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【感想】37歳が歯科衛生士学校の1学年を終えてみて

37歳、2人の子持ちの歯科衛生士学生の私。
ようやく1学年最後の定期試験が終わった。1学年を終えるにあたって試験や学校の雰囲気など記録しておこうと思う。

定期テストの頻度は?

私の学校は3ヶ月に1回のペースで定期試験がある。

・夏休み前:1回
・秋   :1回
・冬休み前:1回
・春休み前:1回(←今ここ)

全8回の科目、全16回の科目などがあり今季に学んだ科目が次の試験科目で無い場合もある。
全8回の科目は試験範囲が狭くラッキーだが、全16回の科目は試験範囲が広く、夏休みや冬休みを利用して復習をしておかないと赤点になる可能性が高い。

また、1回の定期試験で8~12科目ほどの科目が試験対象になるため、手を抜く科目と力を入れる科目を見極めることが重要と感じた。

定期テストの難易度は?

結論は「科目担当の先生による」だ。

最終目的は国家試験に合格してもらうことなので、定期試験も国家試験に通じる内容になっている。
しかし、先生によっては試験範囲を明示しなかったり授業で説明していない範囲が出題されたりした。
(というのも、私の通っている歯科衛生士学校ではほとんどの先生が試験範囲を明示してくれたり、試験対策プリントをわざわざ作成して配布してくれる。とても愛に溢れた先生方ばかりだ。)
そのため、科目によって100点が続出したり、逆に再試対象者が山ほどいたりと、様々だ。

ここで私が感じるのは、「定期試験で良い点数を取るより国家試験につながる知識を蓄えられているか」だ。
仮に難しい問題で再試になってしまったとしても、最終的に自分の知識として蓄えることができれば結果オーライだ。
目標を見失わずコツコツ地道に努力できる人なら問題なくクリアできる難易度だと思う。

退学者・留年者の割合は?

カウントしていたわけではないので正確な数字は分からない。
ただ、事実を述べると私と同じクラスの3名が現段階で既に退学している。
2名は自主退学で、1名は留年が確定し退学することになったようだ。
まさか!と思っていたのでとても驚いた記憶がある。
詳しくは省くが学力以外の「歯科衛生士」としての適性も見ているのだと感じだ。

歯科衛生士学校に入学する人数は1学年40名ほどかと思う。
大きな学校になれば80名ほどいるかもしれない。
1学年の人数が増えれば増えるほど退学者や留年者の数も増えると思う。

学校の雰囲気は?

まさに高校と大学の間といった感じだ。
大学生ほど自由は無いが、高校生ほど厳しくもない。
そして素直な子たちが多い気がした。
実習などで一緒に作業をするときも積極的に動いてくれたり、受け答えもハキハキしていて、私の10代の頃よりも大人だなぁと感じることが多々あった。
もっと10代の子たちと色々話したかったが、コロナで通学回数も少なく話す機会も多くなかったとのであまり話せなかったのが残念だ。

子育てをしながら学業もできる?

結論「できる」
むしろ、アルバイトをしている現役学生よりも多くの時間を持てるような気がする。

私は「朝活」「夜活」として、朝は早起きして英語の勉強、夜は家事が終わったら学校の勉強を毎日するようにしていた。(無理のない範囲で)
理由は、8時間ぶっ通しで勉強するよりも、毎日10分でもいいから机に向かって勉強する習慣を身に付けることのほうが記憶の定着に良いと思うからだ。

記憶を定着させるためには「思い出す訓練」を何回もする必要がある。
そのため、毎日10分でもいいから「思い出す訓練」をするために授業で分からなかったことは検索して調べたり、小テストの復習をしたりした。

まとめ

さて、歯科衛生士学生の1年が終わろうとしているが、2年になれば臨床実習が入ってくる。臨床実習は教室での勉強と違って1年で習った知識をベースに現場を学んでいく。
生活リズムを崩さないよう、この調子で2年も頑張りたい!

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