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誰にも内緒のクリスマス。

・サンタ業務終了!
・今年のケーキはこれ
・家族で〇〇に行きました

クリスマスになると、
いろいろな人の「いろいろなクリスマス」が
スマホの画面にうつし出される。

誰かに「いいね」をもらうまでが
クリスマス。

そんな時代になったのだろうか。

もちろん、

時代に合わせるか、
合わせないかは自分次第だ。

もっと知りたい!と感じる人と、感じない人の違い。


クリスマスに限らず、

家族や友人とのイベントは、
プライベートである。

本来は、
個人的に写真を撮ったり、

終わった後に楽しかったね〜と
直接メールでやりとりするもの
だったはずだ。

いつからか、

ネットを通して「楽しかったね!」と
「公開やりとり」をするようになった。

そんな時代にあえて、

クリスマスに何をプレゼントして、
どんなプレゼントをもらって、

どんなものを食べて、
どこに行ったという報告を、

ネットに残さないのも、
なんだかいい。

ネット上では「内緒」という選択だ。

そもそも、

ネットでなんでもかんでも
開示してしまうと、
直接会う必要性が減るのではないか。

すでに自分の情報を相手が知っていては、
聞かなくても済んでしまうから。

私が「この人の話を聞いてみたい」と
感じる人は、

ミステリアスな部分がある人だ。

どういうことか。

多くを語らない人である。

「自分の考えていること、
言いたいことをはっきり言える人は
すごい」

そんな風潮もあるけれど、
「言語化が全て」ではない。

思っていることや感じていることを
言語化できると、

不安が減ったり、スッキリしたり、
解決策が見つかることもある。

一方で、

言語化に慣れてくると
自分を正当化するような言い訳も
うまくなってくるのではないか。

もちろん全く語らないのではなく、

その人独特の表現というか、
世界観というか。

「もっと知りたい」
「〇〇さんなら、どう思うだろう」

そう感じると直接会いたくなる。

適度に「内緒」があるほど、
人を魅了するのではないか。


ネットでどこまで書くか。書かないか。

「YUKOさんはnoteで
自分のことを全部書いていて面白い」

と、言われたとがあります。

そう言われて初めて、
「あ、まずい」と感じました。

もちろん、
自分の身の回りに起こったこと
感じたことを全て言語化することはできません。

「一面」に過ぎないのです。

一方で、
そう感じてしまう人がいるのであれば
書き方に問題があるということ。

そのためには、

・何でもかんでも開示しないこと
・開示の範囲を決めること

個人情報がダダ漏れになりかねない
ネットだからこそ、

「自分なりのルール」を決めて
発信する。

すると、

noteで何を発信すればいいか分からない。
ネタがない。
といった悩みも少なくなっていきます。


今年はどんなクリスマスを過ごしたか。

私は、

自分と家族の心の中だけに
そっとしまっておこう。

あなたは、

ネットで誰かに言わなくても、
満足できるクリスマスを過ごせただろうか。

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