わたしたちは決まりごとをつくらない
夫婦円満のための秘訣として、“ごはんを作ってもらった方が食後の洗い物、片付けをする” “料理は◯◯、掃除は◯◯など役割分担をする”など、夫婦のルールをつくることが大切〜みたいな記事をよく見かけるし、実際ルールをつくって上手くやっているという話をわたしの周りの知人からも聞く
でも、わたしたちは一切決まりごとをつくらない
それでも夫婦仲は良いと感じている
どうしてか?と考えてみると
決まりごとがなくても、自分が今できることを
考えて行動にあらわすことができるから、なのかなと
わたしは3歳児から5歳児のこどもと関わる仕事をしているのだけど
ほとんどの未就学児には、ルールがなく自由に
過ごせる時間、場所がある
自由であるがゆえに、中には、床に寝転んだり、部屋から飛び出したり、活動に参加しなかったりするこどももいる
そして小学校に就学すると
自分だけの机があり、時間割があり、時間を示すチャイムがあるなど、急にいろいろなルールに囲まれ
がらっと生活環境が変わる
今まで集団行動が苦手だと思われていたこどもが
ルールがあることで、落ち着いて生活を過ごせるようになったという姿をたくさん見てきた
ルール・決まりごとがあることで、安心して
自分のすべきことがわかって行動できるというのは
こどもだけじゃなくて、多くの大人にも言えると思う
わたしだってそう
でも、夫婦間にはなんの決まりごともない
わたしはそれをとっても誇らしく思っている
「あ、洗い物してくれてる!じゃあわたしは洗濯物回そうかな」
「もうすぐ夫が起きてくるから白湯つくろっと」
自分が今できることを考えるとと同時に
ふと、夫のことも考えてるなあって
そうやって、相手のことを考えて立ち回ることが
当たり前のようになってることがうれしい
義務じゃなく、ちょっとの心遣いをもって
これからもそんな風に過ごしていきたいなあと思う
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