で見てるのが楽しかった。

普段感情の起伏が少ない彼がフンコロガシコーナーで大興奮してて、えっ興奮ポイントそこ?!と思い、その光景にじわった。

ちなみに、オーストラリアの虫コーナーは本気にもほどがあった。

通常の10倍くらい大きなアリは、例えるならばハンターハンターに出てくるキメラアントの女王様みたいで、カマキリの目つきはヤバかった。

オーストラリア産の「G」が堂々と展示されていたのには激萎えしたが、総合して、生き物の命のパワーを拝ませてもらった気がする。


他にも、歩くだけで歴史を学べてしまうコーナーがあったりとで興味深かった。

例えば地球の見た目って、大昔と今じゃ全然違って、大昔は赤色に近かった。

徐々に海の青が出てきて、雪の白が出てきて、大陸の緑が出てきた。大陸は最初繋がっていたけど、だんだん分裂して今の形になった。

さらに、未来の地球をイメージした模型も展示されていた。海の面積がとても増えていて、悲しくなったのでした。



教科書で地球温暖化の文章を読んでもあまり心にささらないけど、イメージを見せられると「そうか…環境への意識を高めねば」と思わされる。


地球や月にスポットが当たったコーナーでは、普段しない会話ができておもしろかった。

宇宙人はいると思う?月に行けるものなら行ってみたい?将来は海外旅行じゃなくて惑星旅行ができると思う?などなど、私はそういう遠い未来のもしも話が好きなので楽しかった。

ちなみにティムは月に行きたくないらしい。ふむ…高所恐怖症だからかなぁ?

私は月行きのチケットが貰えるなら行くだろうなきっと。




博物館を出ると、すぐそこには緑がブワーッと広がっていて、泉があって、バロック調のイギリス風の建物がそびて立っていた。



見た目が完全に楽園だった。

芝生で昼寝をしている人やウェディングフォトの撮影をしている人がいてのどかだった。

今度ここでピクニックをしようと話した。


博物館のような普段行かない場所に行ってみると、普段は見れない相手の一面や、普段は話さない会話をしたりしておもしろい。

人類と地球のロマンを存分に感じたかったら、旅先や街にある大きな博物館を推します。

意外に楽しいよ!!


お土産コーナーのグランプリはこのマグネット

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