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本を読むほど「絶望」する。

「なんて自分は無知なのだろう」

本を読めば読むほど、

「私はこんなに知識があります!」
「学んできた過去があるんです!」

なんて、言えない。

逆に落ち込むこともあるのではないか。

読書が「やみつき」になる理由。

都会の本屋さんは宝箱のようだ。

読んでみたいな、
気になってた!という本が
ほぼ、置いてある。

私の住んでいる地域は、田舎だ。

新刊は2日〜1週間以上経たないと
入荷しないし、

むしろ入荷自体しない、
なんてこともある。

「じゃあネットで買えばいいのに」

と、思うだろうか。

私は「レビュー」を読むだけで
買い物に失敗した経験がある。

一度や二度ではなく、
おそらく数十回以上だろう。

「知らない誰か」が推している本が、
必ずしも今の自分にハマる訳ではない。

レビューは誰かの主観に過ぎないのだ。

今はどうか。

まず、気になる本があったら、
とりあえずメモしておく。

次に、
都会の本屋さんに行ったら、
在庫があるか調べる。

(ここで言う都会とは、
「広島市」の大きい書店である。)

「実物」があったら、
パラパラめくって中身をチェック。

「うん、読みたい」と
感じたものだけお持ち帰りしている。

しかも、だ。

都会の本屋さんに行くと、
「絶望」もする。

特に、哲学関係のコーナーへ行くと
「なにそれ・・?」というタイトルが
ずらっと並んでいるのだ。

9年間。
年に120冊以上。

本を読んできたにも関わらず、
まだまだ知らないことがあるなんて。

と、落ち込むのだ。

もちろん、
全ての本を読むことはできない。

世の中の全てを知ることも、できない。

だからこそ、

パラパラっと中身を見て
「今の自分」が読みたい本を読む。

時間とお金は有限だ。

読書は、
「喜び」と「絶望」の繰り返し。

だからこそ、
やみつきになるのだろう。

自分に合った本は、どう見つけるの?


これだけ情報が溢れていると、
あの本も面白そう。

この本も読んでみたい。

そう感じる機会が山ほどあるのでは
ないでしょうか。

私がSNSを始めた4年前は、
「書籍のレビューアカウント」なども
ほとんど見かけませんでした。

今はどうでしょうか。

書籍レビューのアカウントは溢れ、

「とにかく学べ」と言われているような
感覚になる気がします。

そんな時は、
ネットではなく実際に本屋さんへ
行ってみる。

「知らない誰かのレビュー」ではなく、

自分が「うん、読みたい」と
感じた本をお持ち帰りしてみては?

便利に反しているけれど、
学びじゃないかもしれないけれど、

「早くページをめくりたい」

そんな気持ちで家に帰れます。
きっと。

最後まで読んでいただきありがとうございました!たくさんのビュー、スキが執筆の励みになっています。いただいたサポートは子どものおやつにさせて頂きます◎