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子どもが生まれて日々の育児をしていく中で、発達段階で一番初めに目安となるのは、二語分が話せるようになったかどうかだと学んだことがある。

話せるようになる前は、基本的信頼感を育てる育児が大切らしい。基本的信頼感を育てるとは、この世に産まれてよかった、このお父さんお母さん、家族で良かったと思ってもらえるように、居場所があると感じられるように育児をすることである。

話せるようになってからは、言葉でコミュニケーションができるようになるので、いよいよ「しつけ」が始まると考えている。

三歳目前の元にちゃいくんに、おしゃべりの成長がめざましい時期が到来していた時のことのお話し。色々対話の仕方を実験していた。

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自己主張ができるようになってきたにちゃいくんは、それ以前のにちゃいくんとは違って一筋縄ではいかなくなっていた。ああこれが「しつけ」が始まると言われる所以か、とも思っていた。

お試しで試したのは「選択肢を与えること」


お洋服きがえなーい!

→どっちから先に着る?パンツ?Tシャツ?どっちにする?


手に荷物をいっぱい持ってきて、抱っこーとせがまれた

→ 普段なら抱っこも快く引き受けるけれど、この時は物理的に難しい。「お母さん、いまお手手にお荷物いっぱいもっているから、だっこできないの。お荷物置くまで待ってくれる?」と聞いてみる。

私は子どもには、世の中には、0か100かじゃなくて、その間の選択肢はたーくさんあるんだよっていうことを知ってほしいと思っている。

そして、人生は自分が選んで作られているんだという主体的な姿勢を伝えていきたいと願っている。

1から急に2にはかわらない。1をベースに、ゆるやかに、おおらかに、少しずつお伝えすることを意識してみるだけで、こちらの姿勢がだいぶ違っていたように思う。

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限界を設定する

親としてのこの時期の「限界を設定する」ことは、親として人として、伝えること伝えなくていいこと、大事にしていること、それれを一つずつ確認していく練習できる大切な時期な気がしている。

それが、おおよそ5歳を過ぎたころからの育児に生かされてくると経験上思う。

親も一緒に子どもと少しずつ成長していくのである。

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