うつ伏せ寝とうつぶせ遊び
Back to Sleep Tummy to Play
寝る時は仰向けで、遊ぶ時はうつ伏せ(もさせましょう)
ご存知ですか?
これが乳幼児突然死症候群防止キャンペーンの正しい標語です。
日本では後半のTummy to playが忘れられていることが多いという話を聞きました。
確かに最近、生後2ヶ月過ぎてもうつ伏せにしたことがない、
というお母さんをよく見かけます。
赤ちゃんが起きている時はうつ伏せにしても良いのです(必ず見守ってください)
赤ちゃんは羊水に浮かんだお腹の中から(無重力)
地球に出てきてお布団に寝かされます。
お腹の中では手足を曲げてまぁるく過ごしていたのに、
お布団に寝かされると背中ピッタリ、重い頭はどちらかに向いたまま、
手を動かそうにも足を動かそうにも重力に引っ張られて重い。毎日筋トレです。
赤ちゃんの成長力は目覚ましいものですので、すぐに慣れていきますが、
仰向けばかりだとお布団に降ろす時に反射的にのけぞります(背中を下にしてフリーフォールで落ちることを想像してみてください、背中や首の後ろに力が入りませんか?)
これが赤ちゃんの反りの原因の一つだと考えています。
反りを予防し、背中のカーブを作り出すのに役立つのが起きている時のうつ伏せ遊びだと言われています。
お母さんやお父さんの(何かにもたれて傾斜のある)胸の上でうつ伏せにしたり(お顔は横向ける)
授乳後のご機嫌タイムに数分ずつうつ伏せにさせてオモチャを見せてあげたりするととても喜びます(腕は必ず前に出す)
慣れない赤ちゃんは手が横に出てしまって泣きますが、手を前にして何回かしていると頭を上げるようになります。
親の三角座りの膝の上で(片足でも良い)飛行機のようなうつ伏せは、1〜2ヶ月の赤ちゃんでも目線が変わって楽しいですよ。
1日トータルで月齢×10分が目安(数回に分割しても良い)になります(ハンドリングテクニックより)
大人の腕の中でいろんな向きにコロコロと抱き方を変えてあげましょう。
(文章でわかりにくい方は
専門家のアドバイスのもとお試しください)
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