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春は別れと出会いが入り混じる季節

3月が激寒だったせいか今になって桜がようやく咲きました。
千鳥ヶ淵の桜が目に入った瞬間、様々な思い出が蘇ってきて涙が滲んできました。
思えば若い頃は桜を見ても何の感慨も無かったんですけどね。
桜を囲んで酒飲みながらどんちゃんやってる花見連中を見ては「ケッ!」と毒づいてました。

しかし10年くらい前から、この季節が待ち遠しくなりました。
「桜の木の下には死体が埋まっている」なんて話もありましたが、それも少し関係あるのでしょうか。もう二度と会えないあの人やあの動物たちのことを思ってしまうんです。
一瞬にして文字通り華々しく咲き乱れ、そして間も無く散ってしまう桜の在り様にも心が動くのでしょうね。

近所の大学の入学式帰りの大学生でごった返していました。眩しい未来が待ってるね。まだまだこの先何十回とこの桜を見られるよ。