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#512 作った本が発売された!

2024.1.17.
昨日、体重が上限を超えたまま戻らないと弟に話したところ、「めちゃくちゃ歩こう企画」を提案された。出発を日本橋にして、行けるところまで東海道を歩けと。もう京都まで行けと。ご当地メシを爆食いしてこいと。おい。

そんな話をして今朝起きたところ、
喉が痛いし、鼻水めちゃ出てくる…!
風邪なのか花粉なのか。ちょうど仕事も休みだったので、結局今日はほとんどベッドから出ていない。でもしっかり食べている…から、もう体重計乗りたくない。


そんなまさかの1日を送っているのだが、今日は、

自費出版した本の発売日!!!

2023年の目標だった自費出版、先月出来上がって、ついに今日書店等での発売日になった。出来上がるまでの試行錯誤を見守り、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。道のりマガジン↓

そうそう、このマガジンのトップ画には、自分が本を作るときに「どんな本にしたいか」ということをノートに書いていた画像が貼ってある。

・読んで楽しいエッセイ
・というだけでなく、若手教員が仕事のチョイ技を得られる本

これが達成された本になったかな…どうだろう。


完成前後で、いろいろと考えたことや気付いたことがあった。

◆本を作るには時間がかかる

自費出版を考えたのが昨年1月。実際に動き出したのは、3か月の産代が終わってからの4月から。で、出来上がったのは12月。
noteの記事という本の原形ができていたという点では時間が短縮されているし、締め切りもないからのらりくらりやったという点では遅くなったし。もっと本気で取り組めば、もっと早く出来上がっていたと思う。

それでも、やっぱり出版社さんにレイアウト組んでもらったり赤入れてから修正してもらったりを繰り返し、校了しても印刷や製本があるので、noteの記事みたいに書いてすぐ世に発信するよりだいぶタイムラグが発生する訳であって。

実は作っている9か月の間に、「やっぱり言いたいこと違ったかも」という想いが出てきたのも事実だ。教育業界でも人手不足が深刻化していて、もはや私の経験談を伝えたところで…そこじゃないよねという気持ちにもなった。

まあ、いいのよ。9か月前の私が企画したことだから!それが後に変わるのも、当たり前のことだ。


◆サインを求められる

直接手渡しするとき、サインくださいって言われることが結構あって、
「サイン〜〜〜?」
と言う反応しかできない。人生でサインをするタイミングなんて、離任式の日くらいだよ。しかも、その時は高校生くらいにみんながちょっと練習したであろう、めちゃふざけた筆記体とかのやつを書いていた。

困った挙句、普通にフルネームを書いた。全身がこそばゆい。


◆読んでくれる人のありがたさ

この1か月で言われたことやいただいたメッセージ↓

特に印象的だったのは水溶液、研究、大人を育てるのは下手。あなたは自分の感じたことを自分の言葉で表現しているんですね。

明日も元気に学校に来てくださいって…私も前におんなじこと思ってたなあと思って。まず子供が元気に来てくれることが一番だよね。

娘と速読して、こういう小学生いるーとか、研究発表わかるわーとか、楽しませてもらいました。みゃーさんらしさが十二分に盛り込まれている感じですね。

挿絵に次ぐ挿絵!字もキレイで読みやすい!うちの娘の担任にも読ませたい。

読みました。感動よ。積み上げたものをカタチにしたんだね。内容がとっても面白いかった!全然古くないじゃん。でも2冊目はもっとバージョンアップするなんて素敵じゃーーーん

出版おめでとう。noteの記事もだけど、本の出だし読んだだけで、みゃーが全力で先生してるのが伝わってきたよ。

学級が荒れた話と研究の話は特に気に入りました。若手教員にもいいと思いますが、本好きのOLに読んでほしいと思います。3時のヒロインの目にとまり、王様のブランチで紹介なんていいなと思います。

面白くてさらさら〜って、読めた!そうそう、教員の仕事って、こういうことー(笑)分かるわーって、一人でニヤニヤしながら読めた!
みゃーの本、きっとたくさんの人を笑顔にしてくれる本になると思う。私も元気もらったわ。また明日から頑張るね。

うち、家族で回し読みしてるからね!

今外出から帰ってきて、上の子が一番に読んでた(笑)
第一章読んだよー!さらった読めちゃった!みゃーらしい文章とかわいいイラストで自分もこうだったなぁとか次担任したらやってみようとか思った〜!

作者を知ってるって、すごい不思議な感覚。大学時代から知ってるみゃーの性格とか、好き嫌いとかが出てくると、あー知ってるー!ってなるし。ときどきみゃーが話してるように聞こえたりする!
子育てにも当てはまるところ多数!私もいろいろと新しい発見があって、頑張れそう。

私、大学の先生だけど、わかりやすい自己紹介考えようと思ったわ。
あと、楽しいが一番って私もよく言ってる笑。でもそう思ってない人って結構たくさんいるなと思う。真面目な親御さんだと、ルールを守ることを一番って思ってる人いるなーと。

本当に、読んでくれる人あっての本。

本を作ったことを誰かに伝えるとき、たいていその反応は「え!すごいですね!!!」という感じだ。でも、私はその中身には自信がない。だから、「えーと、つまらないものですが…。本当に、ヘボいの!読んでもあまり役に立ちもしないし、あなたにとっては全然面白くないかも…。」という気持ちになるし、うっかりそう言いそうになる。

そういうとき、オードリー若林さんの本から、この言葉を思い出す。

今年の夏に海に行った時、よく日に焼けた大学生風の男の子に「ラジオ毎週聞いてます。ライブも行きました」と声をかけてもらった。
握手をした時にはっきりと感謝があった。
伏し目がちに「あ、ありがとうございます」と言うのではなくて、
目を見て「また聴いてね。ライブも来てね」と素直に言えた。
こんなことは当たり前のことなのだ。
でも、世間的には当たり前でもぼくにとっては事件なんだ。

あとがきより

読んでもらったとき、手に取ってもらったとき、感想を教えてくれたとき、私も少しは目を見てありがとうと言えるようになりたい。本は配る気満々だけど、お金を出すと言ってくれた人には、あまり固辞せずいただこう。



えー、というわけで、
「明日も元気に学校に来てください」
本日発売です。

書店流通の割にはそんなに数を作っていないので、大きい本屋さんだったら出会えるかもくらいのものです。見つけたらラッキーです。一番目立つとこに置いておいてください。笑



#教員エッセイではない
#自費出版
#発売日
#明日も元気に学校に来てください

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