『村上隆もののけ京都』から夜の桜巡り 知恩院・円山公園・白川の夜桜
京都市美術館開館90周年記念展
※解説や『言い訳』は人が多過ぎて近づいてしっかり読むことが出来なかったので作品の解説などは書けておりませんし、写真もごく一部ですが、感動や興奮をお伝えしたく書きました
新しいものや新しい価値観を受け入れるのにとても時間がかかる事が多いが、ミーハーで単純なところも大いにある私
行って本当に良かったと素直に言える
今回、1番好きだと感じた点は色の多さと豊かさ
奇抜な造形やデザインも面白かったけれど、色
地味を好むが、たくさんの色味・色彩・色に囲まれても落ち着かない感じがしなかったところ
実際の作品の質感や大きさ、近くで見て初めてわかる細部の面白み、大作であっても見る者を飽きさせない、隅々まで楽しめる鮮やかさ細やかさ
そして肉眼で見て感じる色味のバリエーションの多さといったところに、村上隆という人の予備知識をまったく持たない、現代アート音痴の私でも大変楽しむことが出来た
会期は2/3〜9/1迄と長いのでいつでも行けるし、現代アート、殊に村上隆と言えばその作品の価格が高額な事で知ったくらいで、今はもうチョコレート屋さん(ジェラート?)になっている河原町御池の竹内画廊に掛けてある絵が村上隆のものとは知らなかったくらい、疎い分野なので行こうとも思っていなかった
しかし、毎日何となく見ているNHKニュースの京都ニュースで少し触れていたときに
このお花だけではないこと(そりゃそうだ)、この展覧会のために制作していること、間に合っていないのもあり未完成作品もあること、大作であること、等を知り気になっていたところ、金ピカのお花の親子がLOUISVUITTONの大きな鞄に乗る像が新たに展示されることを知った同僚に誘われた
円山公園の枝垂れ桜も何年かぶりに見たいし、その頃をめがけていきましょうと言っていたら満開の情報が!
ウキウキと美術館へ
おしゃれなカフェを横目に階段をあがり、ここを通り抜け、新館の東山キューブへ
写真撮影可ではあるが、撮影に夢中にならないようにと言い聞かせ中へ
ここを過ぎると暗幕がある
暗幕をくぐると暗闇の中に
暗闇を抜けるとまた色鮮やかな世界へ
このあたりは可愛らしく彩りもポップなものが多く、予備知識を持たない私もその色味に何だかテンションが上がってくる
ここからは、超大作
このあたりで、終わるまでにもう一度来たいかなと思えてくる
ここからは最新のものや、トレーディングカードなど
NHKの、残念ながら私は見ることのできないBSやなんかで4/23に特集の放送があるそうです
入り口付近でその一部を見ることが出来て、制作の様子などを放送していた
会場を出ると、グッズや作品の販売コーナーがあり、ポストカードを購入した
美術館を一旦出て南側のお庭へ
また来ますので、と大きな鳥居に背を向け知恩院や青連院門跡の方へ
そのまま南へ向かうと、そこはもう円山公園で、いもぼうの『平野家』を過ぎるとお祭り騒ぎの屋台屋台屋台、人人人!
そしてその先には
活気があり、桜の下の宴会は楽しそうで、見ているだけでワクワク
寒がりなので、この季節はまだここで呑みたいとは思わないけど、陽気に景気よく機嫌良く飲んでいる人たちを見ているだけでワクワク(しつこい)
お祭り騒ぎの露店を通り越し、四条通から出て頭だけ下げる
お次は白川へ
大勢の人で溢れかえる白川沿いを西へ西へ、鴨川付近まで
見応え充分の夜桜を堪能し、お腹が空いてきたので河原町へ向かうもどこも満席、待ちの行列が出来ている
同僚は地下鉄で帰るので、四条烏丸まで歩くがこちらもなかなかの人でご飯にありつけない
私は極度の寒がりなので、こんなに歩いているのにもう冷えて冷えて震えていたので温かいものをと、彷徨う
行列の出来るラーメン屋さんは沢山ありどこも美味しいが、私の1番好きなのは東洞院蛸薬師にある『ムギュ』の濃厚鶏そばだが、今回は同僚おすすめの、ゆずラーメンやカレー煮込み(おうどんとご飯が入っている!)で人気の東洞院錦『英太朗』へ
中を覗くとカウンター2席だけあいているので飛び込む
ゆずラーメンとカレー煮込みが人気だそうだが、私は半熟卵の写真が美味しそうでカレーラーメンにした
同僚の食べるゆずラーメンの香りを鼻に吸い込みながら、いつまでも熱々の美味しいカレーラーメンを啜り、それぞれのおうちへ
桜に浮かれて、本当にここのところよく出歩いているなあ
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