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最新課題図書「遠くへ行きたければ、みんなで行け」概要と群れ研ミッション

久しぶりにしっかりした課題図書が設定され、しっかりめの目標が設定されました。みんなで協力して読んでいきましょう。

群れ研ミッションの内容

先月、伊予柑さんが主催したバーで、群れ研究員のらるさんがおすすめの本を聞いてきました。それがこちら。

よいコミュニティの作り方、コミュニティマネジメントはどうすればよいか、みたいな内容の本らしいです。この本を読んで問いを立てて、訳者を交えて議論しよう、というのがミッションの内容です。

発端はこちら
本を読んで問いを作ろう
群れ研でも問いを集めていこうと思います

どんな本なのかの概要

私もあわてて第一章を読んでみました。今の時代、伝統的な縦割りの会社みたいなカッチリした組織ではうまくいかなくて、みんなが自主的に参加するコミュニティをいかにうまく運用するかが大事だよね、というのは疑いの余地がないと思います。

でも、コミュニティをどうやって運用すればいいのかはよく分からなくて、立ち上げてみたけど全然うまく回らない、というケースは多いです。群れ研究所もまさにそんな感じで、どうやって群れをワークさせていくかで悩んでいるところです。

本書は、そうした悩みに答える、現実的な方法を示してくれるようです。それは決して簡単ではない、覚悟をもって取り組まなければいけない、というつらい現実を突きつけるものでもあるようですが。

以下に、本書が提示する10のステップを紹介します。

1.大義(Mission)と価値(Value)を作る
2.自分のコミュニティでのエンゲージメント・モデルを選ぶ
3.君自身が提供したい価値をきちんと言葉にする
4.ビッグロックス、確固たる塊を作ろう
5.オーディエンスを知り、理想のオーディエンス・ペルソナを構築しよう
6.導入路とエンゲージメント・モデルを設計する
7.四半期実施計画を建てる
8.成熟した状態や成功を測る指標を創造する
9.ケイデンス(律動)を実施する
10.自分のインセンティブマップを作成する

10のステップ

みんなも読んで問いを立てよう

問いの質を気にすることはありません。読んで疑問に思ったこと、気になったポイントなどをnoteでもslackでもラジオでもspreadsheetでもいいので、どんどん教えてください。いろんな人がいろんな視点で問いを出すことが、一番効果的に問いの質を深めてくれるのです。

皆さんの貢献こそが、群れ研に必要なのです。

つまるところ、伊予柑さんが最初に「イベントやろうよ」と言い出したことが「大義と価値の設定」であり、コミュニティの目標であり、実践そのものになります。群れ研究員が「何やればいいんだろうね」と毎週ラジオで悩んでいたものが一瞬で提示されたわけです。この企画力こそがコミュニティマネジメントには必要なんだろうな、と痛感した次第でもあります。

本書を読めば、私たちも立派な群れの支配者になれるのかな・・・。

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