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2020年の振り返り: 少し結果が生まれた1年

こんにちは!むらってぃーです。
今年も一年お世話になりました。

近所のマックでグラコロとキャラメルラテを嗜みながら、記事を書いてます。

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気付けば2020年はずっとコロナ禍の中で生きていて、ついにはその1年が今日で終わろうとしています。

早い!!


今年は周りの人に恵まれ、色々な助けをいただくことができ、去年よりも少しずつ結果がついてきた一年でした。

「やったことと、そこからの学びと課題」を中心に3つのトピックを取り上げ、思考整理をしながら振り返りの記録を残していこうと思います。

仕事中心の話です。


その1: インフラ基盤のリプレースを大事故なく完遂出来た

今年の前半はいくつかの案件を同時並行で進めていました。
そのうちの1つに「大手チェーンで導入済みのサービスの基盤を、ElasticBeanstalkからEKSに乗せ替える」というものがありました。

去年の10月から約7ヶ月でリプレースの準備から、本作業までを進めていました。

プロパー3名を中心として進めていて、私が担当させてもらったもの主に下記の通りです。

・AWS側のインフラ、Terraformベース構築(ネットワーク、EKSが乗る基盤、DNSなど)
・段階的なリプレースプランのベースを構成、実施
・ソフトウェア側の他の依存コンポーネントとの関係を解きほぐし、チームメンバーへのインプットに落とす

インフラ基盤構築ではTerraformを使い、ネットワークの設計からフロント用のCDN構築など、かなり幅広く担当させてもらえました。

特にネットワーク周りは経験が浅かったので、社内の色々な人にとにかく質問をしまくったり、ひたすらインプットを行って進めました。

コスト面とセキュリティ面から、チームで納得の行く方向性を導き出せたことは自分の中で大きな成長に繋がりました。

段階的なリプレースも初めてでした。
チームメンバーのOさん(KubernetesおじさんでありSRE的なすごい人)とペアになってリプレースのプランを構築し、私は特に下記のことに注意をしながら進めました。

・事故時にロールバックしやすいコンポーネントの分割単位、リリース順番
・E2Eのテストで行うべき範囲が切り分けやすいコンポーネントの分割単位
・なるべく無停止で段階リリースを行えるコンポーネントの分割単位

この辺りに注意して洗い出したプランに対し、最終的にはチームメンバーや、開発リーダーのMさん(各所マネージャーとエンジニアの橋渡し、メンバーのヒューマンマネジメント、各案件の最終レビューまで行っているすごい人)にレビューをもらう形になります。
開発リーダーは全体のスケジュールや、各分割リリースのステップに対する細かい調整を行ってくださり、私たちが技術的なところにフォーカスして進められる状態を作ってくださっていました。
そのため本当に進めやすかったです。

その上で、リリースごとに毎回リハーサルを1〜2回以上行い、さらにはロールバックのリハーサルまで必ず行うという形でした。
リハーサルの段階で、考慮漏れだった問題が浮き彫りになり、私個人や、チーム全体としての考慮漏れに気づけたりもしました。

慎重に進めていったことや、チーム全体の協力があったおかげで、事故なくリプレース全体を完遂することができました。
新卒時代に事故りまくっていたので、心の中で拍手が止まらなかったです。

そんな挑戦の機会を与えてくださったマネージャーや、技術的な成長の機会くださったメンバー、経験が浅いながらの私に一部を託して一緒に走ってくださったメンバーの皆さまに非常に感謝してます。

そこで見つかった私自身の課題には、まだ解決できていないものがたくさんあるので、来年頑張ります(白目

中での経験はブログを書いてたりもするので、良かったら読んでみてください。


その2: 自分が何をすべきかに頭を抱えた

主に今年後半の出来事なのですが、自分が何をすべきかあたりを中心に色々悩んでいた気がします。

洗い出してみるとこんな感じでした。

・自分がチーム、会社のためにできることは何か
・自分しかチーム、会社のためにできないことは何か
・リモートワークが中心の中で、どんなコミュニケーションを取るのが相互にとって仕事がしやすいか
・チームメンバーが相談しやすい状態を作るためには何を意識すべきか

まず自分しかできないことですが、強み的には若さくらいしか出てこなく...

しかし、アウトプットの場数はいくつか踏んでいたので、そこに若さを掛け合わせてみました。

一発目の社内LTやったり、懇親会自己紹介企画提案したり、テックブログ書いたりとか、プロダクト開発以外の部分でいくつかアウトプットを出してみたり。
社内LTや自己紹介企画に関しては、人事の方々が後に繋げてくださっているのもあり、自分なりに「流れを作る」ことに少しは貢献できたかなーという気持ちです。

こういった小さいことでも、手を挙げた時に背中を押してくださる人たちがいることが本当に嬉しいですし、とにかく感謝が止まらないです。

また、他のチームメンバーを巻き込んで、オンラインボードゲームやってみたり、技術キャッチアップのモブプロやってみたりとか、コミュニケーションの場を作ってみたりもしました。

オンラインボードゲームはとても良かったです。
オンライン飲み会だと、コンテンツが会話しかない上に、その時その時の瞬間に焦点を当てると、どうしても1対1の会話になってしまいがちです。
さらには、話に乗ることができない時間が長くなるにつれてさらに話しにくくなってしまうこと人が出てしまうことが体感的にありました。
しかしボードゲームだと、「マジかよ!!」とか、「えーそう来る!?」とか、何かしらみんな声を発するので、参加してる感が生まれます。
そしてボードゲームの仕組み上、1人1ターン必ず自分に焦点が当たるタイミングが来るので、みんな主役になることができます。

おすすめはボードゲームアリーナというサイトです。


チームメンバーが相談しやすい状態を作るにはどうしたら良いかは、今年中に答えは出せませんでした。
(心理的安全性が全くないというわけではなく、「今よりも良くするにはどうしたら良いか」に近いです)

自分がコミュニケーションの取り方を変えてみたり、チャットで絵文字を増やしてみたりとか色々試したのですが、体感的に変えられた感じはあまりなかったです。

とある先輩に「クローズドな場で腹を割って話すのは大事だよ!」ということを教えてもらい、そこから実行するなどをしたのが割と最近。
僕自身が殻を破れず、未だに結果を出すところまで行けていないところもあるので、もう少し継続的にやって結果を出すところまでやり切りたいです。

このトピックの最後になりますが、困った時の1on1や、悩んでいる時にご飯に誘ってくださったりなど、親身に相談に乗ってくださり、助けてくれる人たちがいる環境は、とても良い環境で素敵だなと...
本当にありがとうございます。
私は今の職場では現場経験がトップを争うくらい浅い方なので、こういった方々から知見やインプットの機会いただけることには感謝しかないです。

来年は周りへの恩返しも兼ねて、それぞれの人たちが求めているものをGiveできるように頑張りたいです。


その3: 発信のアウトプットで結果が出始めた

去年のアウトプット量に比べて、今年は量は少なめでしたが、いくつか結果を出すことができました。

今年頭で下記の目標を立てていました。

・大きめのカンファレンスで何か1つ登壇する
・数字として見せられるアウトプットを作る

まず1つ目ですが、今月である12月に行われたPHP Conferenceのレギュラーセッションでの登壇が叶いました。

最初はPyConでの発表を目標にしていましたが、ネタを作れずプロポーザルを出すところまで行くことすら出来ず...
後半になって目標を達成できずに諦めかけていたところでPHP Conferenceが残っていたことに気づき、なんとかネタを捻り出して2つプロポーザルを出すことに。

「通るかわからないけど、プロポーザルを出す限り可能性はゼロじゃないはず!」と出してみたら、とある日にメールで採択通知が来ました。
シンプルに嬉しかったので、メールにスターをつけてアーカイブをしました。

ちょっとだけ背伸びした内容でしたが、ここ2年くらい業務の中でインプットとアウトプットを続けていたテスト駆動開発の話をさせていただけました。

小さい場でしたが、今まで何度かアウトプットを行っていたおかげで当日も問題なく話すことができました。
ただ、スライド枚数と発表時間の見積もりを若干誤り、ちょっとだけ早口に。
見積もり力がまだまだ足りないです。

不安な面が大きかったので、社内でレビューをお願いしたのですが、色々と細かいアドバイスをいただくこともできました。
その過程を踏んで、より発表内容をブラッシュアップさせていただけたことは非常にありがたいです。

来年は今年よりもアウトプットの質の向上や自身のブランディングを行って、自分の広告が採用に貢献するくらいに頑張りたい気持ちです。

あとはもう少し入門的なところを外れ、ツラミのある話を織り交ぜて、社内のエンジニアにも「へー、そうなんだー!」と言ってもらえるようなアウトプットを作りたい...

次に2つ目ですが、以前から動画講座の受講者数が1500人を突破しました。
まだまだな数字ではありますが、少しずつ見せられる数字になってきた気がします。

ただこちらも割と入門的な内容が多めで価値としてはまだちょっと薄めなので、もう少し深い内容や、他の講座やサイトを見渡しても僕の講座でしか得られないような価値を発信できるようにしていきたいです。


以上が今年3つのトピックでした。

これらのトピックの中で、来年自分が解決していくべき課題や、より頑張るところが浮き彫りになったので、引き続きその辺をうまいことやっていきたいです。

全然関係ないですが、今は株式会社Showcase Gigというところで働いていて、飲食業界で一緒に働きたい方の募集もしてます。

もしプロダクトに興味を持った方がいらっしゃったら是非一緒に働きましょう!

記事も書き終わったことなので、眠っていたペーパーマリオを進めながら年を越そうと思います。


ここまで読んでくださりありがとうございました。
それでは良いお年を!

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