抱き癖と抱きぐせ
ある日の産後ケア
「抱き癖がつくから抱っこしない方がいいと母に言われるんです」
と初めて産後ケアを利用されるお母さんがおっしゃいました。
今は抱き癖なんて言わないのにな、
赤ちゃんの心のためにもお母さんの安心のためにもいっぱい抱っこしてあげてください。
(それを言った実母さんは私とほぼ同年代であることがちょっとショックでした)
初めてのご利用で少し緊張されたか、
細い背中がバキバキに固まっている
お母さんがポツリポツリと話し始めます。
固い背中と反対に赤ちゃんは向きぐせもなく、柔らかくて抱きやすい赤ちゃんでした。
このお母さんとは異なり、
しんどそうな授乳姿勢とか、
赤ちゃんがしんどそうな抱っこのされ方
向きぐせの強い赤ちゃん
頭の形がいびつな赤ちゃん
ここ10年くらいでしょうか、増えているように思います。
これには抱っこの仕方、母親の(姿勢)背骨のしなやかさが関係あると思っています。
もっと噛み砕いて言うと、
生活習慣、スマホの普及による崩れた姿勢です。
昔は良かった、と言っても始まりません。
現代の生活の中でどう過ごすことが良いのかを考えていきましょう。
離乳食の時、親がカミカミしたものを与えてはいけない、というのも、40歳後半以上の人は知らないひともまだまだいます。同世代でも医療職と一般の方とで少し違うのでしょうか?これも以前ショックを受けたことの一つです。
しっかり抱っこされて、目を合わせて
大人と信頼関係を結んだ赤ちゃんは、大きくなっても自分や周りの人を大切にします。
手を離せない時は声かけだけでも良いのです。
自分で自分の機嫌を取ることも大切です。
泣いているからと言って抱っこして欲しいとは限りません。
そして、
抱っこしてあげられないご自身を責めないで。
迷いながらも一生懸命、子育てと向き合っている姿は必ずお子さんに伝わります。
大丈夫です♡
姿勢の話も追々書いていきます。
また来てくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?