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【2024バリ日記day2】クタの道、歩くべからず。(Fairfield by Marriott Bali Kuta Sunset Road→クリスナ→TRANSMART→bakmi GM)

昨日は寝たのが2:30頃だったので、しっかり寝ようと思いつつ、8時に目が覚める。まあ私にしてはめちゃくちゃ朝寝坊である。

朝食つきのプランではなかったので、どうしようかなあ外へ行こうかなあでも周りになにもなさそうなんだよなあ、と、悩みつつ、とりあえずプールサイドに出て写真の整理をする。プールアクセスの部屋、ほんとうに良い。

そうこうしている時に気づいた。あれ、サングラスが、ない。たしかに手荷物に入れていたはずのサングラスが、ない。こないだのソウル旅で買ったばかりなのに!もうほんとうに、私は旅先でものをなくしすぎである。

慌ててフィリピンエアラインにメールを送る。もう私、フィリピンエアラインに何度メールを送るんだろうか…。(こないだはロストバゲージのメール。)サングラス返ってくるかなあ…来なそうだなあ…。凹む。

私は旅は好きな方だと思うけれど、まじで、まじで、まじで、いいことばかりじゃない。ほんとうに何かしら無くすし(なぜかコートを無くしたこともある)、体調崩したこともしょっちゅうあるし、お財布を落としたことだってある。(でもこれは返ってきた。)当然、お金だってかかる。だけど、それでも旅に出る。不思議なことに。

念のため成田空港にもメールを送り、とりあえず、気分転換に朝食を食べることにする。もう閉店間際であんまり残ってなかったけど、でもリーズナブルなホテルにしては種類豊富で、フレッシュジュースもアイスアメリカーノ(最近の好物)も持ってきてくれて、良いレストランだった。

バリの人は、とにかく人懐っこい。人懐っこい、というのが、しっくりくる。朝食でもバーでもタクシーでも、みんなにこにこ話しかけてくれる。バリは人懐っこくて、ランカウイは親切で、ボホールはシャイ。

部屋に戻り、日焼け止めをぬりたくって、プールに入る。20メートルくらいあるなかなかいいプールなのに、泳いでいる人はほとんどいない。そういえばこのホテルの口コミを見たら、「私は入っていませんが、大きなプールもありました」というのをよく見かけた。私はプールに入るくらいしかやることないのだけれど、みんなプールに入らず何をしているのだろう。バリは海もそんなに泳ぎやすくはないし。

ゴーグルをつけて、500メートルほど泳ぐ。ほぼ貸し切りである。カップルが仲良く浮かんでいるほかは、誰もいない。日比谷のペニンシュラのプール並に誰もいない。ありがたく、がっつり泳がせてもらう。

30分程泳いでから、プールバーでピニャコラーダを飲む。普段ピニャコラーダとか飲まないけれど、南国では、飲む。ピニャコラーダである。南国は。

とにかく懐っこいバリの人なので、プールバーの店員さんだって懐っこい。一人で来た私に、holiday?work?と聞いてくれる。ちょっとだけ仕事もするけど、ほぼholidayだよ、と言うと、カメラを見て「フォトグラファーか?」と聞いてくれる。いやこれは趣味のカメラで、仕事はeditorだよと言うと、ぱっと明るい顔をして、僕のbrotherもeditorなんだよ!writerもしてる!なんとかという学校へ通ってたんだけど、知ってる?と聞いてくれる。残念ながら知らなかったけれど、自分の仕事を海外で理解してもらえるって、なんだかうれしい瞬間だ。

ほぼジュースみたいなピニャコラーダを飲み干し(ジュースだったのかもしれない)、泳いで部屋に戻る。泳いで戻るの、楽しい。

サービスだよ!と行って出してくれたナッツ。謎にうまい。

フィリピンエアラインとまたチャットのやり取りをし、両替をするために外へ出ることにする。(私たちにできることは、落としものを探すことではなく、空港のしかるべき機関に届け出を出すことです!!グッドラック!!みたいなことを言われる。相変わらず仕事がはっきりしているフィリピンエアラインである。)

1キロくらいのところに大きな両替所があるようだったので、お散歩がてら歩く。

…が、バリ(クタからちょっと離れたフェアフィールドホテルに泊まっている)の道は、まじで、まじで、まじで、歩くのに適していない。とにかく車とバイクが多く、信号はほぼなく、歩道はめちゃくちゃ狭い。そしてところどころ落とし穴がある。これ、死ぬわ。と、一人でブツブツ言いながら歩く。だいたい暑いし。何度か「タクシー?」と聞かれるが、とりあえず、道を覚えるためにも、目的地までは歩いてみる。歩いてみた結果、歩かなくていい。という結論を下す。これはランニングも厳しそうだ。

両替のレートは空港よりは良いけれど、でも全然とても良いわけではまったく、ない。もうこれは円自体がそうなのだろう。諦めてここで両替をする。なんせ今日は1ドルが160円までいったのだ。もうインドネシアルピーだって、円安で仕方ない。

さて、ここからスーパーまで歩くつもりだったけれど、この道じゃ無理だ。と、grabを呼ぶことにする。ちゃんと銀行の駐車場まで来てくれたし、2キロ先の目的地まで、150円くらいで送ってくれた。悪いことは言わない。grabろう。

で、スーパーと思ったそこは、巨大なおみやげ物やさんだった。

でもここめちゃくちゃ楽しくて、町のおみやげ物やさんで買うようなおみやげは、ほぼ全部揃ってると思う。そして、めちゃくちゃ安い。買うならここで買うのが良いと思う。子どもたちにポーチと、ちょっとだけアクセサリーを買う。どれも100〜300円くらい。あと、なんせサングラスをなくしてしまったので、1600円のふざけたサングラスを買う。かわいい。

一人旅なので、自撮り。なんか腕にシールを貼られた。ディズニーか?

今日のビールが買いたかったので、近くのスーパーまで歩いていくことにする。私はほんとうに懲りないのでまた歩いているのである。しかし、横断歩道が渡れない。渡るタイミングがわからない。めちゃ縮こまりながら、渡る。何度も言うけど、バリの道、歩くところじゃない。

足場の悪い道をひたすら歩くと、突如、ジェットコースターが見えてくる。ジェットコースター?わけがわからない。とりあえずここが、ショッピングモールらしい。こないだ『成瀬は天下を取りに行く』を読み切ったのだが、大津の西武もこんな感じだったんだろうか。いや、たぶん違う。

モールの中はめちゃくちゃきれいで、スタバもウエンディーズもあり、そしてきれいすぎるせいなのかびっくりするくらいに空いている。ボホールのショッピングモールはまじでめちゃくちゃ混雑していたので(特にレストラン)、ちょっと戸惑う。そしてきれいすぎて一向に食料品売り場が見当たらない。なんか最近のモール、日本もだけど、食料品売場がいつも見当たらない。ここもレストランとか雑貨とかのお店がどんっとあって、食料品は地下においやられている。おいやられた食料品売場をようやく見つけると、こっちはこっちでまた、信じられないくらい、空いている。ベトナムもボホールも、食料品売場はめちゃくちゃ混んでいて、レジで何分も待った記憶があるのだけれど、なんなんだ、私はマイナーなスーパーを選んでしまったんだろうか。

特に安くもないビンタンビール(250円くらい。日本よりちょっと安いくらい。)を4本ほどカートに入れ、あとはスナックと(普段食べないのに、ビーチリゾートにくるとやたらポテチが食べたくなる)、おいしいとネットで見かけたナッツを少し。プロテインドリンクを探したけどなかった。これはボホールもダナンも同じ。(ソウルにはありすぎるくらい、ある。)たんぱく質は朝食の卵とおかゆのチキンで取るのがよろし。

各国のヤクルトチェックは欠かさない

遅めの朝食というか早めの昼食というか以来なにも食べていなくておなかがすいたので、モールの中の「bakmi GM」という現地チェーンっぽいお店で「バクミ(バミー?)」とやらを食べる。

これ、初めて食べたけど、おなかがすいていたのもあってめちゃくちゃおいしかった。アジアのこういうチェーン店、ハズレなくおいしい気がする。(フィリピンは「イナサル」というチキンのお店がめちゃくちゃおいしかった。)

さて、普段なら余裕で歩ける距離にホテルはあるが、もう私は学んだので、スタバでアイスアメリカーノを飲みながら、grabタクシーを待つ。この運転手さんもやっぱり懐っこくて、どこから来たの?日本?英語上手だね!(上手なわけない)バリは初めて?何日いるの?ウブドへ行くの?あそこはいいとこだよ!ウブドまで3000円で送るよ!どう?え、もう予約してあるの?残念、よかったらこれ僕のカードだからなんかあったら連絡して!3000円で送るからね!ウブドまで!!と、いろいろ話してくれる。

夫がいるときは、こうやって話してくれた運転手さんに翌日も頼んだりすることが多いけど、これで嫌な思いをしたことはほとんどないので、一度乗って相性がよかったドライバーにまたお願いするっていうのは良い流れかもしれない。私は明日の送迎をもう予約しちゃってるので断ったけど。

ホテルに戻り、プールサイドでnoteを書き、少し泳いで、今日は早めに寝ることにする。それにしても子どもたちとねこは元気かな。もう一生ホームシックである。

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