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團菊祭五月大歌舞伎 夜の部 1

先日、歌舞伎座に行ってきました。

夜の部は「伽羅先代萩」「四千両小判梅葉」の二つ。幕間は35分間の1回です。ともに長丁場でしたが、何だろうか。。今までよりも面白くて時間が経つのが速く感じました。

大衆演劇を観始めたのが大きいかもしれません。

例えば、スーパー歌舞伎をリピートして観ていると、時々、古典歌舞伎が無性に観たくなるのです。その感じと似ています。

大衆演劇は生の音楽がほぼありません。初心者の私が聞いたのは、恋川純弥さんが演奏する津軽三味線や太鼓だけ。芝居も舞踊も録音の音楽です。

歌舞伎が贅沢なところの一つは、新歌舞伎と言われるものや新作以外、ほとんどが生演奏だからです。

役者に合わせて演奏する世界、
音に合わせて役者が動く世界。

義太夫狂言である「伽羅先代萩」を観て、語りと演技の妙を改めて新鮮に感じることができました。

また、「四千両小判梅葉」は、江戸の牢内の様子が面白く、以前観た牢名主役の左團次さんを想いました。風格があって「ここは牢内なのか?」と思うほど秩序のど真ん中にどっしりとした存在感でそこにいました。

それぞれ面白かったです。
まずは「伽羅先代萩」の感想を聞いてください。


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