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20110122 96回目の和声のレッスン~厳格バス課題続き

「とってもがんばりました!」という状態で持って行ったが、やはりそこは自分の基準、甘いのであった。
数やらなくていいから、丁寧にやってよ
と、もう何十回も言われていることを再度言われた。
どうしてこうも基準が低いのか。
やっぱ自分の「自分なりにがんばりました」が如何に通用しないか、というのがよく分かる。

この段階に来ると、もうほとんど普通の曲づくりに近いので、隠れ連続進行(実際は隠れてるワケでもなんでもないんだが)を見落としがち。
慎重にやらないと、ボコボコ修正が入る。
寝ながらやってたらダメでしょう(笑)
って、実際昨日の夜、寝ながら見直ししてたが。

今日教わったこと:
厳格バス課題というのは、対位法に近く、バロック様式にのっとっているので、A主題とB主題の始まりを明確にするために休符をうまく使う。

今までの和声の課題は、あまりリズムのことまで考えなくても良かったんだが、実際の音楽ってのは所謂「音楽の三要素」がキチンとしてないと成り立たないので、この段階になるとそこまで出来てないと×。
音を繋げればそれでいいのなら、シーケンサーで誰でも出来る。

持って行った曲、サワリの部分だけだったが、いちおう弾いて音を確認したハズなのに、寝ながら作ったため(爆)、改めて弾いて頂いて聴いてみると、まるで演歌のよう。
「こうしたい」と思ってなかったのに期せずしてそうなってしまう、あるいは思った通りに作れないというのは宜しくない。プロ失格。
「うん、この辺が確かに演歌やね~。演歌作りたいんだったら別にいいけど、そうじゃないもんねぇ。
師匠、半笑い。

しかしまあ、早く卒業したいというのと、終わるのが寂しいというのと、複雑な心境だわさ。
依存はいかんよ。でもね、もっと頑張ったら、一生モノの繋がりにもなるんだよ。
仕事が終わったら「こんなのやりましたよ!」とか報告出来るような、そんな関係。
今の状態じゃあ、これで終わったら本当に「ハイさよなら」だよね。寂しすぎる。

かつての師匠の教え子である、とある作曲家の方のブログを見て、そんなことを思ったのであった。