天地一切清浄祓 / 清浄祓　備忘録（一）

むね

共通部分
　①天清浄てん しやうじやう　地清浄ち しやうじやう　内外清浄ないげ しやうじやう　六根清浄ろくこん しやうじやうと　祓給はらひたまふ
　　天清浄てん しやうじやうとは　天てんの七曜しちえう　九曜くえう　二十八宿にじふはつしゆくを　清きよめ
　　地清浄ち しやうじやうとは　地ちの神かみ　三十六神さんじふろくじんを　清きよめ
　　内外清浄ないげ しやうじやうとは　家内かない　三宝大荒神さんぽう だいくわうじん( / 乃すなはち　内外ないげの神かみ)を　清きよめ
　　六根清浄ろくこん しやうじやうとは　其身そのみ　其体そのたいの穢けがれを　祓はらひ給たまひ( / へ)　清きよめ給たまふ
　　　　　　　　　（以下のどちらかへ続く）

天地一切清浄祓てんちいつさいしやうじやうはらひ ( / 天地清浄祓てんちしやうじやうのはらひ)
　　～（共通部分）事ことの由よしを
　　八百万やほよろづの神等かみたち　諸共もろともに　小男鹿さをしかの八やつの御耳おんみみを　振立ふりたてて聞きこし食めせと　申まをす

清浄祓しやうじやうのはらひ （②だけで "清浄祓" の場合あり）※②は単に "祓はらひ" とも言う
　　～（共通部分）
　　日天神につてんしん　月天神がつてんしん　八百万やほよろづ　神感力しんかんりき

　②天清浄てん しやうじやう　地清浄ち しやうじやう　内外清浄ないげ しやうじやう　六根清浄ろくこん しやうじやう
　　心性しんしやう　清浄しやうじやうにして　諸々もろもろの汚穢けがれ　不浄ふじやうなし
　　我身わがみは　六根清浄ろくこん しやうじやうなるが故ゆゑに　天地てんちの神かみと　同体どうたいなり
　　諸々もろもろの法ほふは　影かげの像かたちに　隨したがふが如ごとく
　　為なす処ところ　行おこなふ処ところ　清きよく浄きよければ　所願成就しよぐわん じやうじゆ　福寿ふくじゆ　窮きはまりなし
　　最尊さいそん　無上むじやうの霊宝れいほう
　　吾われ　今いま　具足ぐそくして　意こころ　清浄しやうじやうならん( / なり)