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ずっと待ってました。ミリアニ第3幕感想

ども。ムーです。

今回はアニメ アイドルマスター ミリオンライブ!

ミリアニ第3幕の感想・考察を書いていこうかと思います!
いやもう、やばかったです。
泣きすぎて頭が痛くなるレベルでした。

これまでずっと夢見てきたミリオンライブ!のアニメ。
個人的にも大大大大満足の内容でしたので、
まだ観てない方はぜひ劇場もしくはTVで!


ミリアニは日曜朝10時から!


⚠️以下ネタバレ⚠️
ミリアニ第3幕(9〜12話)をまだ観ていない方は要注意!



各話の感想

9話

さて、早速ですが自分語りを。
自分の担当は美也 エレナ まつりの3人。

そしてTeam6thには担当のエレナとまつりの2人が!
昔から自分のことを知っている人はわかると思うのですが、昴 ひなた エミリーも大大大大好きな3人です。

なので、Team6thのメンツはムーP大特攻。
「知らない内に綿田監督にお金積んだかな〜」と思っちゃうくらいでした。

北海道にTeam6thのバナーを置いてくれたのも嬉しかったです。



なので第3幕でこのユニットがお披露目されると聞き、本当に楽しみにしていたユニットでした。

..........

(第3幕スタート)

(いきなり6thの曲)

おいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓

なんだろう、いきなり6thの曲を流すのやめてもらっていいすか?

むぴゆき


初見だとビックリしすぎてまともに受け取れなかったので、複数回第3幕を観ての感想ですが.......。

6thの楽曲は『Unknown Boxの開き方』
リーダーのまつりらしくお姫様のようにゆったりとした曲調から入る楽曲です。

そしてそんな6thに対して
「まつりさんが色々教えてあげたみたいですよ」
と静香が言及しました。

こ〜れが偉くてですね。
「徳川まつりはどういうお姫様なのか」という話に繋がっていきます。

まつりはお姫様ですが、
自分だけがお姫様として君臨しているわけではないと思っています。

徳川まつりは自分がお姫様であることを示すことで、「あなたもお姫様になって良いんだよ」と手を差し伸べるような存在。
夢を見る誰かのためのお姫様だと強く思っています。

つまり
「自分だけではなく、みんなのこともお姫様にしてあげられる」のが徳川まつりがお姫様たる所以だと自分は強く思います。

ここでTeam6thを考えると、まつり以外の4人もお姫様としてパフォーマンスを披露していますよね。

静香が「まつりさんが色々教えてあげたみたい」と言っていましたが、まさしくまつりが「みんなをお姫様にする姿」そのものだったのではないでしょうか。

まつりはお姫様で、
Team6thもお姫様で。
観ている人達に夢や希望を与えてくれる存在。
6thは徳川まつりの素敵なところが存分に出ていたユニットだと思います。

ちなみにUnknown Boxの開き方はサビにいくと一気にアップテンポになり、かなり明るい楽曲になっています。
相当好みな楽曲なのでいち担当としては大満足です。

フルが出るまで歌詞をキチンと見るつもりは無いですが、まつりのキャラ性を考えると「待ち望んでいた新しい世界の扉を開く~」って感じの歌詞はだいぶ偉い雰囲気出てます。

今後発売されるCDのドラマパートや、イベントコミュも非常に楽しみです。


さて、話はTeam8thに。
8thはバックダンサーとして、ASのライブに出演することになりました。

そして舞台は函館に。
あ、自分は道民Pなので嬉しかったです。

中々北海道が注目されることなんてなかったですからね............。

とか言ってたら注目される機会が出てきて草。
ひなた本当におめでとう!
😭🙏🙏🙏

それはさておき。
前日の練習では翼以外の8thの面々はASのパフォーマンスに全くついていけず、落ち込む一同。

そして、ここからそれぞれのストーリーが展開されていきます。


翼サイド

美希にサインを書いてもらうため、ホテルの部屋に訪ねますが部屋に美希はいませんでした。

そもそもこうやってサインを貰いに行く時点でアイドルのする行動じゃないというか。
え、あ、いや亜利沙ごめんそういう意味じゃなくてあなたはアイドルです

するとホテルで練習してる美希が。
翼には美希がパフォーマンスを完璧にこなしていると感じられていましたが、美希はまだ自分のパフォーマンスに納得がいっていない様子でした。

そんな美希の姿を見て「意外〜」と言っていた翼ですが、やはりまだ翼の甘さが出ていますよね。
カリスマという言葉が一番似合う美希が努力をしていないわけがないのに。

そして.....

美希「このままだと負けちゃうかもね。まだ本気じゃないでしょ?」

この一言が翼の心に刺さりました。
美希からすると何気なく言った一言ではあるのでしょうが。

実際目の前のことに対して全力で取り組む未来や、アイドルに対して本気で向き合っている静香と比べると、この時までの翼はアイドルとしてやりたいことが見えてきていないように見えます。

以前のブログで書いてる通り、
「翼は周りがいるようでその実周りしか見ていない」
「自分のことが見えていない」

と9話時点だとそんな子だと思います。

そして、そのこと自体は翼自身もわかっていたと思います。
6話で静香が父親との約束を告白した後、翼は歌織さんに「静香ちゃんって本当にアイドルになりたかったんだな〜って」と伝えるシーンがありました。

この言葉の裏には、父親に反対されながらもアイドルを目指す静香の強い思いを見て、翼が焦りを感じだした。
自分とは違って熱い思いを持ってアイドルになった静香を意識してしまった。
そんなワンシーンだったと思います。

さて先程の美希の発言が刺さり、ベッドでモヤモヤする翼。
脳内で「このままだと負けちゃうよ。」と美希の言葉を変換してしまうくらいには刺さっていました。(美希は負けちゃうかもねと軽く言っていたんですが)

早朝のレッスンでは、初めて翼が肩で息をする程本気でレッスンに向かい合った描写がありました。
今までは涼しい顔をしてレッスンをこなしていた翼。それまで比べると余裕は無くなったのかもしれませんが、それこそまさしく「本気」である証拠だと思います。

公演後、美希に「本気になったみたいだね♪」と言われたものの、翼は「本気って何〜!?」とまだ完全には理解していない様子でした。

何でもこなせる天才気質な翼ですが、自分のことは意外と分からないものです。

でも「負けたくない!」「このままでいたくない!」と思い、レッスンにも真剣に向き合うようになったのは大きな変化でしたよね。


静香サイド

ライブ前日のASのパフォーマンスについていけず、気分転換にステージの周りを歩いていた静香。

するとそこには「Snow White」を歌う千早の姿が。
憧れの千早の歌。圧巻の歌声に静香は気圧されます。

そうして自分の実力不足を感じて苦しそうな表情をしながらも、夜の砂浜でSnow Whiteをひとり歌う静香。

「千早さんみたいに.......!」と歌うその静香は「歌いたいと思って、歌を歌う気持ち」を持っていたと感じます。

これは10話の静香が見失っていたものでしたが、Snow Whiteを歌うそんな静香を見て千早は「最上さんはもう持っていると思う。アイドルに必要なものを。」と伝えたのだと思います。


未来サイド

未来がライブ前日の空のステージを見ていると、そこに春香がやってきました。

春香はライブ前日はよくステージを見に来るようで、この静かなステージが熱気に包まれることを想像して「頑張ろう!」と気合いを入れていました。

天海春香と春日未来はかなり違うタイプの主人公だと思いますが、「ステージが大好き」「観客が喜んでいる顔が大好き」というのは似た者同士なのだと思います。

春香「(劇場に)呼んでくれるかな?」
未来「はい! 絶対来てくださいね!」

それまでは先輩として話をしていましたが、未来が春香の手を取ったあの瞬間。

ASの子達と劇場の子達が対等になった。
真の意味で仲間になったように感じました。


紬・歌織サイド


この2人は信号機3人よりも後にアイドルになって経験が少ない中で、より深刻に受け止めていたように思います。

紬「何をすれば良いのかすら.........」

この言葉に当時の2人の状況が詰まっていたと感じます。
この言葉のアンサーは後に出てくるわけですが。

ですが伊織・雪歩・真のアドバイスによって少し自信をもらえた2人。

2人に褒められて嬉しそうだったり、「経験の差なんてあるに決まってる!」「昔は自分たちもそうだった!」というアドバイスだったり。

先程の未来と春香のシーンも合わせて、先輩・後輩ではなく「ちょっと先を進んだだけの仲間」というのを描きたいように感じます。

52人でミリオンライブ!というのは、綿田監督たちが伝えたいメッセージなのかもしれません。


ASのアドバイスによって吹っ切れた5人
前日とは見違えるくらい自信を持ってパフォーマンスができていました。

そしてライブがスタート。
そして流れ出すREADY!!

ウワァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️

(泣く)

はい。ミリアニ第3幕 1敗目です。
1話でToP!(ry、5話ではWe Have A Dream。
これまで温存していたように感じていましたが、ついにここでREADY!!を打ってきました。

しかも、アニマスのREADY!!のOPやライブを再現!

アニマスのOPでバネPがステージを見ていたように、みんなを応援する源P。

アニマスのライブシーンのようにステージをぐる〜っと回るカメラに伊織のファンサ!

今まで見てきた景色にミリオンスターズがいる。源Pがいる。
ミリオンライブ!は52人合わせてミリオンライブ!なんだと感じられるシーンでした。

嬉しかったですね。


10話

個人的に一番好きな回です。

来日予定の海外のアーティストが来られなくなり、チャリティーコンサートに出演してくれないかと呼ばれた静香

憧れの千早と一緒に歌える機会ということで嬉しそうな静香。

そこで未来が
「お父さんにも見てもらおうよ!」
と提案します。

しかし、この提案が逆に静香を苦しめてしまいます。

9話で「歌いたい気持ちを持って歌っていた」静香。
ですが10話ではその姿から、かけ離れていきます。

千早は静香の視野が狭くなっていることに気付き、「一緒に頑張りましょう。」と楽譜にメッセージの書いたメモを貼っていましたが.......。

そのメッセージすら届かない。
憧れの千早のメッセージすら全く見えてない、気にも留めていませんでした。

しまいには歌のレッスンで千早がアドバイスをしようとしたときですら、静香は楽譜を凝視して何も話が頭に入ってきていない様子。

静香の持つ憧れはいつしか「千早さんみたいにならなきゃ」「千早さんを超えなきゃ」という、もはや敵対心に変わっていたとすら思います。

そんな追い込まれた状態でレッスンをする静香を眺める翼
未来は純粋に静香のことを心配している様子で、今までの翼なら同じように静香のことを心配していたと思うのですが......。

あのとき見せた翼の表情はただ静香を心配しているだけではなかったと思います。
後の静香パパ説得のシーンや11話で言及されましたが、翼はそんな静香を見て「本気」だと感じていました。

自分とは違い、父親の反対がある中でもアイドルになりたいという強い思いを持ってオーディションを受けた静香。
苦しい思いをしながらも、血のにじむような努力をしながらも、アイドルと向き合っていました。

そんな静香に目が離せなくなり、このままでは嫌だと感じるようになりました。
ミリアニで周りのことしか見えていなかった翼が初めて見せた「我」だと思います。


そしてそんな静香を見かねた千早は静香たちを誘ってチャリティコンサートの会場の下見に行きます。

このチャリティコンサートは家族を亡くした方へ、少しでも歌で癒してあげられたらという思いで始まったもの。

そして父親を亡くした家族に歌を届ける千早。
そんな千早の姿を見て、志保・星梨花・静香の3人も歌います。

そうして歌を届けている中、アイドルになってから初めて静香に笑顔が生まれます

「歌いたいから歌う気持ち」
「誰かに歌を届けようとする気持ち」


アイドルとして大事なことを思い出した静香。
そこにはこれまでのような苦しそうな表情はなく、微笑んで吹っ切れたような表情を見せていました。

チャリティコンサートの主催者も
「歌は時に言葉よりも心に沁みいっていく力がある」と言っていましたが、まさしくその通り。
どんな言葉も届かなかった静香の目を覚まさせてくれたのは、やはり『歌』でした。

そして未来・翼・Pが静香パパに静香のステージを見てもらおうと最上家に行くシーン

静香パパに「また出し物ですか......」と言われ、Pは拳を握りしめながら
「違います..........。 いや、違いません!」と伝えます。

「違います」と言ってしまうのは、みんなで作り上げた手作りのステージを否定することになってしまう。
最初の頃はアタフタしてアイドル達に流されていたプロデューサーでしたが、「違いません」と言い切ってくれたのが嬉しかったです。
カッコよくなりましたよね。


そしてチャリティコンサート本番に。
2話のオーディションのときのように震える静香の手

ですが、今の静香はあの頃の静香とは違います。
彼女は仲間を頼ることを覚えました。

静香「背中、押してくれないかな......?」

強さとは、弱さを見せないことでは無い。
弱さを受け入れることなのだと思います。


そうして静香のソロステージで流れたのは『Gift Sign』
なんと完全新規のソロ曲でした。

優しい表情と歌声
アイドルとして「届けたい」気持ちを持ち、仲間に背中を押してもらった静香は羽ばたきます。

『明日を届けるから Gift for my loved one』

そんな静香の歌声は聴いている人に。
そして静香のお父さんにも届いていました

「それなら..... よく知っています。」
薬に頼らざるを得ないほど疲れている静香パパを癒してくれていたのは、幼い日の静香の歌声でした。

未来は静香が歌う姿を見て、アイドルに憧れました。
翼は静香が真摯にレッスンする姿を見て、気が付けば目を奪われていました。

最上静香はアイドルに憧れた幼い日から今まで、そしてこれからもずっと『アイドル』だったのだと思います。

静香パパ「私に似て、頑固者ですから。」

個人的ミリアニの最大火力シーンです。
ガチで大泣きしました。

静香パパは静香がアイドルになることに反対し、アイドルになった後も「中学生まで」という制約をつけていました。

ですが、アイドルなんて安定しない職業をやらせて不幸になって欲しくないと感じるのは、ある意味親としては正しい行動です。

それに静香の歌に人を感動させる力があることは、誰よりも近くで見てきた彼が一番わかっていることでしたが.......。
頑固で不器用な静香パパはアイドルを認めることができませんでした。

今覚えば5話の原っぱライブの後に「あんなことだったのか。お前がやりたかったことは......。」と言ったのも、「あんな出し物みたいな」という意味だけではなく、一番近くで静香の歌声を見てきたからこそ、自分のことでいっぱいいっぱいな静香を見てガッカリしたのかもしれません。

しかしそんな静香パパとは裏腹に、静香にとって父親はあまりに絶望的な存在で.........。

静香と静香パパの思いが交錯する中、必要なものはコミュニケーション。
お互いが対話をすることだと感じていました。

そんな2人を繋いでくれた劇場の仲間たちと『歌』
言葉を交わさずとも、親子で目を合わせて微笑むシーンが忘れられません。


個人的な感想としては、自分もゲッサンでミリオンライブ!のことを深く知った身。
静香のことが大好きでしたし、特に「Catch my dream」には何度も元気をもらった、思い入れのある子です。

そして静香と父親との関係が、いつか解決するその日をずっと待ち望んでいました。(ミリシタはほぼ解決と言って良いものですが)

枷がなくなり笑顔を見せるようになった静香。
夢であったアイドルになった「今」を楽しんでいる姿が嬉しいですし、きっと忘れないと思います。
(泣きすぎてしんどかったです)


11話

こけら落とし公演のレッスンが始まりました。

こけら落とし公演のタイトルは.......
Raise the Dream。

れれれれれれ
Raise the Dream❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓

@以外全部同じ

そう、11月に小倉で開催される10thライブツアー Act-3のタイトルそのものなのです。

いやはや、既に10話で涙腺崩壊してるところにこんな情報ぶん投げてこないでくださいよ。
無理だから。激アツすぎて震えました。

ミリアニ第3幕まで観たオタク。
現地のチケットもまだあります。
配信でも良いです。

ぜひ、10th Act-3も一緒に楽しみましょう。


2ndの面々がラジオの収録など他のお仕事をしながら劇場のこけら落とし公演のレッスンをこなしていることを聞き、「それに比べて自分は......」とぐるぐる混乱する紬。

そしてそんな紬をすぐに気遣う静香
まずここが今までの静香とは違いますよね。

以前のブログでも「4話で未来が窮地に立たされたときですら静香は助けなかった」と書きましたが、以前のように自分のことでいっぱいいっぱいではなくなりましたよね。

仲間のことを思い、アイドルとして毎日を楽しむ静香の姿だけでもう嬉しすぎて泣きそうです。


さて、それぞれの仕事があり中々集まれないとなった中、Pの提案で劇場で合宿をすることに。

そもそもPが合宿をするなんて言ったことがすごいですよね。
原っぱライブでみんなで何かを作り上げた経験があったのもそうですし、未来に影響を受けて少しずつPが似てきたようにも感じます。


そして劇場で各々の練習へ。
寝食を共にして頑張るみんなの姿が青春すぎて.............。
ジジイは涙しました。

Team1stに翼たちがトップバッターを任されたときの心境を聞くシーン。

後に言及しますが翼がこけら落とし公演のソロのトップバッターを務めるということで、かなり熱心に話を聞いており、トップバッターとしての覚悟を決めている様子でした。
今までの翼とは「表情」が違いますよね。


そしてTeam6thが寝ているシーン.........
って徳川まつりさん起きてる❗️❓❗️❓❗️❓

6話の回想シーンで源Pが手伝っているシーンで「まつりの寝袋が映ってない❗️❗️❗️❗️❗️❗️と大騒ぎしていましたが、その答え合わせのようなシーンでしたね。

まつり「また新しいことができるのです。みんなと一緒なら........」

こういう所がかわいいのよなと思いつつ、これは6thのドラマパートが出たら跳ねそうなシーンです。

ちなみにその後まつりが寝ているシーンが出てきて安心しました。
まつりのそういうところは好きですが、それはそれとしてPとしては休んでほしいし心配だよ。


そして「まるでキャンプみたい!」とみんなでカレーを食べている中、ジュリアが弾き語りを始めます。(7thRe❗️❓)

トワラー

思い思いに歌い、踊る。
そんなアイドルの姿が、あまりにも楽しそうで.............。
ミリアニのユニット曲の中でも一番印象に残っている楽曲です。

ジュリア「忘れられないんだ。原っぱライブが。」
手作りライブはみんなの心の中に残っていました。

家族のような。もうひとつの家のような劇場。
ミリオンライブ!の温かさを感じるシーン
だったと思います。


そしてこけら落とし公演当日

円陣で自然と声出し係。
センター
になる未来。

「みんなが自然とセンターにしてくれる」
未来がミリオンライブ!のセンターである理由がこのシーンに詰まっていたように思います。

桃子『未来さんがいなかったら手作りライブもなかったから.........』

最初は「こんなの嫌だよ!」と言っていた桃子でしたが、みんなと何かを作り上げて。
それを喜んでもらえて。

原っぱライブが桃子の心に残って、今桃子はアイドルとして歩んでいるんだなと感じました。


そうして始まったこけら落とし公演

なんと最後まで1話半丸々ライブ
こんなアニメ聞いたことがないですが、「ライブ」がコンテンツの大きな魅力であるミリオンライブ!の良さを伝えるには最高の演出でした。

最初の曲はDreaming!........

ってTeam6thさん❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓

アカーン!(横山奈緒)

劇場のこけら落とし公演の開幕が、
徳川まつりセンターで俺は。

初手で終了しました。

Dreaming!のユニゾンが本当に可愛らしくて。
はい。好きです6th。


そして次の楽曲
劇場のこけら落とし公演のソロのトップバッターは、空を貫くロケットのように光り輝くロケットスター☆

ミリアニという作品が「やりたい!」「やってみる!」という気持ちが話を動かし続ける中、それが見つかっていなかった翼

そんな翼は「このままでいたくない!」とPに自分をソロのトップバッターにしてほしいと志願します。

ミリアニの翼にとって初めて自分で「やってみる!」と思ったことだったのではないでしょうか。
まずレッスンに向き合う姿勢や、出番を待っている表情がもう違いましたよね。

汗にまみれて、少し苦しそうで。
余裕そうな翼の姿はもうステージ上にはありませんでした。

けれど、あの瞬間の翼は今までのどの翼よりも魅力的だったと感じます。

トップバッターという後ろへバトンを繋ぐ重要な役割を担った翼。

『星と星とを繋いでくように』

ミリオンスターズという星を繋ぐそんなロケットスタートでした。


12話

フェスタ・イルミネーション

フェスタ・イルミネーション❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓❗️❓

ミリアニという作品は、まつりPをどうさせたいんですかぁ!?!?!?!?

これまで数々の活躍をしてきたまつりですが、ステージ上で「姫」を見せる姿まで見せてもらえて感無量です😭
綿田監督か加藤さんか分からんけど、絶対徳川まつりのこと好きですよね?

『フェスタの開演!』

お祭りはこれからも続いていきます。


チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!

ファーwwwww
やりすぎやwww

ここでは「(亜利沙が)桃子のステージを見て自分もアイドルにならなきゃと思った」と奈緒から語られました。

それってもうさ、
周防桃子さんは完全にアイドルってことじゃん。
アイドルという夢を届ける存在ってことじゃん。

ミリアニを通して「元子役で芸能界の先輩の周防桃子が、アイドルとして歩んでいくことを決意する物語」が描かれていましたが、本当に素敵なお話だったと思います。


そして未来に勇気付けてもらった紗代子から未来にバトンが。

『バトンタッチ』

すみません。早く音源貰えませんか。
この曲マジで好きです。

「繋げること」というテーマにピッタリな楽曲だったと思います。

人から人へと伝わってく そうバトンみたいに


Sentimental Venus

機材が止まるフラグは立っていたので、この曲が来るのを予測できた人もいるんじゃないでしょうか。
2ndライブの再現ですね。
(知らない方は調べてみてください)

ご丁寧にPもフラグを立て続け、ついにラスサビ前に音が止まってしまいました

千早の「止まらないで!」の言葉を聞いて、アイドル達はアカペラで歌いだします。
そして「みんな一緒に〜!」と呼びかけ、ステージを巻き込んでなんとか乗り切った3人。

このSentimental Venusは2ndライブの再現ではありますが、それだけではないと感じます。

このこけら落とし公演のテーマは「繋げること」
危うく流れが切れてしまいかけたそのとき、咄嗟に何とか繋いだことが「繋げること」というテーマと非常に合っています。

(正直2ndの機材トラブルを美談にするのは良くないと感じていたので「ん?」と一瞬思いましたが、話の流れ的にも綺麗だったので結果的にはすごく良かったです)(それと綿田監督ほどの男がそう言うなら間違いあるまい)

印象的なのは終わった後の杏奈たちの涙です。
これも2ndの再現と言ってしまえばそれまでなのですが.....。

緊張もしていた中、これまで繋いできたバトンが途切れるかもと考えたら絶対に怖いですし、みんな本当によく頑張ったと思います。


ちなみにStar Impressionのコミュで杏奈は最初のステージのとき「緊張して(ステージを)よく覚えてない…。」と言うほど緊張していたとのこと。そりゃ怖いよ。


しかしSentimental Venusが終わっても機材トラブルは直らず
このままだと公演を中断。あるいは中止になるかもしれないとなったとき.......。

未来はステージに走り出します。

翼「未来! 何するつもり!?」
未来「わかんない!」

4話でわかる通り、未来は突拍子もなく行動しているように見えて直感的にどうすべきかを考えて動く子です。

そんな未来が何の考えもなしに、涙を浮かべながら仲間が繋いできたバトンを途切れさせたくないと走る
未来の表情はあまりに必死で、今まで見せたことにないような表情を見せていました。

ですが仲間のために走るその姿は、まるでヒーローのようだったと感じます。


そしてPの気持ちも同じでした。

源P「止めたくないんです!」

どうすれば良いのかはPにも分かりません。
ですが、未来と同じようにアイドル達が繋いできたステージを止めたくない一心で感情的に叫びました。

やはりPはどんどん未来に似てきたように感じます。
Pもアイドルも似た者同士です。

すると観客席から手拍子が。
これまで繋いできたステージを、アイドルだけではなくファンも一緒に繋いでくれたのです。

未来「私たちだけじゃないんだ.........」

感極まりながら喜ぶ未来の表情が印象的です。

そしてファン達が繋いで時間を作ってくれたことで機材が復旧しました。

紬「ウチが繋がんと........」

そう呟く紬の表情に、一切の迷いはありませんでした。


瑠璃色金魚と花菖蒲

これまで少し.....というかかなりポンコツだった紬が覚醒
しかしあまりのパフォーマンスに、小鳥さんも呆気に取られたような表情をしていました。

「何をすれば良いのかすら分からない」と悩んでいた紬でしたが、その答えは「仲間やファンが繋いでくれたステージを自分も紡ぐこと」
迷いを断ち切り、仲間のために覚醒する紬。
カッコよかったですね。

ハミングバード

そんな紬を見て、歌織さんもステージで応えます。

歌織「私が今できることは......!」

紬同様、何をするべきか分からなかった歌織さん。
その答えはハミングバードの歌詞の中にありました。

「私が今できること それは歌うこと」

こちらも圧巻のステージでした。

個人的な話ですが、自分は5thライブが初めての現地ライブ参加でした。
そのライブの初日。
ソロのトリを任された瑠璃色金魚→ハミングバードの繋ぎは今でも鮮明に思い出せます。

新人とは思えないような、2人の堂々としたパフォーマンス。
先輩方が繋いできたステージを受け止め、2日目に繋いだあの日を思い出すようなシーンでした。


オレンジノキオク

ミリアニ、良い曲しかなくて困ります。
夕焼けのようなペンライトの光が輝くステージに、重なり合う歌声。
すごく綺麗な光景でした。

そしてオレンジノキオクは
「未来へと」
という言葉で、最後のTeam8thに繋げます

みんなが繋いでくれたステージを見て感極まる未来

翼「嬉しいね♪」
静香「私たちの思い、絶対に届けましょう!」

そんな未来に肩を寄せる翼と静香
このワンシーンがミリアニの全てだったのではないかと感じています。

「嬉しい」と感じるのは本気になった証拠。

「届けよう」と感じるのは迷いを振り切った証拠。

支えて、支えられて。
3人はアイドルとして突き進んで来ました。

そして、涙を浮かべた未来

未来はアイドルになる前は部活の助っ人をしていました。何でもやってみる!と幅広く色々やっていた未来。

しかし未来自身は「本当にやりたいこと」「夢」に出会えず悩んでいました。

そんな未来はアイドルという夢と出会い。
その真っ直ぐさで走ってきました。

しかし、未来が得たものは「夢」だけではないと思います。

「部活の助っ人をして、色々なことをやっていた」というのはある意味、本当の意味での仲間もいなかったとも考えることができると感じています。

共に笑って、泣いて、ぶつかる日もあって。

そんな日々が
そんな仲間こそが 未来がアイドルになって手に入れたもうひとつのものだったのではないかと感じています。

仲間やファンが繋いでくれたステージを見て感極まる姿はきっと、アイドルになる前の未来では見れないものだったのではないでしょうか。


そうして最後の楽曲が流れます。

REFRAIN REL@TION

ミリアニの他の楽曲がアニメらしく親しみやすい楽曲なのに対し、この楽曲は少し異色です。

「ありがとう」を100万回だって繰り返す。

そんなやり取りこそがミリオンライブ!

REFRAIN REL@TIONはTeam8thの曲であり、39人の楽曲。
ミリオンライブ!の楽曲
なんだと思います。


最後にこのアニメはBrand New Theater!で幕を閉じます。
いや、幕を開くこの楽曲。これからも続いていく物語なのかもしれないですね。

これからもきっと何回も、100万回だってステージは続いていく。
アイドルの物語は繋がれていく。

ミリアニの最後は希望に溢れていました。


総括

全体を通しての感想ですが.....。
まずは39人もとい52人のアイドルを本当に大切にしてくれたと心から思います。

アイドルを全員出して、39人全員に新曲があるだけでもう本当にすごいことだと思います。
でもそれどころかアイドル全員の個性を出していました。

それも記号的なものではなく、魅力をできる限り伝えるような描き方をしていました。

そういった点で本当にアイドルを丁寧に扱い、大切にしてくれたと思います。
愛を持ってアイドルを描いてくれたことが、たまらなく嬉しいです。

個性の煌めき
ミリオンライブ!の根幹となる魅力のひとつです。


そして、「家のような劇場」「家族」「繋げること」というミリオンライブ!らしいテーマ。

どんな個性も、もうひとつの家のように温かく受け入れてくれる劇場

そんな劇場で
それぞれの個性がお互いに干渉して。
それぞれ高め合って。
気がつけば大きな光となっている。


やはりミリオンライブ!を描くには絶対に欠かせないテーマだと思います。

「個性」と「劇場」
ミリオンライブ!を象徴する2つの概念を描いた、ミリオンライブ!らしいアニメだと思います。


それなのにストーリーも最高に面白い
身内だけで終わらせるのではなく、初見でもアイドルに共感できるような作りになっていたり、直感的に魅力を感じやすいシーンを作っていたり。

「気づかれずに終わらせはしない」というのを感じさせるようなお話でした。

ミリオンライブ!にこれまで触れてきた人も、新しく触れる人も。
みんなにミリオンライブ!やアイドルの魅力を感じてもらえるような作品になってくれて嬉しい限りです。


そしてここからは自分自身の感想ですが.......。
何より、幸せです

ミリオンライブ!と走ってきて気付けば約8年。
ずっと望んできて、やっと叶ったミリオンライブ!のアニメ。

(※こちらのブログ参照)

それがこんなに愛のある作品になってくれて。こんなに面白くて
そんな風に感じる作品になってくれたことが、心から嬉しいです。幸せです。
自分にとってはまさに『神アニメ』です。

ミリオンライブ!が大好きで。
ミリオンライブ!と共に歩み続けてきて。
本当に良かった
と思います。

ですが、まだ自分の夢は完全には叶っていません。
このアニメで、ミリオンライブ!がもっと多くの人に知られること。

きっとそれも叶うんじゃないかと思わせてくれるくらい、愛のある面白い作品になってくれました。

ミリオンライブ!の未来を信じて。
色々な人に見てもらうために、これからも頑張ろうと思います。

ミリアニ!!!!
本当にありがとう!!!!!!!

あと2期やって!!!!!!!!!!!


最後に。何回も来た東京も、ミリアニのおかげで彩られました。
本当にありがとう。

書ききれなかった細かい感想

後で書くかもしれないし書かないかもしれない

9話
・早速レッスンが面倒くさそうな翼
・いっぱい寿司食いな、みんな
・千早に声をかけられて「千早さん......!」と言う静香、声が上擦ってて憧れが隠しきれてない
・全然ついていけなくて絶望する未来、意外かも
・言うほど函館要素ある?とか言わない。函館もミリアニの聖地です
・美希たちがレッスンしてたスペース、何?
・褒められて喜ぶ真を見て「かわい.....」とか思ってそうな紬
・「雪歩は黙ってて!」を言わせない雪歩。強くなったな。
・Snow White、好きなんですよね(㊙️情報)
・ステージ上で目を合わせる春香と未来何?????? やっぱりこのふたりが見てる景色は異質な感じあるよね
・すみません。自転車聴きたいです。
・海外のアーティストが来れなくなったら静香に声がかかるの草だな

10話
・絶対笑いが起こる星梨花パパ
・初対面の星梨花パパにあの距離感でいけるの、島原エレナ
・ミリアニが終わってから既にクリスピークリームドーナツに2回行ってます
・別に未来が悪いわけじゃないけど「お父さんに見てもらおうよ!」と言ったことが原因で静香は追い込まれたわけで。その後未来が静香に「ごめんね」って言ってるのが上手いなあって。(ならないだろうけど)ヘイト管理がお上手。
・ミリアニは憧れを紡ぐ物語だなあと思います(静香たちの歌を聴いていた子を見ながら)
・静香パパがぐったりしてるシーン、かっこいいんだよな。
・静香の手を強引に引く志保、少し切ない......。

11話
・合宿と聞いて興奮する亜利沙にドン引きする桃子
・フェスタの練習をする6th、微笑ましい
・眠そうな星梨花よりも先にしっかり寝てる育
・一番最初に寝る7th最年長北上麗花(チュパのアイマスク付き)
・やっぱり最後に寝て一番最初に起きる女、徳川まつり
・意外と寝相の悪いひなたと意外と寝相の良い昴
・しっかり寝顔を堪能する亜利沙
・カレーの女、田中琴葉
・じゃんけん弱すぎ女、春日未来
・ちょっと泣き虫な未来もかわいい
・気がつけば未来のことを応援しているの、未来のセンターの気質すごい
・え、何その手の繋ぎ方。えっえっえっ
・ロケットスター☆のバックダンサーがロケット団なの、やりたいことしすぎ

12話
・チョー↑(ry、アイドルの憧れを紡いでいくSFYのカードを持つ曲なので、桃子との話は普通にめっちゃ刺さった。亜利沙、あなたもアイドルだよ。
・宮尾美也さんも5thと過ごした日々が楽しかったんだろうな〜と思いながら、泣く
・ゆらゆら揺れるひなた←かわいい
・ニコニコしながら腕を振る年相応朋花←かわいい
・振りを真似する海美←かわいい
・ノリノリの可奈と、同じくノリノリの19歳の歩←かわいい
・ノリノリの信号機と目が輝いてる志保←かわいい
・最後のファンサ美也、何?

全体を通して
・重いシーンが少ない&短い&重いシーンもヘイトが溜まったり気分が暗くなるシーンが少ない&あっても回収してくる→ストレスなく見られて最高です
・2期...... やりそうな雰囲気あるように見えましたけどね。わざわざ詩花と玲音の3Dモデルまで作ってるし。
・静香パパですらヘイトを溜めさせない作りにはアッパレです。チュパカブラは..........
・「想いだけでも」「言葉だけでも」ダメなことはあるかもしれないけど、「やってみよう!」と行動してみることが大事なんだと思わせてくれるアニメだと思います。それに、それらが合わさったときにはきっとすごいパワーがあると思います。
まずは「何かをやってみよう!」と思わせてくれるアニメですよね。




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