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「クレジットカードは、便利!」を疑え。

いざという時、
すぐに支払いができる。

明細が一覧で見れるから、
家計簿をつけなくていい。

「便利だから」とクレジットカードを
使っている人も多いのではないか。

本当に便利なのは、
クレジットカードじゃない。

「便利だから」という言葉だ。



「便利」と「使いこなせる」は、別モノだ。

「基本的」に、
便利=いいことだ、と私は思う。

人それぞれ趣味や嗜好が違うから、

自分にとって便利なものを買ったり、
利用したりするだろう。

それは、決して間違ったことではない。

一方で、
クレジットカードはどうか。

確かに便利だ。

ポイントが貯まるというメリットも
あるだろう。

ただ、私には使いこなせる自信がない。

便利すぎるが故に、
「魔のカードだな」と思うこともあるからだ。

例えば、

本屋さんに行って読んでみたい本が
あったとする。

お財布の中に(本を買うための)現金は、
ない。

でも、
クレジットカードはある。

そんな時、

「できるだけ本屋さんで買いたいし」
「次、いつ出会えるか分からないし」
「本は運命だって言うし」

などと、あれこれ理由を巡らせて
その場で買ってしまう。

そんなことがよくあった。

直感的に動くタイプだからこそ、

「買える」という状況だと
自分を甘やかしてしまうのだ。

じゃあどうすればいいか。

対策は、こうだ。

クレジットカードを「魔のカード」にしない方法


まず、
お財布にはクレジットカードを入れない。

次に、
欲しい本があったら「欲しいものリスト」に
入力する。
※Googleアプリの「TODOリスト」を使用

最後に、

何日か経ったところで
もう一度「意思確認」だ。

自分にとって「必要」で「欲しい」と
感じるのであれば、

今月使っていいおこずかいの「予算」を
確認する。

予算を確認したあと、
もう一度買いに行くか、ネットで注文するのだ。

「面倒くさい」と感じただろうか。

『正しい家計管理』の著者・林あつむさんは
こう書いている。

面倒くさは通常だと「悪」ですが、
予算管理においては「善」なのです。

『新版 正しい家計管理』P.137

面倒くさいからこそ、「理想」に近づく。


家計管理だけではありません。

健康的にやせたい。
家の中を片付けたい。

など、
「本当に何かを変えたい」と、
感じるのであれば、

過程の「面倒臭さ」も必要です。

例えば、

健康的に痩せたいのなら、
なんのために痩せたいのか。

「目的」を言葉にしておく。

さらに、

今、体重が何キロあって、
何キロを目標にしているのか。

など、
計画して、実際にやってみる。

検証する。改善する。

そんな過程を経て、

ようやく「健康的に痩せる」という
理想まで辿りつくことができるでしょう。

クレジットカードも、同じです。

知らない間に使いすぎている人は、
「予算」を決めていないのかもしれません。

つい、使ってしまう人は、

クレジットカードがお財布の中に
「常備」されているのかもしれません。

もちろん、
無限にお金があるのならいいでしょう。

「理性」を保てるのならいいでしょう。

クレジットカードをうまく使うか。
使われるかは、自分次第。

自分に合った選択は、必ずある。



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