my love, my life

2017年11月、卵巣癌と子宮体癌で3度の手術と化学療法を行いましたが、翌夏に肝転移が…

my love, my life

2017年11月、卵巣癌と子宮体癌で3度の手術と化学療法を行いましたが、翌夏に肝転移が発覚。余命1年弱宣告を受けて、残された時間をどう過ごそうかとnote始めました。2019年7月に4回目の手術で一旦病巣が取りきれたものの、12月に再発が確定。いよいよ終末期を迎えようとしています

最近の記事

亡くなりました

娘です。 今日17時30分、母が亡くなりました。 お世話になった方々、読んでくださっていた方々、本当に有難うございました。

    • 娘帰宅!

      今のうちに会っておきたいと、娘が急遽帰宅してくれました!嬉しい!! 弱っているところを見せたくもないと思っていましたが、やはり会えたらものすごく元気になりまして、生きる張り合いが100倍くらい増しました! ひっきりなしに嘔吐していると体力も消耗してしまいますが、それを最小限にする方法や工夫は、医師としての知識が大分役に立っています。 褥瘡の予防やら対応に、保険診療の中でどれだけ工夫して出来るかなど、ちゃんと取り組めば一つ学会報告出来るくらいかも! noteも、時間を見つけ

      • いよいよ…

        私が最も恐れていた事態になってしまいました… 昨夜寝ていたら、突然胆汁の混ざったような腸液が逆流し、強い嘔気と嘔吐が。 昨日の夜も嘔気はありましたが吐物は何も出なかったのです。 寝ている間に小腸から、ガスと内容物が逆流してくるのでしょうね。起き上がった時に突然わーっと吐気が出てしまい。でも吐いた後はかなり楽になりました。 1:45、3:40、8:30と夜中起き上がるたびに合計3回でした。 こうなると、いよいよ小腸イレウス管をいれて、減圧するはずなのですが、私がこれだけは

        • 準備しておくこと

          だんだん入力するのも億劫になってきました。 元気なうちに少しでも書き進めよう… 遺影も、指定しておかないととんでもない写真を選ばれそうなので、事前に準備を。 でもなかなかないんですよーこれが… ちょうどこの間の3月の娘の誕生日に、写真館で3人の家族写真を撮ってきたので、それに決定! 気合を入れて当時マイブームだった着物で撮っておいてもらって、ほんとに良かったです。 しかも柄から気に入って染めてもらったお気に入りの江戸小紋にしたのも、何かの巡り合わせだったのでしょう… 1人

        亡くなりました

          51歳の誕生日

          症状はじわじわと悪化しておりますが、自宅での生活は至極快適で、退院して1週間があっという間に過ぎてしまいました。 昨日は私の51歳の誕生日で。。 なんとぱぱからサプライズのプリザーブドフラワーが届きました! 今まで何度言っても準備してくれたことなかったのに…😭 当日を過ぎてから、自分の欲しいものを一緒に買い物にいくか、事前にこれちょうだい!としかしてこなかったんです。 まあそれも、私がぱぱが最初はサプライズで用意してくれたプレゼントが今ひとつ気に入らなくて、いい顔しなか

          51歳の誕生日

          自宅に戻れました!

          その後の急展開で、金曜日に柏を退院して、自宅に戻ってまいりました。 症状は一向に良くならないのですが、ポートから1日に必要十分な量の点滴をすることが出来ているので、もし帰るなら比較的症状が落ち着いている今しかないだろうと言う事で、近くの在宅医療を行っているクリニックに受け入れをお願いしておりました。 話がスムーズに進み、木曜日にそちらのクリニックを主人が受診して、金曜からみていただけることになったのです。なんと主治医は母の看取りのときにお世話になった先生でした! 親子でお

          自宅に戻れました!

          娘へ

          "じゃあねー、おやすみー、まま、大好きだよー" 携帯画面の向こうの笑顔が消える。 それにしてもなんと便利な世の中になったことか… iPhoneで簡単にビデオトークが出来るので、たとえ入院中でも、ベッドの上でも、離れている娘の顔が毎日見られます。 今は個室に移れたので、毎晩電話で話すことが出来ます。 症状は当然のことながら快方へは向かわず、少しずつ体が弱っていくのも自覚できる。 残された時間が少ないのであれば、帰ってきて欲しくない訳では決してない。 でもね、今はこのまま、

          今私に出来ること

          いよいよ最後の時が近づいてきた今、私に出来る事はなんだろう? 病院のベッドの上で、何が出来る? 少しでも有意義に過ごしたいけれど、それを考える気力もなくて。 窓の外は久しぶりの青空で、それだけでも気分が晴れて有難い… #入院 #闘病 #私に出来る事

          今私に出来ること

          ポート挿入

          先日右鎖骨下にポートを埋め込む、小さな手術を受けました。中心静脈に直接カテーテルを入れられるので、少し栄養価の高い点滴が入れられます。何より腕の血管がボロボロで、これまでの化学療法の影響もあるのでしょうが、どうしても点滴を入れるのが難しくなってきてしまっていたので、ちょうどタイムリーだったかな。 ボタン電池のような、2センチくらいの丸い円盤を皮膚の下に埋め込みます。 こちらの先生方、お上手だから大丈夫、のお言葉通り、30分から1時間の予定が10分程度で終わってしまったのには

          ポート挿入

          ともちゃんへ

          ともちゃん。 noteの記事、読ませていただきました。 まずは、この記事を書いてくださって、どうもありがとう。 私のために、そんなに泣かないでよ〜 日曜の午前中かな、私も高校のESSのSちゃんとTちゃんと、LINEのビデオトークしたんだけど、顔見た瞬間から大泣きしちゃって、途中から電話に切り替えました。 いろいろ話しては泣いて、慰めてもらっては泣いて、泣くのがこんなに体力がいるものとはと驚いたけど、弱音も吐き出してデトックスになったのか、気持ちがすっきりしました。 う

          ともちゃんへ

          時間の流れ

          病室で、窓の外を眺めながら、ただひたすらぼーっとしています。 空が見えるって、やっぱりいいなあ… 入院した時は大部屋の廊下側だったので、ベッドの周りはカーテンに囲まれていて、遠くの窓辺の日差しだけ感じていました。 なかなか時が立たなくて… まだ5分しか経っていなかったの?と思うこともしばしば。 1日がこんなにも長いとは。 残された時間がいよいよもう少しとなったら、どうにかして有効に過ごしたいものだと思うのに何も出来ず… でもこれは逆に今までしたい事を存分に出来ていた

          時間の流れ

          延命治療は行わず

          前項補足します。 近くの総合病院は一旦退院できたのですが、自宅に帰ってきてから症状が再燃してしまい、点滴をしてしのいでいましたが、さらに悪化、水曜夜に柏のがんセンターに緊急入院させていただきました。 入院時に、急変時は心臓マッサージなどの延命処置は行わない方向で良いですね?と確認され、まさか今はまだそこまでではなかろうと楽観視していたのが、見事に覆されてしまいました… 入院後点滴継続しても症状は改善せず、お腹の張りはひどくなるばかりです。 昨夜改めて主治医が、パソコンを

          延命治療は行わず

          いよいよ…

          CTの結果、腹水の貯留と、腹腔内の再発腫瘍もかなり増えてしまっており、この影響で今回のイレウスもどきを引き起こしてしまったようです。 肝臓の実質内にも、脾臓にも転移巣あり。 ゲムシタビンは無効とのことで中止になります。 いったん食事も食べられるようになったものの、また後戻りで。 残された治療は、ドキシルをさらに減量して投与が出来るかどうかだけになりました。 これも再開できるかどうかはわかりません。 このまま緩和ケアに移行になったとしたら、あと3ヶ月は持たないかも、と

          いよいよ…

          食事開始

          約1週間の絶食の後、やっとお食事が開始されました! 《流動食》 りんごジュース 牛乳 重湯 澄まし汁 ふあああ〜 しょっぱいもの、美味しい〜! こちらの病院のお食事は、右側に冷たいもの、左側に暖かいものと分かれていて、それぞれ冷え冷え、熱々ではこばれてくることです。 重湯の最初の一口で、お米って甘いんだな、と。 お醤油の効いたお汁も熱々で… お腹が中から温まる… 食べられることの有り難み、ここのところ忘れてしまっていました。 ちゃんと寝られること、排泄出来ること、痛

          ゲムシタビン⑥からの再び緊急入院に

          早いもので6月も半ばを過ぎてしまいました。 緊急事態宣言が明けて娘の学校も再開になり、家に居なくなってしまいましたので、まさに腑抜けになっており… これだけ長く一緒にいられたのでその反動も大きかったです。 ボーッとしたまま、6/4に6回目のゲムシタビンを施行。そのあともあまり元気も出なくて、ずっとだらだらベッドに横になって、本を読んだりだらけた生活をしていたツケが回ってきたのでしょうか… 16日早朝にまた嘔吐、前日の夜に食べたものがほぼ未消化でそのまま残っておりました。 全

          ゲムシタビン⑥からの再び緊急入院に

          ゲムシタビン⑤

          ゴールデンウィークも明け、先週5回目のゲムシタビンを受けてきました。 肝機能が若干高いので、6割に減量して投与することになりました。 投与後は、まず気持ちが悪くなり… ムカムカした感じがしばらく続きます。 これは吐き気どめのノバミン頓服で治まるくらい。 その後だるさと、なぜか数日すると、いつもの痛い鳩尾ばかりでなく、お腹全体あちこちに痛みが増強してしまい… やはり抗がん剤ですから、なにか影響するのでしょうねえ。 でも痛みがかなり強いので、すわ腸閉塞か、穿孔でも起こしたかと心

          ゲムシタビン⑤