ハイジュ

東北の郡部で夫と2人で自営業をしています。アラ還。国民年金だから死ぬ前日まで働かねば。

ハイジュ

東北の郡部で夫と2人で自営業をしています。アラ還。国民年金だから死ぬ前日まで働かねば。

最近の記事

梵天丸はかくありたい①

重ねて起こるもんなんだよね。 先週末、私は蜂窩織炎になって、ひどくはないけど服薬して寝てました、概ね回復。昨夜、仕事から帰宅した子が発熱し、服薬してすぐ寝た、今朝はほぼ平熱だが念の為有給休暇で休み。遠方の単身生活だから不安だろうけど、とにかく寝るしかないのでな。そして、明後日は夫の大学病院初診。初診を始めないとなにもわからないから、今は普通の生活。 三人とも、家事も仕事もしているわけだからねえ。 総合的にすごく悪いわけではない。 私がお役免除になっている実両親も、父は症状が

    • ほぼ日5年手帳 最終年

      2020年2月18日、うちにほぼ日5年手帳A5版が来ました。 まず2020年元旦から2月17日までの備忘を転記した。 この5年間(自分の55歳〜60歳)を記録しておけば、次の5年間がスムーズなんじゃないか?だって、60歳っつったらおじいさんじゃん。いろいろきれいにしないとさ。 仕事、家事、地域の活動、自分の行動などなど。 年をとると、生活に変化が少なくなるし忘れるから、ルーティンは書いておくのがいいなと思ったんだよね。 個人的備忘録のつもりだから、自分の感情は書かない。 箇条

      • 印象派モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵

        郡山市立美術館に行きました。 印象派モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵 題名が長い、長すぎる。気持ちはわかる、でも長い、モネを推したいことはよくわかった。 田舎としては平日の午前と思えぬ来館人数、すごいな、モネのパワー。 私は、目録やイヤーガイドを使わず、説明もほぼ読まない鑑賞スタイルなので、一巡目はとにかくスタスタ進む、人をかき分けるように歩く。作品点数は少なくもなく多くもない。室内は広くないが天井が高いので見やすい。 一巡目で気になった作品を中心に二巡目。コローのT

        • おしゃべり大会

          おしゃべり大会はドライブと相性がいいので、友人とお出かけしました。 私は夫の病気発覚からの不安があり、友人は職場の悩み、転職の不安がありました。 お互いのダウナーをしゃべりたおして相殺する。 正解も結論も安易な励ましもないんだけど、とにかくしゃべって吐き出す。不安や悩みのない人なんていないし、それでもたいていはなんとかなるよね、というのが本日の落とし所でした。 ぼけ〜っと、山道をしゃべりながら運転するのは気分が晴れます。高速道路に乗るつもりが、道を間違えて峠道を越えたっぽい、

        梵天丸はかくありたい①

          83歳 新たな試練

          4月上旬に、家で転んで顔の前面を打った母は、GW明けにMRI検査を受けた・・・本人が熱望したのでな。検査しなくていいのでは?と言って大喧嘩になった日が懐かしいくらい。転んだ影響はなかったが、大きめの脳動脈瘤が見つかりました、あああ。そういうものだよ、もうすぐ83歳、は〜。 今回は弟に完全お任せなので、弟が付き添いしやすい大学病院を紹介してもらうことになりました。かかりつけ医の話では手術になるだろうとのこと。手術だと、待機やらなんやらで弟の奥さんに迷惑をかけるなあと、それは気

          83歳 新たな試練

          癌 なのか

          1970年、夫の生母39歳、スキルス胃癌であっという間に逝去。 1993年、義父69歳の癌が判明して手術を受けた。腎機能低下して人工透析も始まり、療養生活になった。 生きる欲が強く、様々な民間療法も始めた。個人インターネット前だから情報ソースは雑誌と書籍、どこからともなく湧いてくる情報って感じだったなあ。医師なのに? と思ったが、何も言わず見守るにとどめた。あのころは、癌に効く民間療法がたくさん推奨されていたのよね。なかなかエグいものもあった、今は見かけないから、流行り廃り

          癌 なのか

          温泉宿の繁忙期アルバイト要員への道

          GW最終日、無事に温泉宿アルバイトが終わりました。最終日は早めの時間に仕事が終わり、社長さんにお給金を計算してもらって受け取っておしまい。 社長さんから、また忙しいときにお願いできますか?と聞かれたので、予定がなければ引き受けますと答えました。 おおお。これは要員に登録されたってことだな?ありがたいことです。 それにしても、単発アルバイト状態だから、仕事が上達しにくいのだよ。マニュアルはない。 布団を押入れに片付けるときに、布団をどの向きで積むと次に敷くときに楽か、なんて考え

          温泉宿の繁忙期アルバイト要員への道

          GW 温泉 アルバイト

          GW直前にお声がけいただいたので、温泉宿でアルバイトをしている。2019年GW以来5年ぶり2回目。 宿は、夕食提供を止め、カフェとランチを始めてた。 朝7時から働く。 ①朝食の配膳して、お部屋のお布団を片付けて、朝食の後片付けをする。 ②お客様がチェックアウトしたら、お部屋掃除。洗面所とお手洗いも掃除して、ゴミは分別。 ③掃除が完了したら、本日宿泊分のお布団を敷いて部屋を整える。 ④タオル類を洗濯、干し。 ⑤指示が来たらカフェのランチ対応。 だいたいこのくらいで午後2時になり

          GW 温泉 アルバイト

          愛と孤独にむせび泣く82歳

          父が入院して5ヶ月過ぎた。父の病状は悪い、良い材料はない。折り合いをつけるための治療が続いている。 母は、いきなり単身生活になり、父に怯える生活からは解放された。よかったよかった。 じゃないのだな、現実は。 夫婦はかなり前から寝室を分けていたが、父の入院後、母は自分のベッドで寝られなくなった。リビングのソファなら寝られるとわかったから、毎晩、ソファで寝ている。そんなことは息子も娘も全然知らんかったわ。ソファはかなりの古さだし、寝心地悪そうなんだが、実際に試してみて、きちんと眠

          愛と孤独にむせび泣く82歳

          60歳〜65歳をどう暮らすか?

          今、自営業フルタイムで働いているが、ゆえあって職場の先行きが不透明で、先の心配ばかりしている。 シニアの非正規募集は、それなりにある。ハローワークにもネット求人サイトにもある。未経験可の求人がある。今の仕事の職務経歴が活かせそうな求人もある。持っている資格が活かせそうな求人もある。安心を得るために「ある」を探している。 心配しない人生には縁がなかったなあ。心配して働いて、何とかなってきた。ごくごく普通だと思うんだよね。 何で60歳以降の暮らしが不安なんだ?? 年金受給が65

          60歳〜65歳をどう暮らすか?

          自営業からの仕事探し

          1997年に準備をして、1998年に開業した。 夫が医師で私が電話対応事務雑用掃除経理全部。 妊娠中も出産明けも、子どもが乳幼児のときも、 融資の借り換えをしたり、問屋と交渉したり、診療報酬改定も確定申告も、システム屋さんとのやりとりも、全部一人で対応してきた。ついでに地区やPTAも全部だ。 名前のついていない作業は全部やったと思う。 医院は、医師の働きでのみ成り立つ仕組みなので、丈夫じゃない夫に無理をしてもらうのは、ちょっと不安だったから。 繁盛していない医院運営ながらも、

          自営業からの仕事探し

          最適解がわからない

          父が精神病院に入院して2ヶ月、服薬調整が上手くいかず入院は長引くだろう。父はストレスがたまるようで様々なことがあり、先日発熱して検査したら肺炎を発症、転院しないでこのまま治療することになった、ありがたいことです。 面会は解禁になったので、母はたびたび出かけているらしい。 母が弟に言う内容(対面) 母が私に言う内容(電話) ニュアンスもあるが、なかなか違う。 弟に言いにくいことを私に言い、私に言いにくいことを弟に言う、甚だ面倒。 母にうっすら認知症があるだろうことを、母にも周

          最適解がわからない

          父の入院と母の単身生活

          父が入院して母の単身生活が始まった。予想通り、母は精神的に不安定になっている。 「一人ぼっちになってしまった」「離婚なのかしら?」 「おとうさんのことをきちんと説明してほしい」と、私や弟にたびたび電話がくる。 父の病状を隠しているのではないか?と疑われている。病院から報告を受けていないから私たちも知らないのだよ。 これだな〜、としみじみ思う。 母のしつこさと、自分が除け者にされているという感情と被害的妄想の拡大。もともとの性格と認知症な老いのミックス。物忘れしちゃえばいいこ

          父の入院と母の単身生活

          逆ルージュの伝言と気合1

          14日、とうとう、父が母を殴った。 母は殴られると思っていなかったもんで、恐かったらしい。 15日、母は嫁ちゃんに電話して経緯を話した。 「逆ルージュの伝言」 母は隠したがったが、義妹からすぐに詳細報告電話をもらう。 「今でしょ。」 私は母に電話して、すぐにタクシーを呼んで二人で精神病院に行くように言った。めずらしく指示に従った。 診察担当医から私に電話があり、本日は入院できないこと、薬の副作用の可能性があるから服薬を止めることの説明があった。 病院会計後、父は怒って病院から

          逆ルージュの伝言と気合1

          スルーできない老夫婦

          今度は父の補聴器案件です。 父は年齢相応に耳が遠い、経年劣化、90代だもの。 「耳が聴こえにくい、聴こえない」ことを本人も同居人(母)も生活の中で受け入れられない。だから、補聴器ユーザーなんだけど、補聴器にまつわる細かいトラブルが、まあ多い。補聴器本体との相性や、聴こえ具合の満足度、そして、補聴器屋さんに行くまでのあーだこーだと、補聴器屋さんでの父の恥ずかしい振る舞いと、母とのトラブルなど。 父は耳が遠いから声が大きい、母はそれが嫌みたい。 補聴器屋さんに夫婦で出向いて、父が

          スルーできない老夫婦

          雑草と万葉と恋歌と方言1

          夏は、畑の畝に生える雑草をむしる。一番多いのは、当地名「ひょう」。茹でてからし醤油で食べるも良し、茹でて干しておいて、年末のおせちの材料にするもの良し「ひょうっといいことありますように」は、当地の正月料理の一品です。おせち料理はダジャレだなあ、しみじみ。食べられる雑草には役割も人権もある。 ひょうは、茎が頑丈でどこまでも長くぬるぬるしています、引っぱるとどこまでもついてきます。 牧野富太郎氏の小エッセイを読んだら、ひょう=スベリヒユ=いわいづるの話題で、万葉集にいわいづるを詠

          雑草と万葉と恋歌と方言1