#573 大学バレー部が私にくれたもの
2024.5.1.
5月!!!
月日が経つのが恐ろしく早い!!!
くたばらないうちに、会いたい人に会い、食べたいものを食べ、行きたい場所に行かなければ!!!
なんとなんとこの記事は、2022年9月20日から下書きに入っているものである。今さらなぜまとめる気が起きたのかは謎。
大学時代、体育会のバレー部に入った。ほぼ事故である。
事故とはいえ、もう一度人生をやり直せるなら、絶対また大学でバレー部に入るだろうと思うくらい、楽しかったし学ぶことが多かったし得るものが大きかったと思う。
例えばどんな?というのを、一度整理してみた。
★バレーの技術
最初はパスすら思うような場所にいかず(まあそれは今もだけど)、無駄な動きが多いからすぐバテていたけれど、そりゃあ、3〜4年もやっていればそれなりに上達する。
少しずつ狙う場所に返せるようになる。ボールの落下地点に入れるようになる。反応できなかったボールに反応できるようになる。
監督・コーチ・経験値の高い先輩方がいる環境って本当にありがたかったなあ。死ぬほど怒られたけど。
★チームプレーの楽しさ
中高は卓球部に入っていて、週4日&17時完全下校という、今思えば教員にとってホワイトな時間設定な部活だったし、世の中高生の部活からしてみると全然練習していない部類に入るとは思うのだが…それなりに頑張っていた。
個人種目はいい。頑張れば頑張るだけ自分の成長を感じられるし、良いボールが決まるとうれしい。自分に向いている。
と、思っていたのだが、バレー部に入って初めてきちんとチームスポーツを経験すると、これはこれで素晴らしい面がたくさん見えた。
できないことがあっても、誰かが補ってくれる。
逆に、自分の得意なところでチームに貢献できる。
自分はスパイクを決めるのが好きだと思っていた。実際、難しくて全然当たらなかったものがだんだん当たるようになってきたり、点数が決まったりするとめちゃくちゃ楽しい。
でも、違ううれしさがあることを知った。
自分のサーブレシーブがきれいにセッターに入って、超ナイストスが上がって、誰かが気持ちよくスパイクを決めたときとかね。苦しんでなんとか上に上げたボールを、次の人が頑張って繋いでくれたときとかね。
そして一番は、「二段トス」。
セッターでない人が上げるトスが「二段トス」。セッターから遠い場所にレシーブが上がるとか、セッター自身がレシーブしたとき、ライトにいる自分は代わりにトスを上げに行くことが多かった。なので、やたら練習させられた。
でもあの、レフト側のマーカーに向かってキレイにトスが上がったときの気持ちよさ!それをレフトの人がドーンと決めてくれたときの気持ちよさ!
これ、伝わる???
そういうのが、個人種目ではなかなか味わうことのできない、チームプレーの良さなんだと思う。
★ベンチの人の気持ち
初心者バレー部員の私、大学時代、だいぶベンチを温めた。練習では試合に出たいですアピールを繰り返し、なんとかチャンスをもらっては、それを台無しにしたりしていた。
遠征に行って、全然疲れずに帰ってくることもたくさんあった。
どちらかと言えばこれまで、スポーツではレギュラー張ってきた方だったので、ベンチから試合を応援するというのは本当に良い経験だったと思う。
選ばれた選手がやる気のないプレーをしていたら怒りがこみ上げたし、同じようにベンチにいる人たちとのバチバチ(けんかとかではなく、ね)もあったし、ベンチメンバーを蔑ろにするような発言にピクッとくることもあった。「こういう発言をしたらいけないんだな」とか、「他の人の立場を想像するって大事だな」などと考えさせられた。
これまでの己の傲慢さを知る、みたいな。
★ちょっとした宴会芸
これ、オプションでなぜかついてきたスキル!笑
遠征に行ってもあまり疲れていなかった私は、同期を巻き込んで、打ち上げの飲み会で誰に頼まれるわけでもないのにネタを披露し始めた。
帰りの電車の中でネタを考える。そのときの流行りの芸人さんをパクってバレー部風にしたり、フリップ芸にしてみたり、リズムネタにしたり、替え歌をしたり。
そして飲み会の30分前に駅前集合。広場のようなスペースでネタ合わせ。セリフや流れを確認。ギリギリまでネタを変更したりして、できる限り面白いものにしようと努力していた。…何してたんだろう。笑
いや、きっとあの日々は今の自分に生かされているはずだ!
◆ということで◆
かなり温めていた下書きだった割に、そんな大したことない内容に収まったなあというのが今の正直な感想である。なんと需要なさそうなネタだろうか。
最近思うのは、「バレーをしていたという経験が、新しい人付き合いの助けになっている」ということである。
平日、勤務校のPTAバレーにお邪魔してみた。人見知り全開でなかなか顔も名前も覚えられない私だが、バレーという共通点があるので、皆さんと楽しく過ごせた。「去年からいた?どこに隠れてたんですか!」バレーのおかげで存在が見えるようになったらしい。
バレー好きに悪い人はいないのである。
みんな、バレーしようぜ。
#教員エッセイではない
#体育会バレー部
#チームスポーツに学ぶ
#立場を変えて人の気持ちを想像する
#二段トス
#バレー好きに悪い人はいない
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?