千速 典(ちはやふみ)〜瞑想と伊勢での日々を綴る場所

「日本を元気にしたい」思いに正直に、直感に従って生きるようにしてみたら、あれよあれよと…

千速 典(ちはやふみ)〜瞑想と伊勢での日々を綴る場所

「日本を元気にしたい」思いに正直に、直感に従って生きるようにしてみたら、あれよあれよという間に人生が大変化。伊勢から日々の気づきを発信します。《満月新月のオンライン瞑想会申込はこちらから⇒https://reserva.be/wacon_musubitrip

マガジン

最近の記事

めいそう日記Ver2〜Day295:取捨選択

1. 瞑想小咄〜取捨選択 私たちの周りには、有限のものばかりだ。目に見えるものであっても、目に見えないものであっても、全ては有限。無限に存在し続けるものはないと言っても過言ではないだろう。 有限であるからこそ、選択が必要になってくる。そして、選択した状況によって、未来が大きく変わっていく可能性がある。何を選ぶべきなのか。どんな場面においても、どんな状況においても、選択に悩んでしまうのはその先の未来がより良くあって欲しいと願うからだ。 さて、有限なものは数多あるけれども

    • めいそう日記Ver2〜Day294:お気に入りの場所

      1. 瞑想小咄〜お気に入りの場所 あなたにはお気に入りの場所があるだろうか。喫茶店やレストラン、温泉やサウナ、美術館に博物館などなど。世の中にはたくさんの魅力的な場所がある。 そういったお気に入りの場所に行くと、不思議と心がウキウキとしてくるものだ。嫌なことがあった後も、お気に入りの場所にいるだけで、心が落ち着いてくるような気もする。お気に入りの場所というのは、そこにいるだけで精神を癒してくれる、ヒーリングスポットのようなものなのだろう。 さて、そんなお気に入りの場所

      • めいそう日記Ver2〜Day293:大きな山に揉まれる

        1. 瞑想小咄〜大きな山に揉まれる 別の記事でも書いたのだが、ここのところ連日山場続きだった。詳細は差し控えるが、立て続けに海外からのお客様を対応する日々が続いた。その中には、アメリカのとある富豪をご案内する機会があった。 以前別の機会で、富豪とは言わないまでも経済的にはかなりの余力がある方々をご案内したことがあった。しかし、あの時は自分が主導というわけではなかったので、都度与えられたことをなんとかこなしたといった形だった。 今回は自分が主導でご案内をしなければならな

        • めいそう日記Ver292:天真爛漫に生きる【射手座満月の瞑想(後編)】

          1. 瞑想小咄〜天真爛漫に生きる【射手座満月の瞑想(後編)】 天真爛漫とは、「純真そのもので、思う通りにふるまうこと。無邪気で明るいさま」)(Oxford Languagesより)という意味を持つ。 天真爛漫と聞くと、小さな子供を思い浮かべる人も多くいることだろう。ひょっとしたら「自分も昔は天真爛漫だったな…」と思い返す人もいらっしゃるのではないだろうか。 私も多分そうだったのだと思う。自分の気持ちに正直で、思うままに振る舞っていたような気がする。もしかしたら私を知っ

        マガジン

        • 旅先のセレンディピティ
          1本
          ¥100

        記事

          めいそう日記Ver2〜Day291:余白を作る【射手座満月の瞑想(前編)】

          1. 瞑想小咄〜余白を作る【射手座満月の瞑想(前編)】 以前別の記事でも同じような内容に触れたと思うのだが。やはり何事も余白を持つことは大切なのだと思う。私ごとになるが、ここのところ最近仕事の山場が続いていて、心の余裕がなくなってしまっていた。また、体の疲れもピークに達していたので、心身ともに余裕がなくなっていた。 そうすると、いつもはできることすらもできなくなってくる。具体的には、本来この記事を書くべきは昨日だったのに、すっかり忘れてしまっていた、ということだ。やはり

          めいそう日記Ver2〜Day291:余白を作る【射手座満月の瞑想(前編)】

          めいそう日記Ver2~Day290:見えていること

          1. 瞑想小咄~見えていること この記事を読んでくださっているほとんどの方は、自分の目で何かを見ることができる人たちだろう。見えていることが当たり前。当然のことではあるものの、得難い能力であるということは、忘れてはならないだろう。 しかし、いかに目が見えていたとしても、見えないものもある。それは、いわゆる超常現象とか、「目に見えない何か」といったものではなくて、「物理的に見えないもの」のことだ。 小さすぎて見えないというわけではない。普通に見えるものだ。けれども、意識

          めいそう日記Ver2~Day290:見えていること

          めいそう日記Ver2~Day289:好きなものを使うこと

          1. 瞑想小咄~好きなものを使うこと 人間だれしも、好きなことと嫌いなことがある。例えば家事。家事全般が好きな人もいれば、嫌いもしくは苦手な人もいるだろう。しかし、家事をおそろそかにしてしまうと、とたんに生活の質が低下してしまう。 特に一人暮らしだとこれが顕著に表れる。家事をおろそかにしたままにしていると、家の中があっという間に機能不全になってしまう。自分は家事をしなくても、誰か別の人がやってくれるから大丈夫な方もいるかもしれないが、それは誰かの努力があってこそというこ

          めいそう日記Ver2~Day289:好きなものを使うこと

          めいそう日記Ver2〜Day288:対話すること

          1. 瞑想小咄〜対話すること 誰かと会話をすることは、もはや日常生活の一部であり、特に意識をして行うものではない。そう感じる人も多いことだろう。とはいえ、一人暮らしをしたり、家族や友人と離れた遠い場所で暮らしていたりすると、一日中誰かと会話することなく過ごすということも、ままあることだ。 近年ではインターネットや科学技術の発達により、遠くにいても互いの連絡を取ることが容易にできるようになってきた。私が初めて一人で海外に住んでいた頃は、まだ現在のような便利なメッセージアプ

          めいそう日記Ver2〜Day287:空白から生まれる

          1. 瞑想小咄〜空白から生まれる 新しいものは、ひらめきやアイデアから生まれることが多い。クライアントに提案するプレゼンテーションの内容から、俳句まで、あれこれと頭の中で考え込んでみても、なかなかしっくり来るものが生まれてこない。しかし、ふとした瞬間のひらめきやアイデアによって、「これだ!」と思う新しいものを作り出すことができる。ひらめきやアイデアは、ものづくりに欠かすことができないものだ。 さて、ではひらめきやアイデアはどんな瞬間に浮かんでくるものなのだろうか。人によ

          めいそう日記Ver2〜Day287:空白から生まれる

          めいそう日記Ver2〜Day286:趣味も縁

          1. 瞑想小咄〜趣味も縁 あなたはどんなご趣味をお持ちだろうか。お見合いの質問のテンプレートとして「ご趣味は?」というワードを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれない。そのときに、すぐに自分の趣味を答えられる人はどのくらいいるのだろうか。 私自身のことを言うと、最近は趣味についてすぐに答えることができる。始めたばかりで稚拙な趣味もあるし、長年続けている趣味もある。ただ一つ共通して言えることは、自分で興味を持って進んで行っていること。これに尽きる。 しかし、私は伊勢にやっ

          めいそう日記Ver2〜Day285:おもてなしの心

          1. 瞑想小咄〜おもてなしの心 「おもてなし」と聞くと、お客様に何か特別なことをしてあげるべきだ、とイメージを持つ人もいるのではないだろうか。私もどことなくそんな感覚がある。 以前の会社で働いていた時、海外のご家庭にホームステイをする予定の生徒たちに対して、ホームステイをする上での心構えについてオリエンテーションをしていた。そこで話したことは、日本と海外の「おもてなし」の違いについてだった。 日本でお客様を自宅に迎え入れた時、いつもは出てこないようなお茶菓子が出たり、

          めいそう日記Ver2〜Day285:おもてなしの心

          めいそう日記Ver2~Day284:和菓子はアート(後編)

          1. 瞑想小咄~和菓子はアート(後編) 和菓子屋の5代目の職人さんと出会った話。当初この方は、和菓子職人を志していたわけではなかった。しかし、亡くなる直前のお父さんから、和菓子屋の屋号を引き継いだことで、和菓子の世界へと足を踏み入れていく。 それまで和菓子を学んだことがなかったため、その職人さんは製菓学校に通うことにしたらしい。しかし、その製菓学校で学ぶことができたのは、主に洋菓子。このままでは和菓子を学べないと思っていた時に、たまたま製菓学校に講演に来られた、地元の大

          めいそう日記Ver2~Day284:和菓子はアート(後編)

          めいそう日記Ver2~Day283:和菓子はアート(前編)

          1. 瞑想小咄~和菓子はアート(前編) 和菓子と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。お饅頭にお餅、金平糖に大福、などなど。数々の種類がある。和菓子は日本の伝統的な甘味ではあるが、現代においては和菓子のほかにもたくさんの世界各国のお菓子を食べる機会が増えている。そのため、「前回和菓子を食べたのはいつだったか」と思った人もいらっしゃるのではないだろうか。 私がいるここ三重県は、餅文化が盛んな土地柄だ。伊勢にはかの超有名お土産・赤福餅がある。赤福餅は創業300年以上の歴

          めいそう日記Ver2~Day283:和菓子はアート(前編)

          めいそう日記Ver2~Day282:近い人、遠い人

          1. 瞑想小咄~近い人、遠い人 近くにいる人と、遠くにいる人。自分の住む場所が変わったり、働く場所が変わったりすると、近かった人が遠くなったり、逆に遠くにいる人が近くなったりする。 遠くなると必然的にコミュニケーションをとる頻度が薄れ、少しずつ関係が疎遠になっていく。久しぶりに遠くなった人の話を聞くと、びっくりするような状況になっている場合もある。 先日別の記事で、前の会社でかつて勤めていた方が急逝したという話をした。その話を、私と同じく前職を辞めていて、現在も親交が

          めいそう日記Ver2~Day281:いつか来る未来

          1.瞑想小話~いつか来る未来 世の中には「絶対」というものがいくつかある。そのうちの一つが、生まれたらいつか必ず、終わりを迎えるということ。不老不死は古来からの人々の願うところではあるかもしれないが、現在の科学技術ではこればかりは避けることができない。 どうせ避けられない終わりがあるのであれば、誰しも幸せな終わりを迎えたいと思うものだ。私もできることなら布団の上で安らかに最後を迎えることができればと思う。 その願いが叶う人は、いったいどれほどいるのだろう。 朝起きて

          めいそう日記Ver2〜Day280:ご近所まわり

          1. 瞑想小咄〜ご近所まわり 新居に住み始めて1週間。どうにかこうにか生活基盤が出来つつある。この土日には実家から両親が最後の引っ越し作業の詰めをしにきてくれたため、さらに家が整ってきた。 それにしても、一人暮らしワンルームの引越しと、一軒家の引っ越しでは大きく様相が異なるものだ。ワンルームの引越しなら、丸一日あればどうにかこうにか片付けることができるものの、一軒家にもなると、あれこれと整えなければならないことが多い。 あらためて、今回引っ越しを手伝ってくれた人たちに