muu

はじめまして。 虐待サバイバーの中年男性です。 よろしくお願いいたします。

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最近の記事

日本人はハラスメント民族

愛知県東郷町の井俣憲治町長が5月2日、パワハラなどの責任を取り辞職した。 「お前らの脳みそは鳩の脳みそより小さい」「三流大学以下」「ポンコツ1号・ポンコツ2号」「〇ね」「春木川に落ちて、流れて行ってしまえ」などの、ハラスメント発言は話題になった。 次は、兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラ疑惑で騒がれている。 4月下旬の兵庫県職員へのアンケートでは、以下の回答があったという。 「イベント時にマスコミの取材がないと、担当課を怒鳴り散らしていた」 「チラシに自分の写真がないと怒る」

    • 不気味さを増す、石丸信者

      私は石丸伸二さんを応援しているわけでも、アンチでもない。 ある頃から、youtube上で急に石丸さんの切り抜き動画が目立ってきたので、「急に目立ってきた若い市長」という印象を持っていた。 都知事選の出馬表明以降は、ネット上で、石丸さんの熱狂的なファン(石丸信者)が、異なる意見に対して攻撃的なコメントをしている様子が目立ち、不気味に感じていた。 アンパンマンの世界においては、アンパンマンが「正義」でバイキンマンが「悪」だ。 信者の主張は、これと同じ世界観で構成されており、石

      • 石丸伸二さんから考える、都知事選の予想

        私は、石丸さんのファンでもアンチでもなく、ただの観察者だ。 現時点での状況を、簡単にまとめた。 結論を言うと、私の予想では、石丸さんは落選する。 出馬表明してからは、これまでの言動から、思想が立憲よりと判断され、リベラル勢力から少し押され始めていた。 流れに乗るかと思われたが、立憲から蓮舫さんが出てきたことで、リベラル勢力からの強いプッシュは期待できなくなった。 保守系の専門家達からは、やはり評価ゼロ。 低評価と批判の嵐。 今後、保守系勢力からの応援は、全く期待できないだ

        • 陰湿な日本的「お笑い」

          アベマTVを見ていると、様々な大学生の学歴を馬鹿にして再生数を稼いでいる二人組のyoutuber、「wakatte.tv(ワカッテtv)」が出ていた。 ある出演者の「ただの迷惑系youtuber」という意見に、二人は全く反論できず、「エンタメ化」することもできなかった。 他の出演者たちも、二人を擁護せず、黙っていた。 当たり前だろう。 偏差値が低くても、自分の在籍する大学に愛着があったり、合格に向けて努力した過去があるのであれば、馬鹿にされると嫌な気持ちになる。 学歴コンプ

        日本人はハラスメント民族

          日本人の民度

          定期的に、真夜中に、近くの公園で大騒ぎするバカ集団がいる。 数人の若いオスの群れ。 奇声をあげて走り回ったり、ボールを蹴ったり、爆竹のようなものを鳴らしたり、バイクを吹かしたりする。 場合によっては警察通報する。 本当は、毎回警察を呼びたいが、使いすぎるとこちらの正当性が疑われるので、どうしてもの場合に呼んでいる。 また、公的機関に依頼して、簡易な張り紙もしてもらっている。 それでも、騒ぐ馬鹿が、次から次にあらわれる。 真夜中に騒ぐような神経だから、張り紙なんか読まないし、

          日本人の民度

          「つばさの党」を批判する前に

          なぜ大量の裏金議員が逮捕されないのか。 そこに気づかなければならない。 日本のメディアは特に、権力者に都合の良いニュースを、都合の良いタイミングで流す。 大きな問題を報道せず(報道しない自由)、小さな問題を「大きく見せ」、国民を誘導する。 これの繰り返し。 国民が知らない間に、政治屋どもが、私利私欲のために特定勢力を利する行動を繰り返す。 戦勝国が食い散らかすだけの国、それが日本。 メディアが報道したがらないものほど、国民にとっては重要なもの。 メディアが横並びで大騒ぎ

          「つばさの党」を批判する前に

          虐待サバイバーの悪あがき

          人生、思った方向に行かない。 想定外の悪いことが起きる。 絶望しても、し足りない。 膝関節の症状の悪化。 パートナーの精神疾患の悪化。 これらは、よくなる気配がない。 無職期間の増加による、借金の増加。 これは、返せる見込みがない。 子どもの頃に虐待を受けてから、何の希望もなく生きてきた。 社会人になると同時期に親と絶縁し、少し人生の希望を持った。 しかし、すぐに希望は打ち砕かれた。 どんなに努力しても、社会に適応できない。 悩み苦しみながら、心理学、精神分析、脳科学

          虐待サバイバーの悪あがき

          無能な中高年男性の、合理的な選択

          長期間、仕事を探している。 全く決まる気配がない。 無能な中高年男性が働ける場所は無いのだろう。 年齢でゲームオーバー。 年齢で応募できない求人がある。 年齢不問と書いてあっても、同時に若い人の応募があれば、そちらを取る。 運転できないことでゲームオーバー。 自動車の運転免許は持っているが、ペーパードライバーだ。 子どもの頃に虐待を受けた後遺症で、運転中にフラッシュバックが起きるので、社会人になってから車に乗らなく(乗れなく)なった。 田舎で運転できないと、応募できる求人

          無能な中高年男性の、合理的な選択

          道連れの提案

          強迫性障害のパートナーが、今日も深夜まで長時間のシャワーをあびた。 その間、ずっと動悸がしていた。 「いつ出てこられるんだろう」 「出てこられなくなるんじゃないか」 「隣や下の住民がクレームを言ってくるんじゃないか」 様々な不安が押し寄せてきた。 精神的に限界になった。 パートナーが浴室から出てきたときに、「もうそろそろ、どうだろう」と提案した。 お互い苦しい状況で、打つ手がないことを説明した。 何も返事がなかったが、表情からは、この世に未練がある様子だった。 「わかった。

          道連れの提案

          水原一平を叩く前に

          巨額の金を大谷翔平の口座から盗んだとして、ドジャースをクビになった水原一平は、自分がギャンブル依存症だと公表している。 ギャンブル依存症は、国際的な診断基準でも認められている精神疾患だ。 ネット上では、この当たり前の事実を理解していない意見が多い。 水原を「裏切者」「詐欺師」などと、責めるのは簡単だが、そんなことをしても病気は治らない。 病人に必要なのは、「攻撃」ではなく「治療」だ。 高熱が出て寝たきりの人間に、「怠けるな」と責めるだろうか。 まずは病気を治すことを考える

          水原一平を叩く前に

          強迫性障害のパートナー

          パートナーが10年以上、強迫性障害だ。 初期の頃は、シャワーの時間が3時間だった。 徐々に良くなり、数年間は1時間で入れた。 しかし、ここ数ヶ月は、急激に悪化し、2時間を超えるようになってきた。 ※当然、シャワーの時間が長くなると、それ以外の時間も長くなる。 ガスと水道の使用量が倍になった。 泡ハンドソープと石鹸の使用量も倍になった。 他にも、様々な物の使用量が倍になった。 結果、パートナーの給料(パートの月給)と同額が、強迫性障害に関連する代金に消える。 手洗い費用のため

          強迫性障害のパートナー

          格差肯定社会

          大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(29)の元通訳、水原一平容疑者(39)が、違法賭博の借金を返済するため、大谷選手の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5千万円)以上を不正に送金したというニュース。 世間では、不正送金の額に驚きと批判があるようだ。 社会的弱者の私としては、金持ちに何が起ころうと、一切の興味はない。 それよりも、大谷のように、一人の人間が、何十億も資産を持っている社会が狂っていると感じる。 貧困のあまり、数千円の窃盗で人生を棒に振る人間がいる一方、何

          格差肯定社会

          底に沈むと、どんな光も届かない

          「大谷翔平が6戦連続安打」 「母親が無理心中図ったか 死亡した10歳と3歳の兄妹の身元判明」 同じ日のニュースだ。 世界は本当に残酷だ。 呆然とする。 本当に追い詰められた人間にとって、大谷翔平の活躍は、何の意味もない。 勇気や元気をもらうことはない。 無理心中を図った母親も、私もそうだが、もう救われない状況にある人間は、誰かに自分の自我を投影して現実逃避しない。できない。 もう「現実」に捉えられてしまったからだ。 線路の上に体を固定されているとする。 こちらへ向かって

          底に沈むと、どんな光も届かない

          社会的弱者の命の価値

          高級車のランドクルーザーが、よく盗まれているというニュースを見た。 社会の最底辺で、何とか一日を生きている私からすれば、「高級車を買えるほどの余裕がある生活してたんだね、すごいね」という感想しか出てこない。 何の同情心も湧いてこない。 私は、ボロボロの自転車しか持っていない。 困窮しており、新しい自転車が買えない。 家具も家電も何も買えない。 少しの食べ物を買うのが限界だ。 数週間後は自分の命があるのかすら、自信が持てない。 ニュースでは、高級車が盗まれた現場として、所有

          社会的弱者の命の価値

          親教(おやきょう)の信者は、相手にしない

          親は他人より遠い。 これは、虐待を受けて育った私の中から、自然と出てきた言葉だ。 何が「遠い」かというと、心の距離だ。 普通に育ったマジョリティは、意味が分からないだろう。 親は安心できる存在だから、心の距離が近いと感じているはずだ。 虐待を受けて育つと、これが全く違う。 親は危険な存在だから、心の距離はとてつもなく遠い。 赤の他人は、いきなり暴言を吐き、暴力を振るう可能性が低い。 それに比べて、親は、いきなり暴言を吐き、暴力を振るう可能性が非常に高い。 親よりも赤の他人

          親教(おやきょう)の信者は、相手にしない

          虐待のフラッシュバック

          子どもの頃、父と表現される「マサシ」と母と表現される「アケミ」から、陰湿な虐待を受け続けたせいで、自分の脳が使い物にならない。 フラッシュバックの影響で、数えきれないほど仕事を辞めた。 べッセル・ヴァン・デア・コークの「身体はトラウマを記録する」にあるように、トラウマの元となるショック発生時に類似した状況下では、自分の意思とは関係なく、脳が闘争・逃走状態になる。 私の場合、虐待は、主に「出された課題に取り組むとき」に行われた。 社会人が仕事に取り組むのと、似た状況だ。 だ

          虐待のフラッシュバック