千畳敷カールでブチ切れる
5/2 旅の最終日
まず今回泊まった宿がとても良かったので紹介したい。
興味がない方はスルーしてください。
パートナーは
「アットホームな宿らしい」
「女将さんの手作りのご飯だろうから期待できないかも」
と言うので、合宿に使うような宿だろうか?
晩ごはんは肉じゃが?生姜焼き?と想像していた。
ところがどっこい私達の車が敷地内に入ったのを従業員の方が見るなり玄関でお出迎えしてくれるではないか。
受付まで進んでいくと、どう見ても雰囲気が立派な旅館なんですけど?
ゴールデンウィークとあってシングルの部屋を無理やり二人で泊まるプランで予約してくれていたのだが、天気がよくないお陰で?お客が少ないのでツインにグレードアップしてくれた!ありがとうございます✨
部屋の写真を撮るのを忘れたので、部屋から見える景色だけを。
晩ごはんの前に温泉へ。室堂で汗をかいたのでさっぱりしたい。
早太郎温泉という肌すべすべの泉質で満足。
晩ごはんは披露宴会場のような広い会場、出てくる料理がどうみても女将の手作り料理ではない(笑)
パートナーにどう見ても女将の手作りじゃないけど。ここ高いんじゃない?と聞くと
アットホームという言葉を自分で勝手に解釈して想像で言っていたことが分かった😇
女将と従業員の接客が素晴らしいし料理も美味しかった。サービスに対して値段が思ったより安かったので驚き。
ここはオススメしたい宿です。
ただ、千畳敷カール(中央アルプス)に行く目的以外何も観光するところがない感じなので、宿でのんびり過ごすという人ならいいかもしれません。
ちなみに宿に車を停めさせてもらえる上にロープウェイのバス乗り場まで送ってもらえました。
駐車場代を払わずに済みました。ありがたい!
(帰りは旅館の近くの停留所で降りればよいだけです)
ということで、ここから千畳敷カールのお話。
千畳敷カールもガスガスと思いきや
突然この景色が見えた。めっちゃいい天気😍
アイゼン、ピッケルは持ってきていたが、上まで登るつもりはなかったのでピッケルは車に置いてきていた。アイゼンは必要なさそうなので履かずに少しだけ散歩。パートナーは軽アイゼンを装着中だったので先に行くことにした。
十分満足したので引き返す。
パートナーが
「ピッケルは?」と聞くので
「持ってくるわけないじゃん。上に行かないんだから。私はもう戻るからね」
「もうちょっと先のあそこらへんまで行ってくるわ」
パートナーが戻ってきてから
ホテルのカフェでコーヒーを飲むつもりだった。
しかし、パートナーがなかなか戻ってこない。どうしたんだろ。
私はデジカメを取り出してズームして登山道をたどっていく。
するとパートナーがちょっと先どころではないところまで進んでいた。
は?どういうこと?
まさか上まで行くつもり?
信じられなかった。アイゼンでなく軽アイゼン、ゲイター履いてないし
レインパンツも履いてない。もちろんピッケルもない。
ピッケル持ってない?と聞いてきたけど、この人ピッケル使ったことないし雪山なんて今年やっと那岐山でデビューしたばかりなのに。
だんだん腹が立ってきた。
どうにでもなれという気持ちと
何かあったらどうすればいいのという思いが入り混じる。
たびたびデジカメで様子を見るけど腹が立って仕方がない(笑)
どうしようもないのでカフェでコーヒーを飲んで待つことにした。
悠長に撮影しているように見えるけど、心の中はソワソワ、ムカムカである。この絶景をみながらリラックスして飲みたかったのに。マジでムカつく。
無事に降りてきた。
私は「おい、ふざけんなよ👹」って怒ったのだが
このバカ男は謝ることもなく
「ロープウェイに乗る時間に間に合いそうだったから上に登った」
「くだりでおじさんに滑って降りたほうが早いよって言われたから
お尻で滑った」とヘラヘラ笑いながら話すのである。
全然笑えない👹
一人で勝手に判断して登るなんて。
登山の素人丸出しの行為、マジで許せん。しかも身内がそんなことするなんて恥ずかしい。
翌日になって今後同じことしたら、二度と一緒に山に登らないからと言ったけど
人の話、聞いてなさそう😇
以前から山友と違いペースを合わせてくれない人なので、これなら一人で登ったほうがリラックスできるわと何度も思ったことがある。
本人は満足しているが
私はモヤモヤしながら終わった。
今度、山旅に行くときは一人で行こうかな🙄
山よ、ありがとう。
長野、最高。
夏〜秋に長期滞在したい🥺
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