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頭打ち感を超えていく、『創造力』を発動させる方法

最近、『自分の事業に頭打ち感がある。』『今の延長線上に違和感がある。』というご相談がありました。

特に、集客のノウハウや商品設計の方法など、自分の中で一通り学んだ方に多く、自分の事業がある程度軌道に乗せ方が分かったからこそ生まれるタイミングの悩みだと思います。


タイムラインを見ていても、みんな同じようなことをやっているように見えたり、
同じようにノウハウやセオリーをなぞっていたり、自分の業界の正解をなぞることに違和感があったり。

(もちろん、ノウハウやセオリーは再現性も高く、効果が出やすいというメリットがあります)

それじゃないという感覚。

そんなご相談を頂いて、改めて考えたのですが、そんな方は、改めて、他の部分に注力してはどうでしょう?という今日のnoteの提案です。


頭打ち感から脱し、そして、自分の流れを生み出すためには、『創造力』のチカラなのでは?という話です。


ノウハウは2%よりも、それ以外の98%に注力をすると言うことを最近のラジオでずっと話しているのですが、改めてnoteに認めようと思った次第です。


唯一無二のブランド力には創造力がある

まず、この創造力を駆使しているブランドの例を挙げてイメージしやすいような話をしてみましょうか。

例えば、スターバックス。

(4年前の写真・・・・!)

本来は回転率を上げた方がいいカフェという業界です。

回転率を上げるために、居心地の悪い場づくりをするというセオリーがスタバ以前は主流だったようです。

その真逆で、『サードプレイスとして居心地の良い場所づくりをしていくためには?』ということで、居心地の良い空間づくり、癒される音楽、無料のWi-Fiと、新たらしい空間を定義し、カフェの概念を変えています。


あと、個人的に注目している、BTSの運営会社。


先日書いた、こちらのnoteで今まで知らなかった方にとっても衝撃だったとのメッセをたくさんいただいたのですが。笑

(本当パラダイムシフトするので読んでほしいです。)

熱狂的なファンダムを持ち、ビジネスモデルの秀逸さも注目しております。


最近話題といえば、キングコングの西野さんもこの創造力を駆使している印象だな、と思うのです。

初めての映画とのことですが、アカデミー賞の作品賞を受賞されていたり、私のタイムラインでもたくさん映画の感想がアップされていたのですが、何度も足を運ぶという、『○プペ』という概念は『そんなこと考えたことなかった・・・!』と正直拝見しておりました。


創造力を駆使するためには『問い』を味方につける

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2%はノウハウ、そして、それ以外の98%にエネルギーを使う方がいいと言う話をしました。

日々の仕事で生み出すアウトプットに対して、何か物足りなさを感じている方は、『それ以外の98%』に注力してみると、見える世界が変わります。

ちなみに、全くノウハウを使わないと言う話ではなくて、『問い』が先にあって、その問いを実現していくためにノウハウを活用していこうと意味合いです。

そして、この方法論を【問い重視】と言いましょう。

逆に、ノウハウをなぞっているものを【ノウハウ重視】と言いましょうか。

図解にするとこんな感じです。

伝われ。

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ちなみに、この問い重視のモデルは、具体的には・・・・

・目指す頂上(問い)を先に用意する
・問いありきのため、手段や打ち手が無限 ・別業界の事例も学びになる
・一見競合が競合ではなくなる (見た目の手段は同じでも、問いが違う)
・問いに価値観を掲げれば、この価値が社会に浸透 するにはどうしたら?という問いに変わる
・問いでビジネスを作る、問いから手段を捻出

と言う特徴があります。

そして、問いをアップデートすればするほど、山をどんどん高くすることも(逆に低くすることも、平地にすることも)可能です。

そして、ノウハウ重視のモデルは具体的には・・・・

・頂上が見えない中での登山
・たったひとつの手段だけに夢中になり、その他の可能性が見えなくなる。また、疑いすらしない。 
・狭い常識の中で盲目的になる。
・数字や分かりやすいものを追いかけることに捉われがちになる。

と言う特徴があります。


ノウハウが自分の中の無意識の枠を作り、自分の可能性を狭めてしまう可能性があるからこそ、ノウハウの枠を壊し、自分の可能性を広げませんか?と言う提案なのです。


『問い』を立てることで得られること

『問い』を立てて、創造力を発動したほうが、可能性は広がると考えております。

自由にアイデアを作ることができるようになる。
打つ手は無限となり、頂上から逆算してルート数が増える。 
・自分の近くにいる人がアイデアマンとなる。
→意外と違うコミュニティの人のアイデアがヒントになる。
→自分以外の人の脳が増える感覚
×ちなみに・・・・結構同じようなノウハウを違う切り口で発信している人が多いので、一流のノウハウを持っている先生に出会うって実は大変だったりする。
周りのひとや別のコンテンツが先生になることもある。
→何からでも学べるという意味で。
(ちなみに、私の先生はBTSとヴィンチェンツォです。)
・一択思考よりも柔軟思考にしていったほうが、流れに乗るというセレンピディティが発生しやすくなる。

メリットが実はたくさんあるのです。


ノウハウ重視の落とし穴

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ノウハウはあくまでも、自主的に活用していくものという認識をこちらが持って置くことが重要です。

そこで、ノウハウに支配されると起こりうることをまとめてみました。

・目先のことを解決することでいっぱいいっぱいだと、問いを立てようなんて余裕がない。
(特に、集客が上手くいっていないフェーズのとき。)
・思考停止してただやるだけのノウハウ重視フェーズの方が、本当の意味での苦労が少ない。
・ノウハウ重視は視界がおおわれている状態、他の可能性がすっぽり視界から抜けるということに陥ることもある。
・ノウハウにはあうあわないがある、それを知らない、あう前提で取り入れている
・たったひとつのやり方に依存している方法は極めて危険。
・ノウハウを手放すのが怖い。 
・個人事業主は孤独で不安定だから、何かにすがりたくなる。
・漠然とした不安があるときは、ノウハウでその穴を埋めがち。
・ノウハウには上限がある 天井がある

などでしょうか。

私自身も、問いを持つことなく、ノウハウにのめり込むこともあるので、改めて、自分のためにメモを残しておきました。


問いを立てるために必要なこと

ノウハウ思考に陥らないためには、改めて、3つのことが大切だと思っております。

①マインド
そもそも、マインドが整ってないと自分の価値観や信念を重視する方法はできないものです。

以前、こんな記事を書きましたが、改めて大事だな・・・と。

是非読んでいただけると、拾えるところがあると思います。

・自分自身がやることを本気で信じられている?
・発信者のつもりが受信者になっていない?
・今吸収している情報は自分のこうなりたいに本当に必要?

とか、いろんな問いを自分に投げかけることで見えて来ることも。

②他者
これは絶対条件ではないのですが、問いや価値観を共有できる仲間がいるほうが続きやすくなるものです。

③問いを立てる力
ちなみに、この問いを立て方を教えてくれている本を見つけましたのでシェアします。

創造的アウトプットを生み出したい
論理思考では決してなし得ない他者に差をつける思考法を身に付けたい
枠を超えて考えることができるようになりたい

という人にオススメです。

『センスが必要なのでは??』と思う人もいると思いますが、心配ありません。

これはスキルなんだ、と思える本。


ということで、問いを使って創造力を発揮させていこう、という話でした。

自分だったら、どんな問いを掲げると見えるのだろう???

そんな風にこの記事を活用いただけたらと思います。

何か拾えるところがありましたら、幸いです。


>>>最近のこと

最近は、『リサーチ』の重要性を改めて実感しておりますのでピンと来る方は是非。

お客さまに『100万円の価値があった…!』と言われたノウハウも入れているので、問いを掲げて是非活用ください。

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