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『伝える』ということに改めて向き合っていく必要があるのではないか?

昨日は10数年続く会社の決起会の撮影をさせていただきました。

たったの2時間の会だったのですが、そこに集まっている人の歴史や、今、そして、これからのなんだか深みのある時間で。

なんだか、すごく心の中があったかい気持ちに包まれた時間でした。

途中で歴史を振り返るムービーが流れたときに、なんだか、部外者の私がウルっとくるようなお時間を過ごしました。


そんな現場を見ながら、改めて、考えさせられたことがあります。

半年位以上お付き合いのある企業さんだったので、結構話は知っているつもりだったし、社員さんには一通りお会いしたこともあったので魅力は感じているつもりだったのですが…

私が今まで知っていた企業の魅力を遥かに上回る魅力に溢れておりました。

『どこにそんな魅力隠し持っていたんですか!!!!』って位。笑

それを感じて改めて、これからは私たちは『伝える』ということに改めて向き合っていく必要があるのではないか?と感じた次第です。

外(ネット)から見ると、何も変哲もない会社に見えるのですが、中に行くと、人の魅力が溢れていて、人想いの人ばかりが集まっていて、熱くて優しい想いが伝播して行くような、それだけでもなく、プロフェッショナルを探求しているそんな魅力や価値を切り取り、人に伝わるような意図を加えることのできるカメラマンとしての仕事は改めて、やりがいがあるなぁ…とか思ったり。


『伝えている』と『伝わっている』は全く別物であるということを、私たちはもっと真摯に受け止めなければいけないのかもしれないなぁということを思っています。


これからは、多様性も拡大していくと思っているからこそ、自分にとって界隈が一致しているということもすごく大切になってくるはず。

そして、『1回見て貰えば、わかってもらえるはず。』という考え方を持つことは手放した方がいい。


こういった深いものは、伝える意図を持たないと伝わることは無いのです。


私は常々文化が大切ということを思っているのですが、ここでいう文化というものは、

自分の会社はそもそもどんな歴史があるのか。
始まった当初のきっかけは。
どんな人がどんな思いで勤めているのか。
(クラスでいうと、カーストが圧倒的に違うとちょっと違くないですか?)
どんな価値観を大切にしているのか。
どんな人が集まっているのか。
会社全体でどんなことを大切にしているのか。
(それは、言語化されているものも、そうで無いことも。)
これからどの方向に向かっているのか。

などなど

オンラインであっても、オフラインであっても伝え続けているのか?ということを伝えているのかということを見つめて行くことは大事ですなぁ、と。(ちなみに、オフラインでは全く私伝えてないなぁ…ということに気づいたり。)

この辺りは、もしオンラインを活用するのなら、外に向けては『言語』と『ビジュアル』で示して行くことはやっぱり必須。

そういった温度感や奥にある言語化されていないけど暗黙の了解としてまかり通っているようなことです。

そして、1回伝えるだけではなく、何度も何度も伝えていく。

その部分を怠ることなく取り組んでいくことが必要感じています。

こういったことを丁寧に社内で重ねているかどうかは、企業内の雰囲気や、離職率、そして、採用率にそのまま現れていると思ってます。


とはいえ。私たちは、文化や志をいくら大切にしていたとしても、言葉だけをアクセサリーのように身に纏い、行動が伴わなくなってしまうことが人間の性質だと思います。(自戒を込めて。)これは日々の業務がある人にとってはもう、仕方の無い項目として掲げていた方が楽なのかも…なんて思ったり。

だからこそ、トップや気づいた人が言葉を、そして、行動を尽くし、取り組んでいくことが必要だと思うのです。

内部に対しても、そして、同様に外部に対してもいい相乗効果を得られる物になっていくのでは無いか??と思っております。


事業を設立して長くなればなるほどそうだし、関わる人数が増えれば増えるほど、一度ズレたら戻るのがすごく大変です。(個人でも間違えると疲弊するという話をこちらに書きました。間違ったセルフブランディングをしていた頃の間違ってしまったワケ。


自社の価値が伝わっていない気がする…という思い当たる節がある人は、おそらく伝わっていないのです。

伝わる状態を作るために、今何ができるのか?を愚直に取り組んだ人こそが、同じ志の人が集まってくるのだろうなぁ…と思いながら。

(苦手な人は外注してでも、取り組むべきことだと思ってます。)

言葉を尽くすことは、苦手意識はあるのですが、丁寧に紡いでいこうと思った次第です。

以前、どなたかの発信で発信をしていないということは、ネット上に自分という存在がいないということである。なんて言葉を見たこともありますが、自分がこれから活用していく世界には、果たして自分を存在させているのか?という視点も重要だと感じました。

オンラインが全てではないけど、検索必須時代なこのご時世、オンラインでの情報開示についてもより興味を持っている最近です。





■HPはこちらです。
https://www.haranatsumi.me/

■100人撮影、残り20名を切りました!!
https://www.haranatsumi.me/100



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