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2回目の産科は見える景色が違った


初めての産科は。。。

初めて産科を予約したのは、
ちょうど2年前の7月。


自己流タイミング法で1年が過ぎ、
不安が募り過ぎて不妊治療クリニックを予約した。

初の不妊治療クリニックに行った日、
生理が3日遅れていました。


内膜が少し分厚いと言われ、
まさかなー。
いや、3日くらい遅れることはあるからなー。
と思いながら、
帰りに人生初の妊娠検査薬を薬局で買い、帰宅。


恐る恐るやってみたら、
なんと陽性が出ました。


不妊治療クリニックに通い出した瞬間、
妊娠した。。
なんとも信じられない気持ちでした。


でも、まだ本格的に不妊治療を始めていなかった私は、
ちょっと浮かれてしまいました。


すぐに産科の予約を取り、
早く確認をしたい!!と思いました。


その産科の予約日の前日、
トイレで生理のような出血。

というか、普通の生理。


私は1人で「うそ!!うそうそ。。そんな。。」と声を上げ、大泣きしました。


丸一日泣きました。


妊娠検査薬は陽性だったので、
念のため受診しようと、
そのまま産科の初診を受けました。


もう気分は地獄。

赤ちゃんがいない確認をしに来た私は、
パンパンのお腹をした妊婦さんだらけの産科の待合室が、
しんどすぎました。


診察室の前で待っていると、
前から出てくる人が、看護師さんに「おめでとうございます!」と言われています。


はぁ。


それが、私の人生初の産科の思い出です。


不妊治療クリニックの卒業


不妊歴3年。
不妊治療クリニック通院、約1年。


人工授精5回、体外受精1回。


その体外受精で赤ちゃんを授かりました。


無事、先日不妊治療クリニックを卒業し、
産科の初診を予約。

今現在、待合室にいます。
とっても混んでいて、かなり待ちそうなので
noteを書き始めました。


不妊治療クリニックの卒業は、
感動的なものでした。

Dr.は男性医師と女医さん、2名で診てくれてました。
基本的には2人ともすごく優しく丁寧な先生です。

特に女医さんは、すごく波長が合って、何でも相談しやすく、大好きでした。


最近は、
内診が女医さん、診察が男性医師、ってパターンが多かったので、
女医さんとは内診でお別れだなーと思い、
内診が終わった所でご挨拶をしました。


女医さん「今日で卒業ですね!」
私「先生には本当にお世話になって、感謝しています。色々ありがとうございました!」
女医さん「いえいえ、特に卵管造影がきつかったですよねー良く頑張りましたね!またいつか会える日を楽しみにしています(^^)」
私「先生には、痛い治療でご迷惑おかけしました。。先生方のおかげで妊娠できました!もし2人目で悩んだら、すぐにこちらに伺います!」
女医さん「ぜひ(^^)」


ちゃんとお礼が言えてよかったーー
先生たち、忙しいから、
言えないで終わる可能性もあるかなと思っていました。


でも、私が妊娠できたのは、
紛れもなく先生たちの知識、技術のおかげです。

感謝してもしきれない思いを伝えたかったのです。


そして、診察。
やはり男性医師でした。

医師「無事に赤ちゃん大きくなってますね。」
私「本当にありがとうございます。妊娠できたのは先生たちの技術のおかげです。感謝しています。」
医師「いえいえ、これはお2人が頑張られたんですよ!旦那さんにもよろしくお伝えください。」
私「本当にありがとうございます。もし2人目で悩んだら、迷わずこちらに伺います!」
医師「ぜひぜひ(^^)本当に頑張りましたね、おめでとうございます。」


この先生、たまーに忙しい時は、
少し怖いと思う時あったんですけど、
基本的にはすごく優しい先生。


ほとんど、私の検査や施術は女医さんだったけど、
最後、胚移植の時は男性医師。
サラッと、全く痛みなく管が入り、
受精卵がチュっと注入され、
それで妊娠した。

この医師は、私の妊娠を最後に実現してくれた人。


ありがとうございます(T ^ T)


そして最後、
今後の流れなどの説明が看護師さんからされました。


妊娠時の注意点や、母子手帳の話、
紹介状の確認。


そして、看護師さんもニコニコ。
「本当によかったですね!!おめでとうございます!」


看護師さんにも、心からの感謝を伝えました。


そしたら最後。。
「これ、クリニックのみんなからです!」と、
お手紙をくれました(T ^ T)


一気に泣きそうになる私。。


開けてみると、
まず男性医師から一言。
そしてスタッフ一同から一言がありました。


先生たち、忙しいのに、
一筆書いてくださって。。
涙が滲みました。


ここのクリニックを選んで、本当によかったなーと思う瞬間でした。


不妊治療クリニックの卒業。
こんな晴れやかな日はありませんでした。


そして、卒業してみると、
不妊治療も悪くなかったな、という思いも湧いてきました。
そりゃしない方がいいに決まってますが、
不妊治療を通して、色々な感情が生まれ、
夫婦の絆は強まり、
赤ちゃんが欲しいと言う気持ちは最高潮に高まり、
そして夢が叶う。

なかなか手に入らないものって、喜びは何倍にもなります。

この喜びを味わうための3年だったのかな、
そーゆー運命だったのかな、と
思うことが出来ました。


2回目の産科


産科は大混雑。
かなり待っています。

(これ、出産予約できるのかな。。)


お腹が大きい人が、次から次へと目の前を通り過ぎていきます。

今は、私のお腹にも赤ちゃんがいる。
だから、大きいお腹の人は、将来の私。


心穏やかに見ることができます。


はぁ。
やっとここまできた。。


いつも通る道に、ここの産科の看板があります。
毎回見るたび、
「いつかここに行くんだ」と思っていました。


ついに、本格的に通い始めることができた。


感無量。
というか、まだ信じられない。


初診、良い先生に当たりますように。

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