金のかかる趣味

酒も飲まずタバコも吸わず、ギャンブルもやらないくせにお金がたまらない男、むらまさ。
じっとしてるのが苦手で用事を作っちゃああちこち出掛けてるからなんですが、最近また新たにお金を使う趣味が出来てしまいました。
まぁあちこち出掛ける、の中の1パターンが増えたって感じなんですが。

これまでの「あちこち出掛ける」は、フェスやイベントを探して遊びに行く、もしくは友達と遊ぶ(自分が埼玉のド田舎住まい、友達の殆どが東京住まいなので、遊ぼうとすると結構な交通費がかかる)などがそれだったんですけど、今年に入って増えたのが「気軽に温泉行く」です。

割と「温泉行ったよ~」なんて事はnoteにも書いてるんで元からの趣味ではありますが、これまでの温泉は正月、GW、お盆などの連休が取れる時、普段は遊んでくれる友人たちもご家族で集まったりお出かけしてたりしてなかなか付き合ってくれないタイミングにしゃあない、一人で温泉行くか~で出かける事が多かったんですけど、ここ最近はと言うと


「あ、急に土日休みになった!温泉行こう」
「仕事がそんなに忙しく無いな…温泉行こう」
「休みの前日の仕事が午前中に終わったな…よし、これから温泉行っちゃおう」


って感じで滅茶苦茶気軽に出かけるようになってしまいました。
7週前の記事で、群馬の老神温泉に行ったってのを書きましたが、実はその後、3回温泉行っております。今年だけで4回、温泉宿泊をしております。


初回が記事に書いた「伊東園ホテル尾瀬老神 山楽荘」。

2回目が「天童温泉 ホテル王将」。

3回目が「BBHホテルグループ 津村ホテル」。

4回目が先週行った「伊香保温泉 とどろき」。


山楽荘は凄く古いホテルで、コンクリの壁はひび割れ、壁紙はあちこち剥がれ、ペンキもところどころはげてて、更にどんなに暖房を焚いてもバカ寒いと言う、施設としてのクオリティが高いとはとても言えないところだったんですが、その古さと不便さが逆に心地よくて、凄く楽しかったんですよね。一人で行ってボンヤリするには最適だったと言いますか。
温泉浸かるか部屋で布団にくるまってるかしか出来ないところでしたが、その日はゲームをやりたくてずっとポケモンやってましたかね、それしかできなかったしそれだけやってて誰にも何にも言われない環境が最高でした。
さらにそこの良いところは、建物の古さだけ有って、宿泊料が比較的安かったことですかね。
1万円程度だったでしょうか。まぁ人によっては高いと仰るかもしれませんけど、50間近の独身貴族、日々飲み歩いてるでもなく高い車も持っておらずで普通に働いてるおっさんには出しやすい金額ですね。
長期休暇中に行く温泉は、時期的にもクオリティ的にも高い宿を選びますけど、普段のふとした場面で行く温泉ではそこまでお金も出したくないですし、安くても山楽荘で得た満足感を味わえるかも、と思えば1万円くらいは出せちゃいますね。

山楽荘は、お正月休みに行こうとした温泉がタイミング合わず行けず、結果普通に仕事が始まった翌週に、普段は土曜も祝日も関係ない、日曜日しか休めないために連休なんて望めない業種なんですが、その時は現場都合で土曜日が休みになったしまい、稀な連休に遭遇、その際に急に思い立って「じゃあ正月のリベンジで」ってので行ったわけですが、その急に❝思い立って❞行っちゃう気軽さに、ついハマってしまいました。

2個目のホテル王将はちょっと違うんですが(山形に住むシングルマザーの友人が「整体行きたいから子供預かってくれ」と言ってきたので、2歳児と遊びたいのと、折角だから温泉入って帰ろ~と思って行った、その際子供に眼鏡を破壊された)、

3個目の湯村ホテルってのは、日曜日の仕事が午前中で終わり、月曜日はもともと代休を取ってゆっくりしようかなと思ってたため空いてて、「あ、じゃあ今日これから温泉行って一泊しちゃおう」と、本当に急に思い立って宿を探し、その時の現場が八王子で、そこから行きやすいところ、山梨とかいいかな~って感じで行きました。
山梨には大好きなラーメン屋で、「中華蕎麦うゑず」と言うお店があって、平日しかやってないところなのでそこに行きたかったのもあり、また山梨に行くとほぼ必ず寄る「ほったらかし温泉」っていう大好きな立ち寄り湯がありますので、その二つも大きな魅力で、ここしかない!という気持ちで飛んでいきました。
因みに、山楽荘から続く「思い立っていく温泉宿の条件」がありまして、まず「安い」、次に「夕食バイキング」、更に「和室」と言うのがあります。山楽荘で得た幸福感をなぞってるんですけど、津村ホテルの夕食バイキングはちょっとしょぼかったですね。山梨名物ほうとうが食べ放題だったのは良いんですが、おかずが少なかったです。お部屋は良かったですし、温泉も大浴場のほかに無料の貸切風呂も入れてとっても羽を伸ばせたので全然合格点でしたけどね、翌日うゑずも行けたし、ほったらかし温泉も楽しんだので総合的には満足。


そして先週ですね、2月から行ってる新しい工事現場、監督が「忙しいから早く来て!」って言うから行ったら、滅茶苦茶暇でして、「1日幾ら」と言う賃金形態では無く、「全体で幾ら」と言う請負仕事なために、暇な時期に現場に行っていても無駄に経費が嵩んで損をするだけなものですから、仕事空けちゃおう、でも従業員さんを休ませると日給月給の世界、家族持ってる職人さんがその日の収入無くなってしまうので、じゃあその日の賃金払うから会社で草むしりでもやってて~って日が2日あったんですが、まぁ僕は金払う方なので仕事はしないし、従業員としても「雇い主」である僕が居ない方が仕事しやすかろう、と言うわけで、温泉に出かけてしまいましたw

それが伊香保温泉とどろき、ってところ。
これも草むしりの日の朝に適当に調べて行ったところ、だったんですが、和室で夕食バイキング、安価なのは望み通りではあったんですが、適当に調べすぎて和室にトイレが無かったのはちょっと失敗したでしょうかw
バイキングのご飯もちょっとボリューム不足で、ご飯に関しては山楽荘以降、あんまり安価だと満足できないのかなぁって思いましたね。山楽荘もそれほど豪華なわけじゃないのですが、伊東園グループってところの共通なんですかね、しゃぶしゃぶ食べ放題みたいのもあって、まぁそれほど良いものでも無いんですが他の3つと比べると十分にボリューミーな食事で美味しかったので、そこは山楽荘が当たりだっただけかもしれません。1万円以下で食事も贅沢には出来ないのでしょうかね。
長期休暇中に行くそこそこお高い宿のバイキングは、地元の名産やらその場でシェフが作ってくれるオムレツ、その場で焼いたお肉などもあったりして豪華ですが、まぁ流石にそこまで求めるわけにもいきません。
でもまぁ、とどろきさんもお風呂に関しては、屋上の露天風呂から良い景色の風景を観れたし、温泉もなかなか良い泉質で気持ち良かったので、特に損はしてませんかね。

2024年に入って、およそ10週くらいしか経ってないんですけど、その中で既に4回も温泉に行くと言う、ちょっと贅沢すぎるお金の使い方をしている昨今でございます。

まぁ、連休が珍しい業種、再来週から急に忙しくなる予定なので(頼むぜオイ、早く仕事動いてくれないお後で激務になるぜ)、そうしたら日曜日は休めても月~土はお仕事ですから、もう温泉はいけません。
そういう先読みもあるから現状の空いてる時間に「今のうちに」と何度も行ってしまったと言うのもありますが、僕の場合そんなにお金貯めてても仕方ありません。仕事はしてないと落ち着かないワーカホリック、お金残しておく必要もないし、仕事はしなきゃ…と思っても行けばストレスがたまるし未だ慣れない社長業のプレッシャーもあります。発散する必要がありますし、必要な休暇、と自身に言い聞かせて、今後もまた急な連休などできたら、温泉に行きたいと思う事でしょう。

もうね、予定の無い連休、イコール、温泉!

って、頭の中で回路が繋がってしまっておりますw
やめるには、お金が尽きるか、他の予定を入れてそっちで満足するしかないので、温泉はいつでも行けます、他の予定を急募!と思いつつ。

また「気軽に行きやすい温泉宿」を探すむらまさでありましたとさ。


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