嫌でしかなかった内診が楽しみになった日〜不妊治療〜
嫌だけど慣れてしまった内診
不妊治療をしていると、
ほぼ毎回内診をします。
クリニックに着いたら、まず内診室。
何につけても内診。
しっかり診てもらえるのはありがたいんです。
でも、最初の3回くらいは嫌だったな〜
そもそも、
婦人科もそれほど回数行ったことなかったし、
不妊治療を始めるまでは、
内診経験は人生で5回くらいだった気がします。
でも、回を重ねていくと、
もう内診も慣れたもんです。
特に緊張もせず。
毎回ほぼ同じ先生なので、それも安心できて。
それでも、
毎回嫌な思いは同じ。
「先生に毎回お股見せるのも申し訳ないな〜」
「内膜薄かったらどーしよー」
「卵胞が大きくなりすぎていたらどーしよー」
(私は、生理周期が早く、排卵日がとても早かったので)
内診のたびに不安はつきもの。
体外受精が成功し、妊娠しても、
胎嚢確認、心拍確認での内診は、
とにかく不安が大きく・・・
内診は嫌なものでした。
心臓止まってたらどーしよ。。。
育ってなかったらどーしよ。。。
それが、ある日、
内診が楽しみになった日がありました。
内診が楽しみになった瞬間
不妊治療クリニックを卒業し、
産科に移った初診の日。
この日は、
まだ内診が不安でした。
心拍確認ができ、
不妊治療クリニック卒業できたことで、
やや不安は少なくなっていましたが、
初めての病院だし、
初めての先生だし、
本当にお腹にいるのか?
など、色々ありました。
そして、
明日は初めての妊婦健診。
そんな日の夜。
「早く明日の診察に行きたい。」
「早く内診したい。」
という気持ちが初めて芽生えました。
早く行きたい理由は、2つ。
1つは、今までと同じく不安。
「本当にお腹の中で無事に生きているのか?」
まだまだ信用できなていない。
もう1つが、初めての感情。
「早く赤ちゃんに会いたい。」
そー思った自分にびっくり。
やっぱり、妊娠したばっかりって、
まだお腹の赤ちゃんに感情移入していなくて、
(ってよりは、感情を込めてしまうと、もしダメになったら辛すぎるから抑えてたと言った方が正しい。)
不妊治療クリニックで看護師さんに
(エコー写真を見ながら)「これが赤ちゃんですよ!もうすでに可愛いですよね!!」
と言われたとき、言葉が詰まってしまったんです。
一緒に喜んでくれて嬉しかったんですが、
私はまだその気持ちについていけてなかった。
それが、今日、
初めてお腹の赤ちゃんに「会いたい」って
はっきり思えたんです。
やっと、やっと、
ママになる第一歩が動き始めたかな。
そんな気持ちがして、
ちょっとばかし嬉しくなった日でした。
でも、まだまだ。
明日の内診で何が起こるか分からないので、
冷静さを保ちつつ、
半分くらい楽しみにして行ってこようと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?