にちゃいくんの記録
外遊びをしているときにお隣さんのお姉ちゃんの名前を教えていたら、
私「お・ね・え・ちゃ・ん(その子の名前)だよ」
に「(自分を指差しながら)こっちは、にちゃいくん」
園帰りに自転車の後ろから、
に「ごみしゅうしゅうしゃ、いっちゃったよー」とか、
に「いま、おっきいおと、きこえたねー」
次はどんな会話が繰り広げられるのかと、予測が出来ない会話がとっても楽しい。
***
ある朝洗面台で顔を洗っていると、リビングの方からにちゃいくんの泣き声が聞こえてきた。何かな?ときにはしつつも自分のタスクをこなしていると、リビングから洗面所の方ににちゃいくんが泣きながらやってきた。
に:「うわ〜〜ん、うわ〜〜ん!」
私:「(かがんで)どうしたー?」
に:「(泣きながら)おねーちゃん(リビングを指差す)」
私:「お姉ちゃんがなにかしたの?」
に:「(泣きながら)うんうん」
ここで私考える。姉弟けんかは二人の課題。どちらかの味方と捉えられるような対応はしたくない。にちゃいくんでもにちゃいくんの力で解決できるんだよ、と信頼の姿勢で接したい。とりあえず話を聴いてみよう!
私:「どう思った?」
に:「☆○*▲□◆◎□」
開いた質問は、まだ難しかったか。閉じた質問で推量してみよう。
私:「いたい、いたーいって感じたのかな?」
に:「うんうん(泣くトーンが少し下がる)」
私:「どうしよっか?」
に:(泣き止む)ピタッと止まり、「もう、だじょぶー」と言ってタタタタタッとリビングに戻る
私:驚く
***
勇気づけの第一歩は、子どもの話を聴くこと。
閉じた質問で推量をすることは、子どもの考えを聴くというよりも、むしろこちらの考えを子どもに伝えるために使うもの。当たっていると、お母さんはボクの仲間という信頼関係が築かれていく。
2歳でも、会話でそれができるとは俄かに信じていなかったが、その効果は「すごい」とにちゃいくんが立ち去った後も、びっくりしてその場からなかなか動けなかった。
あなたの中にある「共同体感覚」を一緒に共有していきたいです☺ ぜひコメントやメッセージなどで教えてください♪