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豚の腎臓の移植手術を受けた患者が死亡した事について思う事

アメリカのマサチューセッツ総合病院は、2カ月前に遺伝子を改変した豚の腎臓の移植手術を受けた患者が死亡したと発表したそうです。


末期の腎臓病を患っていたこの患者は今年3月、豚の腎臓の移植手術を受けたそうです。
脳死状態ではない患者へのこういった手術は世界初だったそうです。


遺伝子を改変した豚の臓器移植は過去にも行われた事があるそうですが、失敗に終わっていたそうです。


この患者は腎臓病に加え、2型糖尿病と高血圧だったそうです。 
2018年に死亡したドナーの腎臓の移植手術を受けたそうですが、その腎臓は昨年には上手く機能しなくなっていたそうです。


医師団は今年3月の移植手術後、移植された豚の腎臓は順調に機能しており、透析を受ける必要は無くなったと認めていたそうです。


ちなみに過去には豚の心臓移植が行われた事があるそうです。
豚の心臓を移植された患者2人は手術から数週間後に死亡したそうで、その内1人に関しては患者の免疫系が臓器を拒絶した形跡があったそうです。


人間のドナーは中々見つからないので、他の動物で代用できるようになると凄く助かるなと思いますが、現実は中々上手くいきませんね。
でも明るい兆しが見えてきたので今後の医療に期待できますね!

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