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HOT STUFF 45th Anniversary HEADZ 〜NEW HOT WAVE〜@日比谷野外大音楽堂 '24/4/27

  ※ドミコとニコタンしか観てませんm(_ _)m

 仕事がある日だったんですが、ドミコ中毒の離脱症状で手足が震え始めたので昼で仕事を切り上げて行ってきました。よだれを垂らして這いつくばりながら日比谷野音へ到着。早くドミコを観ないと覚醒剤乱用の疑いで職質されるぞい。

 新東京のアクトが終わり転換でドミコの機材の準備が始まるが、いつの間にか長谷川(Dr.)がドラムでチェックを始め、さかした(Vo.Gt)も自らマイクチェック、ワンツー。数々の珠玉のリフ(びりびりしびれるとか)でギターサウンドチェックをするというブチ上がり案件が早くも登場。チェックの延長でまどろむ、まどろまない?の演奏に入ったが歌うのはチェックの都合か途中で終わり、ルーパーでしばらく珠玉リフだけ流れ続けた。これだけでも充分踊れますけどね。

 「おねがいしゃーす。」
とダウナーテンションでさかしたが挨拶(そんなところも好きです)し、「問題発生です」からライブがスタート。音源通りエコーのようなものが声にかかるが、野外だからか声が伸びる伸びる。「ペーパーロールスター」では「野音最高ーーー!!」とさかしたが叫び場内歓喜。3日前に配信された異(下)からの選曲が中心になるかと想像したが意外にも「のらりつらり」と「なんて日々だっけ?」がセトリに選抜。そしてラストに一曲「深海マリアナ海溝旅行にて」が異(下)から演奏された。

 この「深海マリアナ海溝旅行にて」では激しいスパーリングセッションが披露されたが、特筆すべきは毎度さかしたがドラムに足を乗っけるその足の位置だ。今日はなんと、ドラムセットが置かれている床面より少し高くなっている所に申し訳程度にちょこんと置いてるだけだったのだ。ライブで見た事がある人はお分かりだろうが、さかしたがドラムの真ん中の太鼓に片足を乗っけるあの瞬間は最高に絵になる瞬間だ。リアムギャラガーが手を後ろに組んで顎を上げて歌う時、チバユウスケがマイクコードをグルグル巻いてハンドマイクで歌う時、そんな写真で切り取られるべきカタルシスだ。しかし今日は長谷川のドラムを手で煽って煽って煽って、ちょこんである。一体何が起きたというのだろう。
 今年に入ってリリースされた「異」はキャッチーな仕上がりに過去曲がリアレンジされており、リスナーに寄り添う姿勢が窺える。もしかしたら、反骨心を必要としない景色がさかしたひかるには見え始めているのかもしてない。彼の足の置く場所は日本のロックの未来だ。ドミコ中毒者、刮目せよ。

 niko niko tan tanは今日のライブのために予習で初めて聴きました。そのファンシーな名前から、ちいかわみたいな雰囲気なのだろうと思って一切聴いた事がなかったのだがとんでもない。ちいかわが出てくると思ったらゴリラが現れたような衝撃があった。また、プログラミングではない有機的なドラムが非常にライブ映え。オーディエンスを煽りまくってノリノリ最高なパフォーマンス。本当に良いライブだった。欲を言えばリハでやった「胸騒ぎ」が途中で終わったからAskHeySiri?まで聴きたかった笑

ドミコ
リハ まどろむ まどろまない?
1.問題発生です
2.ペーパーロールスター
3.のらりつらり
4.なんて日々だっけ?
5.深海マリアナ海溝旅行にて

niko niko tan tan
リハ 一瞬パラサイト 琥珀
1.カレイドスコープ
2.IAI 
3.水槽
4.Jurassic 
5.パラサイト 
6.WONDER
7.同級生


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