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ドラゴンのエッセイ

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今まで私が書いたエッセイを集めました。随時更新するのでぜひフォローお願いします!
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記事一覧

2大企画コラボ 嵐の記事を書かない理由

 今回は私の記事の中で人気を誇る2大企画「ドラゴンのエッセイ」と「推しの作品を語る」のコラボ企画です。私の最大の推しである嵐の記事をなぜ書かないのかということについて説明しようと思います。

 現在嵐は活動休止中です。リーダーである大野智くんは、個人としても芸能活動を休止しています。先日メンバー全員の連名で「株式会社嵐」を立ち上げたという報告はありましたが、休止から約3年半が経つ現在でもグループと

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【差別と悪意エピソードゼロ】女性が苦手になった原因

 連載エッセイ「差別と悪意」が先日完結を迎えた。今までの比較にならない量の反応をいただいて、辛かった日々が報われたような気がした。そこで今回はまだ誰にも話したことがないエピソードを書いてみる。それはズバリ「俺が女性に苦手意識を持つようになった理由」だ。一番大きな原因は学生時代にある。女性読者には少々きつい内容かもしれないが、多くの方に読んでもらえたら嬉しい。

 高1の時の担任が、およそ教師とは思

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差別と悪意最終回 現状

 前回の記事で、スタッフの横暴によって施設Cを辞めざるを得なかったと書いた。ところがそのことが原因で、施設Cがある市のブラックリストにも載ってしまったらしかった。
 もっとも、今回のブラックリスト入りは頷けなくもない。前回、施設Bを表向き「体調不良」という理由で辞めている。今回の施設Cも同様に表向き「体調不良」で辞めた。しかし今度は半年と保たずでの体調不良である。「こいつは入れても体調不良ですぐ辞

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【差別と悪意】最終章③ 役立たず事件

 今回はいきなりだが、タイトルにもある役立たず事件について書いていく。

 施設Cに入社して数ヶ月経った頃だった。俺たちがやっていた作業の責任者を務める男性スタッフが外出した。その時は10人くらいの利用者でひとつの作業をやっていたのだが、男性スタッフはその中の1人にだけ詳しい段取りを伝えていった。その利用者はメンバーの中で一番のベテランだった。だが、問題は起こった。彼女がパニックを起こしてしまった

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【差別と悪意】最終章② 施設を辞めるまで

 前回、「やっと見つけた施設を半年も経たずに辞めることになった」と書いた。どうやら記事の発表順が悪かったらしく、フォロワーさんから「ブラックリストの影響があったんですね」とコメントをいただいた。しかし、今回施設Cを辞めるに至った理由はそれではない。少なくとも俺はそう思っている。そこで今回は、施設を辞めるに至った原因を書いていく。

① 施設長が恩着せがましい これが最初のきっかけだった。施設Cでは

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【差別と悪意】最終章① 新しい施設に通うまで

 久しぶりにNさんに会えてメンタルが回復したので、今がチャンスと思ってこの連載を完結させる決断をした。

前回のあらすじ 施設Bの施設長が権力を乱用し始めた。俺だけにキツく当たるようになり、猫の手も借りたいような状況であるのにも拘らず、一気に3人のスタッフを辞めさせた。その横暴に耐えかねて施設Bを辞めるという決断をしたところ、施設長が「ドラゴンをブラックリストに載せてやる」と言っていたという噂を聞

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ドラゴンのエッセイ 1年連続投稿してみて

 うまくいけば、この投稿をもって1年間1日も休まず何らかの記事を投稿できているはずだ。正直言うと、長かった。長かったけれども、書くネタにはあまり困らなかった。今回は1年間の連続投稿期間を振り返ってみようと思う。

① ジャニーズ事件 ここではあえて「ジャニーズ」という言葉を使わせていただく。15年もファンをやっているのだ。大量の被害者がいて、加害者は多くの人気グループを生み出した元社長だったという

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【ドラゴンのエッセイ】親友と久しぶりに会った話

 昨日、約半年ぶりに親友のNさんに会うことができた。家に来てもらって、ただただ話すこと約4時間半。他愛ない話から結構マジな話までいろいろした。
 今年は元日の能登半島地震から始まり、パブリックなことからプライベートまでいろいろネガティブなことがあった。具体的な内容は避けるが、2人とも似たような時期に似たようなストレスにさらされていたことが分かった。なるほどこれじゃあお互いに「このままじゃ潰れるわ」

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【差別と悪意番外編】フォロワーさんに紹介してもらった

 俺のエッセイの中でも特に高めの閲覧数を誇る「差別と悪意」シリーズ。反響が高いかわりに俺のメンタルも相当削られるが、フォロワーさんたちの支えがあってひと段落を迎えることができた。

 上に紹介した記事が、ずっと俺を励まし続けてくれた仲間が書いてくれたものである。また、彼を中心に俺と同じような境遇の方が集まってくれて、今ではグループLINEまでできている。本当にありがたい。

 今回は、記事を書いて

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差別と悪意第2回③ 施設B編完結 施設長ご乱心

 前々回、そして前回と書いてきた施設Bの信じられないスタッフや環境の話題も、今回でいよいよ完結である。この連載エッセイ「差別と悪意」については通常のエッセイとは別でリスト化してあるので、気になる方はリストからこれまでを振り返ってみてください。
 今回のタイトル、決して誇張ではない。本当に施設長のご乱心としか思えないような事件がたくさん起こった。前回のあらすじとともに読んで頂こうと思う。

前回のあ

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【ドラゴンのエッセイ】貴重な経験

 突然だが、俺は身体障がい者だ。そしてたくさんの推しがいる。
 推しといってもCDやBlu-rayを買ったり、彼らが出ているテレビ番組を見る程度だ。しかしその生活を続けて今年で15年になる。唯一の生きがいといっていい。
 推し活の醍醐味といえばライブ、という人が多いが、俺はライブに行ったことがない。これからもおそらく行かないだろう。
 それでも俺は満足している。なぜなら、貴重な経験をしたからだ。そ

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差別と悪意第2回② Nさんの登場と地獄の入り口

 おかげさまで前回の連載(こちら)も結構な反響があった。「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるように、このチャンスを逃す手はないと思うので、一気に書いてしまおうと思う。
 それともうひとつ。俺の方針として、「一つの施設について書く場合は一回を分割する」というものがある。だから第2回と銘打っている間は、施設Bのことしか書かない。疑問に思った方もいたようなので書いておきました。
 それでは、今回も信じ

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連載エッセイ「差別と悪意」第2回①

はじめに前回の記事(こちら)を書き終わった時は、しばらくこの連載は更新するまいと思っていた。しかし俺は思ったより単純な性格のようだ。フォロワーさんに記事を紹介してもらい、また別のフォロワーさんからはコメントを頂いた。そうなると急にメンタルが元気になって、また書こうと思えたわけだ。前述のフォロワーさんにお礼申し上げます。
 今回も重い話になるが、最後まで読んでもらえたなら嬉しい。

プロローグ 前回

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連載エッセイ「差別と悪意」第1回


はじめに 前回のエッセイ「無知と差別」については、フォロワーさんの助けもあってたくさんの方に読んでいただいた。俺の記事を初めて読んだという方も、多分いたんじゃないだろうか。ここでまず読んで下さった方、そして反応や拡散をして下さったすべての方に感謝します。ありがとうございました。
 これから何回かに渡って書くエピソードは、俺の身に実際に起こった話である。障がい者をサポートしてくれるはずの就労支援施

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