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バロック・フルート レッスン記

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バロック・フルート(フラウト・トラヴェルソ)のレッスンを通じて学んだこと、気づいたことなどなど。
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フルート1本で出世したミッシェル・ブラヴェ

昨年2023年のフルートの発表会はバロック・フルートを始めてまだ半年ちょっとでした。先生から…

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楽器製作者ルドルフ・トゥッツ氏の素敵な映像

だいぶ前のことですが、バロック音楽の演奏会に行った時、とても雰囲気のある楽器を使われてい…

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3週間前
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フランス盛期のフルート奏者 オトテール

桜も散り始めた土曜の夕方、フルート教室のおさらい会がありました。おさらい会とは、日頃のレ…

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新しいバロック・フルートがやってきた

2023年1月にモダン・フルートからバロック・フルート(フラウト・トラヴェルソ)にレッスンを…

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春の詩 ーウイリアム・ブレイクー

「フルート」が出てくる詩です。 春が近づいたらこの詩を読み上げたくなります。 そして、今す…

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女性作曲家 アンナ・アマリア

遅ればせながら3月8日の国際女性デーにちなんで女性作曲家のお話をします。 クラシック音楽…

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2か月前
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バロック・フルート(フラウト・トラヴェルソ)を始めたきっかけ

フラウト・トラヴェルソ(伊:Flauto traverso)とは今日のフルート(モダン・フルート)の前身となった横笛です。略して「トラヴェルソ」と呼んでいます。 バロック期以前には西洋音楽においてリコーダー(縦笛)が主流だったことから、「traverso(横向きの)」という修飾語を付けてフラウト・トラヴェルソと呼ばれていました。 バロック期に作られたものは「バロック・フルート」と呼び、トーンホールが7つあります。 右手の小指は穴に届かないので、キーが付けられていて穴の開閉が