公平な社会に向けた海外大手企業のESG活動をゆるく調べてみた【Podcast】
こんにちは。Mutureです!
蒸し暑い日が続き、夏の香りが強くなってきました🌴✨
本日のnoteでは、5月から始めたMutureのPodcast「μTUNE」の配信内容から、一部ピックアップした内容をnoteにてお届けしていきます。
大手海外企業はどんなESG活動に取り組んでいるんだろう?
Mutureが掲げる夢、「相利共生の社会を実現する」というところから着想を得て社会のとって良い取り組みをしている企業の事例をリサーチすることに。
専門機関によって、サステナビリティに優れていると評価された企業のIR資料や統合資料を参考にしながら、理念との繋がりや成果をどのようにレポーティングしているか、どのような価値観で取り組んでいるのかなど調べていきました。
この記事の配信内容はこちら↑に収録されています🎧
■ 歯磨き粉世界シェアNo.1企業 「Colgate Palmolive」
今回取り上げたのは、歯磨き粉世界シェアNo.1のColgate Palmoliveです。石鹸、洗剤、歯磨剤、ペットフードなど日常生活用品を開発、製造、販売し、現在はニューヨークに支社を拠点を置く100年以上続く老舗企業です。
主なESG活動
子ども達にオーラルケアの知識・大切さを伝える教育活動
シェルターや里親探しなどの動物保護活動
全てのパッケージを100%リサイクル可能にする取り組み
歯磨き粉やペットフード販売している企業なので、本業に紐づく領域での活動がメインのようですね!
日本でも最近、竹の歯ブラシをよく見かけるようになり、パッケージも社会全体で過剰包装を無くしていこうという動きが増えてきています。
最近は、ゴミがたくさん出ることや捨てるという行動自体にストレスを感じる人も少なくないいように感じます。
データでみるオーラルケア啓蒙活動の取り組み結果
そんなColgate Palmoliveの社会活動の取り組み、実際にはどれくらいの成果が出ているのか、2019年の少し古いものですが、わかりやすいレポートが見つかりました。
レポートによると「Bright Smiles Bright Futures program」と呼ばれるオーラルケアの教育活動は、1991年以来12億人以上の子どもたちに提供という記載がありました。
おそらく30年前は今ほど企業のESG活動が取り上げられていなかったはず。社会の風潮なく、企業理念に基づき活動を続けていたという事実にとても信頼と共感が持てますね!
D&Iに「公平性」を加えた新しい概念DE&I
他にも、ダイバーシティに関する取り組みが気になり、調べていく中で注目したのはレポートの名称です。
D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)ではなく、「Equity(公平性)」が加わった「DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)」を用いていました。
欧米諸国では「多様性を認め1人1人良いところを活かす」という価値観は前提としつつ「平等」だけでは生まれ持った環境の差で結果は不平等になってしまう。マイノリティもマジョリティと成功できるように環境や仕組みを用意しましょう。という考えが表現されています。
さらに、サステナブルレポートの中には、DE&Iの文化を育むためには対話を通して信頼関係を築くこと重要だとし、良い関係を築くためのインクルージョンチェックリストというものを紹介していました。
このチェックリストを使い、定期的に研修トレーニングやイベントを通して、学びながら包摂の文化を育んでいるそうです。
DE&Iといってもその中身は幅広く様々な観点があるからこそ、具体的な日々の行動と紐づける試みはとても参考になりますね!
最後に…
いかがでしたでしょうか?
今回は歯磨き粉世界シェアNo.1企業 「Colgate Palmolive」のESG活動を調べてみました。 今後も、Podcastでは相利共生に関連して、企業やサービスのおもしろい事例のリサーチを、ゆるくお届けしていきます💪✨
今回の内容はPodcastでも配信しているので、ぜひ聴いてもらえると嬉しいです🎧
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